老後の類語~代用しやすい実践的な多くの表現を意味と共に解説

類似の言葉を調べるときに、単に類語辞典を調べると、関連する言葉が出てくるだけで、ひとつひとつの意味は、直ぐには分かりません。

また、単に類似する言葉が出てきますので、代用できる言葉を探したい場合には不適切な言葉も多く含まれてしまいます。

更に、実用上ではあまり相応しくない表現も含まれるため、却って分かりづらい一面もあります。

老後の実用的な類語をまとめた

ここでは、そんな問題を解決するために、老後に相当する類語について、代用しやすい言葉に焦点を当てて、ひとつひとつの言葉の意味の解説を含めて多くの言葉を網羅しました。

スポンサーリンク

老後の意味とその類語

老後とは、言葉の通り「老いたのち」のことを意味します。

従って、老いたのちの「時間的な期間や年数」などの時期を表しますので、類語として老後の代わりに使おうとすれば、時期を意味する言葉にすべきです。

しかし、一般の類語辞典では、単に関連する言葉を挙げるだけなので、時間的な意味から大きく外れる表現も含まれてしまいます。

その結果、代用の言葉を探す目的としてはあまり適切ではなく、不要な言葉が邪魔になって、調べるのに手間取ります。

以下では、これらの問題を解決するために、老後の代用の言葉を端的に分かりやすく示します。

老後の類語を大別すると5つ

まず、老後の類語を大きく分類すると、下記の5つに分けられます。

(1)人生の後期
(2)年齢を重ねた後
(3)老いた後の時期
(4)残りの人生
(5)退職したあと

(1)人生の後期」は、人生という時間における後ろの方を意味する表現です。

(2)年齢を重ねた後」は、年齢を積み重ねた結果として高齢になったことを意味する言葉です。

(3)老いた後の時期」は、老いたことで迎えた年代を意味する表現です。

(4)残りの人生」は、一生において残った年数が少しであることを意味する言葉です。

(5)退職したあと」は、わりと高齢に至ってから仕事などをリタイヤする意味の言葉です。

(1)~(4)については、実際は同じような意味ですが、それぞれが持つ趣やニュアンスは微妙に異なります。

また、単なる言葉の定義としては、老後には(5)のような「退職したあと」を表す意味はありません。

しかし、実際には「老後」を「退職後」の意味として使うケースは非常に多く、とても頻繁に用いられています。

では、具体的な類語を(1)~(5)の5つの項目に分類して示します。

上記の5項目に分類しにくい言葉も、最もふさわしいと思われる分類に含めて示します。

老後と類似の言葉

(1)人生の後期

ここでは、人生という時間における後ろの方を意味する表現を挙げます。

【晩年】(ばんねん)
人生の終わりの方の時期を表します。一日を朝昼晩とすると、晩はその終わりに近い時を表しますので、晩年と言えば「一生において終わりに近いころ」の意味となります。結果として、年老いてからの時期に相当します。

【晩節】(ばんせつ)
人生の終わりのころを意味し、晩年とほぼ同じ意味です。晩は一日の終わりの方ですから、時間経過の区切り目を表す「節」を用いることで、「一生の終わりのころ」の意味になります。老いたのちの意味も含みます。

【晩歳】(ばんさい)
これも、晩年とほぼ同じ意味です。一日の終わりを意味する「晩」と、年月や歳月など時の長さを表す「歳」を用いた言葉ですから、「人生の終わりのころ」の意味となります。当然、年老いた時の意味も持ちます。

【晩暮】(ばんぼ)
晩暮の晩は、一日(朝昼晩)の後ろのほうの意味、暮は、ある時期の終末の部分を意味することから、晩暮は、人生の週末の時期の意味になります。晩年や老年などと同じような意味になります。晩暮には、夕方や夕暮れの意味もあります。

【暮歯】(ぼし)
暮歯の暮は、前述のようにある時期の終末の部分を意味し、歯(の漢字)には齢(よわい)や年齢、としの意味があります。従って、暮歯の意味は「年齢において週末の部分」という意から、晩年や老年などと同じような意味になります。何で「歯」に年齢の意味があるのか不思議な感じもしますが、これは、歯が年齢によって生滅することによります。

【暮年】(ぼねん)
暮年の暮は、上述の通りある時期の終末の部分を意味し、年は一年やとしを表しますので、暮年は人生における終わりの方の年齢の意味になります。晩年などと同じ意味になります。

【晩期】(ばんき)
晩期は、一日の終わりを意味する「晩」と、ある一定の期間を意味する「期」とで作られた熟語ですから、晩年の時期という意味になります。晩年と言うだけでも人生の終わりの方を意味しますが、「期」を用いることで「時期」という趣がやや強い感じになります。なお、晩期は一生を対象にするだけではなく、物事や時代などある一定の期間に対して末期である、終わりの時期であることを示す場合にも使います。

【末年】(まつねん)
末年の末は、ある期間の終わりの方の意味、年は文字通り一年やとしを意味しますので、末年は、人生のおわりのころの意味になり、ばつねんとも読みます。特に、最後の年のことを意味する場合もあります。また、人生に限らず、特定の期間や時代の終わりのころの意味でも使われます。更に、末年はすえの世や後世の意味も持っています。

【末節】(まっせつ)
末節の末は、前述のようにある期間の終わりの方の意味で、節は時間経過の区切り目を意味しますので、人生の終わりの方の時期のことを表し、晩年や晩節と同様の意味になります。但し、枝葉末節のように、物事の本質でない部分という別の意味でも使われます。ばっせつとも読みます。

【後半生】(こうはんせい)
文字通り、人生の半ばを過ぎたのちのことを意味します。従って、一般に老後が意味する時期よりも少し若い時期からも含むことにないます。後半生以前のことを、前半生(ぜんはんせい)と言います。

(2)年齢を重ねた後

ここでは、年齢を積み重ねた結果として高齢になったことを意味する言葉を挙げます。

ここに列挙する類語の多くは、単に年をとっていることを意味する言葉なので、時期を示す表現・言い回しにする必要があります。

【高齢】(こうれい)
高齢は、文字通り年齢が高いことですから、年を取っていることを意味しますので、年老いていることや老年であること、或いは老齢などと同意となります。老後は、老いて後という「時期」を表しますので、高齢と表現しただけでは類語としては馴染みません。期を付けて、高齢期とすれば、老後の代わりの言葉としてつかえます。

【年嵩】(としかさ)
年嵩の年は年齢のこと、嵩には高い意味がありますから、年齢が高いこと、即ち高年齢であることを意味します。年嵩は、老後のような時期を表す言葉ではありませんから、「年嵩となってから」のように時期を示す表現が適切です。なお、年嵩には、単に他の人よりも年上であること、年長であることの意味もありますので、用いるときには注意が必要です。

【高年】(こうねん)
高年の高は高いこと、年は年齢のことですから、年嵩と意味合いは似ていて、年齢が高いこと、高年齢であることを表しています。この言葉にも、老後のような時期を表す要素はありませんので、老後に代わる表現をしたい場合、「高年となってから」など、時期を表す言い回しにする必要があります。

【高年齢】(こうねんれい)
これは、上記の高齢や高年と同じで、年齢が高いことを意味します。老後と同じような意味で使うためには、「高年齢の時期には」など、時期を表現する使い方にする必要があります。

【高寿】(こうじゅ)
高寿の高は、高い意見で、寿には長生き、長命、長寿の意がありますから、高寿も長生き、長命、長寿の意味となりますが、高齢の意味も持っています。老後の類語として用いる場合は、「高寿の身となってから」など、時期を表すような表現をすべきです。

【熟年】(じゅくねん)
熟年の塾とは成熟の意、年とは年齢や年代の意味ですから、熟年は一生において成熟した年代のことを指します。熟年は、わりと最近になって生まれた言葉で、当初は老年の年代で使われることが多かったのですが、最近では、中高年の意味で使われるようになっています。従って、熟年と言えば、どちらかと言えば初老の時期の趣があります。

【年寄】(としより)
年寄の年は、年齢の意で、寄には数が加わる、多くなる、重なると言った意味がありますので、年齢が多くなる意味から、年をとった人、高齢の人、老人などの意味を持っています。年寄は、単に高齢であることを意味しますので、老後の代わりに使う場合、時期を意味する表現にする必要があります。
なお、年寄は武家社会の重臣、江戸時代の特定の職に当たる人、大相撲の特定の立場の人を表す言葉としても使われます。

【年輩】(ねんぱい)
年輩は、年齢(とし)の程度を表したり、年齢が上(年上)であることを表したりもしますが、世間に慣れた年代である中年以降の年ごろの意味もあります。従って、老後が意味する年代よりも少し若い年ごろも含みます。年輩の代わりに、年配という漢字も使われます。

【シニア】(しにあ)
シニアは英語でseniorと書き、もとの意味は「年上」ですが、そこから上級者や上級生の意味ももっています。日本語としてカタカナで「シニア」と記述して用いる場合も、同じように年上や年長者を指したり上級者や上級生の意味もありますが、単に高齢者を意味することもあります。特に、和製英語であるシニアエージは第二の人生に取り組む老人の年代を指し、高齢者向け集合住宅としてシニア住宅という名称も定着するなど、日本では高齢者を指してシニアと呼ぶケースが多くあります。和製英語であるシニアエージは、老後の意味に近いと言えます。

(3)老いた後の時期

ここでは、老いたことで迎えた年代を意味する表現を挙げます。

ここで挙げる類語は、年代や年ごろ、年齢層の意味合いを持つ表現が多いので、そのままでも老後の代わりに使いやすい言葉です。

【老年】(ろうねん)
老年の老は老いること、年は年ごろのことですから、老いて衰えが出てくる年ごろのことを意味します。特に、精神的にも肉体的にも老いが目立つ時期のことを指します。

【老年期】(ろうねんき)
老年期は、上記の老年に「期」を加えた言葉で、老化によって心身ともに衰えていく時期のことを指します。老年よりも、時期が強調された表現です。

【老齢】(ろうれい)
老齢の老は老いる意味、齢はとしや年齢のことを指しますので、老齢は年をとっていることを表します。老齢や高齢の意味と同様です。老齢は、単に高齢であることを意味しますので、老後の代わりとしては、老齢期などと表現すべきです。

【衰年】(すいねん)
衰年の衰は衰える、年は年齢や年代ですから、衰年は衰える年齢・年代の意味で、老年や衰齢などと同様の意味になります。

【衰齢】(すいれい)
衰齢の衰は、衰え老いること、齢は年齢の意味で、年をとることの意味もありますが、衰えて老いる年齢の意味もあります。従って、老年や衰年、頽齢(たいれい)などと同じような意味になります。

【老歳】(ろうさい)
老歳の老は、老いる意、歳は年や年齢の意ですから、老いる年齢のことを意味します。老年などと同じような意味です。

【老い次】(おいなみ)
老い次(おいなみ)の老いは老いること、なみは次の漢字を使いますが、次には”並ぶ”意味があり、並(な)むから転じたものです。つまり、老い次は、”老いに並ぶ”、即ち年を取ることを意味します。また、年を取った境遇である老境、老年の意味も持っています。

【老来】(ろうらい)
老来の老は老いること、来には「来たる」とか「以来」の意味があります。老来は、老いが来たるという「年をとること」を表す名詞としての意味と、老いて以来という副詞としての意味があります。老後の代わりとして用いるのであれば、副詞として「年をとってからこのかた」とか「老齢に至ってから」の意味として使うのが自然です。

【老境】(ろうきょう)
老境の老は老人、境は境遇や境地の意味ですから、文字通り老人の境遇の意味となりますが、同時に、老いて衰えが出てくる老年の意味もあります。境遇など、老人の置かれている環境や状況を強調したい場合に適した言葉です。

【初老】(しょろう)
初老は、漢字の通り、老年の初期の年ごろを意味します。中年を過ぎた老年に入りかけた頃ですから実際の年齢層は曖昧です。老後という言葉が意味する時期と比べると、少し若めと言えます。初老は、もともとは40歳の異称として使われて来ました。

【中老】(ちゅうろう)
中老は、文字通り、老年の中期の年ごろを意味します。老年に入ってからしばらくした時期で、それほど老いてはいない年代と言えます。

【極老】(きょくろう)
極老は、文字通り極度に老いていること、非常に年をとっていることを意味します。また、そのような高齢者のことの意味もあり、極老人とも言います。極老は、きょくろうの他に、ごくろうという読み方もあります。

【頽齢】(たいれい)
頽齢の頽には、くずれる、衰える、勢いがなくなると言った意味がありますから、頽齢は心身ともに衰える年代のことを指し、高齢や老齢などと同様の意味になります。

【耄期】(ぼうき)
耄期の「耄」という漢字は、年老いた人の称の意味があり、老いぼれた意味を持ち、具体的な年齢として、七十歳、八十歳、九十歳の老人を指します。従って、耄期はおいぼれた年齢であること、老齢であることを意味します。衰えが進んで老いぼれたことを強調したい場合に適した表現です。

【オールド】(おーるど)
オールドは英語のoldから生まれた言葉で、語源は古いとか昔の、年老いたなどの意味があります。オールドエイジ(old age)といえば、老年、老齢の意味になりますので、「オールドエイジになってから」のような表現をすれば老後の代わりに使えます。

【シルバー】(しるばー)
シルバーは英語のsilverで銀の意味ですが、日本では高齢者を指して使う習慣が根付いています。例えば、シルバーエージ(和製英語)と言えば高齢者層や老年層のことを指しますし、シルバーカー(和製英語)と言えば、高齢者用の歩行補助車を意味します。シルバーシート、シルバー産業、シルバー人材センターなども日本で生まれた高齢者の意味を含む言葉がたくさんあります。

(4)残りの人生

ここでは、一生において残った年数が少しであることを意味する言葉を列挙します。

残りの人生という期間を表す表現なので、老後の代わりの表現としてそのまま用いやすい言葉だと言えます。

【残年】(ざんねん)
残年は、「残った年」ですから、死ぬまでに残された年、臨終を迎えるまでの残りの年齢の意味になります。余生と同様の言葉です。

【余命】(よめい)
余命の余は、あまった、残ったの意味、命は生きている間、生涯、一生の意味がありますから、余命は残りの生涯という意味になります。余生や残念などとほぼ同じ意味がありますが、余命の場合は残された命という意味合いがありますので、命を惜しむような思いが他よりも強く表れます。

【残生】(ざんせい)
残生の生は、命や生命の意味ですから、残生は残された生命、残り少なくなった人生の意味になります。余生や残年と同じような意味です。

【余生】(よせい)
余生の余は、余った、残りの意味で、生は生命、生涯、人生の意味ですから、余生は残された生涯、残りの人生という意味になります。余生という表現は、余命などよりも残りの人生を前向きにとらえる趣があります。

【余年】(よねん)
余年の余は、余ったとか残りの意味で、年はとし、年齢の意味がありますから、余年は残された年齢、残りの寿命の意味になります。余生や残年などと同様の意味です。

【残涯】(ざんがい)
残涯は、文字通りに捉えれば、残された生涯の意味です。しかし、残涯の涯の字には、かぎり、はて、いちばんはじ、おわりの意味がありますから、残り僅かな命、残された少ない人生のように、余生が限られている趣を持ちます。

【余齢】(よれい)
余齢は、文字通り余った年齢のことですから、これから先の残された人生、つまり余命や余生などと同じような意味になります。

【残喘】(ざんぜん)
残喘は、残り少ない命であること、余命のほとんどない生命のことを指し、残生と似た意味になります。残喘の喘は、喘息(ぜんそく)の喘で、あえぐとか、短い息づかいをすることを意味します。残喘には、「残りの息」という意味があり、そこから残り少ない命という意味で用いられるようになっています。なお、残喘は、自分の年齢を謙称する場合にも用いる言葉です。

【残齢】(ざんれい)
残齢は、言葉の通り、残された年齢のことで、残り僅かな命を表す余命や残年などと同じ意味になります。

【残暦】(ざんれき)
残暦の残は、残り、余りの意で、暦はこよみのことですが、年代や寿命の意味もあります。残暦は、その年の残り僅かな日数のことを指すのが一般的ですが、残齢と同じく、残り僅かな命の意味も持っています。

(5)退職したあと

ここでは、高齢に至ってから仕事などをリタイヤする意味の言葉を挙げます。

どの類語も、退くことを意味している言葉ですから、言葉の後ろに「後」を付ける(例えば「退職」→「退職後」)と、老後に代わる同等の表現になります。

【退職】(たいしょく)
退職は、文字通り職を退くことで、勤務している職を辞めること、現職から退くことを意味します。退職は、老いてからとは限りませんから、老後をそのまま退職後のように言い換えることはできませんが、高齢に伴って退職するのであれば自然に置き換えて表現できます。

【定年】(ていねん)
停年は、文字通り定められた年齢という意味で、社内規則などに定められた年齢に達したことを理由に職務を退かせる年齢のことを指します。公務員などが法規に定められた年齢に至って退官させられる年齢も同様です。定年の代わりに停年という漢字も使われます。職を退く意味で老後と使う場合では、定年後と言い換えても自然なケースは多くあります。

【退社】(たいしゃ)
退社は、勤めている会社を退き辞めることを意味します。必ずしも老いてから退職するとは限りませんから、退社後をそのまま老後の代用にできない場合もあります。なお、退社には、その日の勤務を終えるという別な意味もあります。

【退老】(たいろう)
退老は、言葉の通り、老いて退くことですから、年老いて職務を退くことを意味します。従って、退老後と言えば、老後と似たような意味になります。

【引退】(いんたい)
引退は、職業などの役職や役目、地位などから退くことを意味します。また、スポーツなどの現役時代から退くことの意味もあります。引退する時が高齢であれば、老後の代わりに引退後を用いてもあまり違和感はありません。

【隠居】(いんきょ)
隠居の本来の意味は、官職を退いて家に籠居することでしたが、その後戸主が生存中に家督や財産を相続人に譲渡する家督相続の意味で使われるようになりました。従って、官職や家業から離れて静かに暮らすことを意味しますが、例えば「会長のポストを次世代の者に譲って隠居する」など、官職や家業に限らず使う場合もあります。一般に隠居するのは高齢ですから、立場と年齢によっては老後と言う代わりに隠居後と表現できる場合もあります。

【隠退】(いんたい)
隠退の隠は、「隠れる」ことですが、人目から身を隠す意味がありますので、隠退は、人から目立たないところに退くという意味になります。実際には、社会的な第一線から身を引くことや、世俗を避けて閑居して静かに暮らすことを意味します。退隠と同様の意味になります。

【退隠】(たいいん)
退隠は、隠れ退く意があり、具体的な意味としては、上記の隠退と同じような意味になります。職を退くなど活動の一線から退いて、世間から離れて暇な身分となって過ごすことです。

【退任】(たいにん)
退任は、字の通り任務を退く意で、仕事上の役職や任された任務、何らかの役目などから降りてそこから身を引き退くことを意味します。高齢に伴って退任するのであれば、老後の代わりに退任後という表現を使うのが相応しい場合もあります。

スポンサーリンク