老後に旅行三昧を考えている人も多いと思います。
せっかく旅するなら、人気のあるスポットに行こうとするのは自然です。
しかし、敢えて人気の無いスポットを強くおすすめします。
それは、人気のない場所に行くだけの大きなメリットがあるからです。
目次
老後は旅行三昧を
私自身、老後には思いっきり旅を楽しみたいと考えています。
老後にやりたい趣味は多いのですが、やっぱり旅行が一番です。
その理由は1つ。
現役時代には持つことができなかった、自由な時間がたくさんあるからです。
「旅を楽しみたくても時間が取れない。」
「時間を取れても仕事で旅程が制約される。」
「旅行に行けるのは混雑時期だけ。」
これが、現役時代に行く旅行の限界です。
だから、時間を自由に使える老後こそ、旅行三昧すべきと思うわけです。
人気スポットは本当に魅力があるのか
で、誰もが考えるのが、
「人気スポットに行こう!」
との思いですね。
でも、人気スポットって本当に楽しいでしょうか。
私は、あまりそうは思いません。
なぜかと言えば、旅行を楽しくするためには、
「どこを目的地にするか」
ではなく、
「なにを目的にするか」
だからです。
以前、「型にはまった旅行・観光地を観るだけの旅はとてもつまらない」という記事にも書きましたが、旅行ガイドに当然のように掲載されるような場所は、実際に行くと、
単に写真で見たものがそこにあるだけ
ただ、”人気のある場所がそこにあるだけ”に過ぎないのです。
なんで、人生経験が豊富となった熟年者が、わざわざありきたりの場所に行く必要があるのでしょうか。
本当に自分にあった旅行先を模索してこそ、楽しめる旅行ができるのです。
あえて人気の無いスポットをおすすめする理由は
では、本題です。
私が、あえて人気のないスポットを強くすすめる理由は3点です。
具体的な理由として、人気スポットのないスポットは、
(1)旅費が安価となる
(2)混雑を回避できる
(3)前向きな旅行になる
からです。
では、これら3つをもう少し細かく見てみます。
(1)旅費が安価となる
一般に、需要が高いと高額となり、需要が低いと安価になります。
これは、市場の原理ですから、旅費の面でも同じことが言えます。
人気スポットは旅費も高額傾向にあるのです。
老後は、収入が限られますから、旅行三昧をしようとすれば、気にすべきは旅費。
必要以上に浪費することは避け、むしろその分だけ、旅行の日程を長くしたり、行く回数を増やしたりした方が充実します。
無理に人気スポットにはこだわらず、より中身のある充実した旅行を目指しましょう。
(2)混雑を回避できる
観光地でも行楽地でも、人気のあるスポットは、混雑するものです。
誰しも、
「混雑していて却って疲れた」
という経験があると思います。
「もう少しくつろぎたかった。」
「もっとのんびりしたかった。」
「しっかりリフレッシュしたかった。」
混雑が原因で、残念な思いを抱いた経験がある人もいることでしょう。
せっかくの旅行ですから、楽しみ切ることが大切。
混雑は、楽しい旅行の大敵です。
しかも、年老いてからの旅行の場合、混雑は身体にも大きな負担になります。もし、待たされることがあれば大きなストレスにもなるでしょう。
また、混雑していると宿泊先や観光施設などで対応が雑になりがち。
逆に、混雑していないと、余裕がある分だけ、丁寧な対応をしてもらえるものなんです。
人気の無い場所を選べば、混雑を避けられ快適な旅行になります。
(3)前向きな旅行になる
あえて人気のないスポットを選ぶ3つ目の理由がこれです。
人気スポットの場合、旅行者を取り込もうとする競争が激しい分だけ、既成の旅行プランの類が多く生まれます。
その結果、「与えられた旅行」になる傾向が強く、受身の旅になってしまいます。
知らず知らずのうちに「自分で創り出す旅行」ではなくなるのです。
本来、旅行は楽しむものですから、積極的に自分で創り出す旅行こそが醍醐味。
レールの敷かれたプランを満喫するのも、確かに1つの楽しみ方です。
でも、十分な時間が取れる老後だからこそ、自由に行動が取れる自分なりのプランにしましょう。
人気のないスポットだからこそ、却って、プランに縛られない前向きな旅行にできるものなのです。
おすすめはテーマを軸にした旅行
ここまで読んで、人気のないスポットをすすめする理由が、理解して頂けたと思います。
とは言え、人気スポットは、それなりに魅力がありますから、否定するつもりはありません。
老後は自由な時間が多いので、うまく計画すれば、旅費も安く抑えられ、混雑も避けることができます。
また、人気スポットでも、前向きな旅行はいくらでもできます。
しかし、“人気スポット”と言う目隠しによって、”楽しみ切る”という本来の旅行の目的を、忘れてしまいがちなのです。
では、楽しみ切るために何が大切かと言えば、旅行にテーマ性を持たせること。
換言すれば、何かのテーマを軸にした旅行にすることです。
例えば、食べ歩きが好きなら、足を運んだ地の郷土料理を楽しむのがいいでしょう。
また、温泉が趣味なら、色んな温泉街を訪れて、外湯を巡り歩くのも面白いですね。
これらは一例ですが、人により趣味や趣向、志向が異なりますから、行き先で何をすれば楽しめるか、自分なりに考えてテーマを決めて旅行するのがいいでしょう。
何らかの目的やねらい、目当てを定めて、そのターゲットをテーマに行動するのです。
テーマを軸にすれば、漠然さは自然と無くなり、より充実した旅行になります。
人生経験を豊富に積んできた老後だからこそ、何かのテーマを軸にして、内容の濃い充実した旅にしましょう。
キーポイントは、「自分で創り出す旅行」ですね。
夫婦で一緒に行くのがおすすめ
また、老後に旅するなら夫婦で一緒が一番いいですね。
長年、連れ添った相手ですから、最期まで添い遂げたいもの。
人生100年と言われる時代ですから、長く続くのも老後生活。
夫婦二人の生活が続くのですから、二人で一緒に旅行をして、充実した余生を送りましょう。
二人で行動する中に、現役時代に忘れてきたものを取り戻すこともできます。
独り身なら一人旅や友人と共に行くことになるでしょうが、夫婦二人で老後生活を送っているなら、ぜひ、旅行も二人一緒が断然おすすめです。
老後こそ日程決めが極めて重要
さて、老後に旅行三昧を考えるなら、旅行の日程決めは極めて重要です。
日程によって旅行の費用が大きく変わるからですね。
老後は、自由に時間を選べますから、できる限り安い日程を選ぶのです。
具体的には、土日祝を避けること。
可能なら、前後の月曜日や金曜日などもやめた方がいいですね。
更に、年末年始やお盆、ゴールデンウィークやその前後もよくありません。
いずれも費用が掛かる時期だからです。
老後は時間が自由な点が最も有利な条件。
だから、平日の中でも土日から離れた、火水木をベースに考えるのがベストです。
何と言っても旅行代金が全然違うのです。圧倒的な差です。
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そして、日程によってどれ程、金額が変わるか比較してみましょう。
平日の方が圧倒的に安く、プランの選択幅も広いことが分かると思います。
だから、時間に自由がきく老後は、絶対に安い日程を選びましょう。
じゃないと損ですし、混雑なんかも差が大きいです。
ちなみに、子供が休みとなる夏休み、春休み、冬休みの時期も相場が高くなります。
料金って日程で微妙に差がありますから、じっくり時間を掛けて比較して決めましょう。
「料金設定って日取りによって、こんなに差が出るんだ!」
ってことを、色々見てみると、よーく分かると思います。
ぜひ、比較して賢いプランを選びましょう。
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