文章作成能力は誰でも磨けば必ず身に付く!
ブログを始めようと思ってから気になることが1つありました。
それは
「果たして自分にはうまい文章が書けるだろうか」
という懸念でした。
というのは、私はド理系でして、国語の成績と言えばたびたび赤点、学年最下位なんてこともありました。
それほど国語が苦手で、当然、文を書くなんて苦手中の苦手でコンプレックスみたいなものすらありました。
しかし、ある時、気付いたのです!
職場で、文書作成の指導をしている自分自身がいることに。
実は、職場の部下に凄く文章を書くのが下手な人がいて、同じ部署の中でも評判になるほど文章が下手で、メールのタイトルとメール本文の内容が一致しない文章を何の問題意識も無く平気で書いてしまうほどなのです。
他にも、結論や要点が分からない、一番大事な情報が欠けている、表現が感想文になっている、文章の一貫性がない等々挙げればキリがない程です。
その時、私が指導した箇所は文書全体に及びますが、1つ1つ
「ここは、このように説明しないと事情を知らない相手には伝わらない」
「この表現は、読み手の状況を考慮していないから不適切」
「この内容は、真っ先に伝えるべき情報なので文の冒頭に書くべき」
「この文章を入れないと、読み手は違う解釈をして誤解を招く可能性がある」
「この用語を使うと、対象が何であるかが不透明になってしまう」等
整然と理論的に説明している自分がそこに居たのです。
あれ?文章が苦手なハズの自分が、人に対して文章の指導をしている。
振り返れば、入社以来二十余年、数々の業務において、様々な文章を作成してきました。
報告書、提案書、議事録、連絡書、論文、その他業務上のメールのやり取りは日常茶飯事ですし、始末書を書いたこともありました。
1つ1つの業務をこなしているうちに、知らず知らずのうちに、文書作成能力が身について来ていたのです。
そしていつしか、人に文章の指導をすることができる位のレベルになっていたのだと気付いたのです。
よーっし!自分でも必ずできる。
ふつふつと自身が湧いてくるのを感じました。
もちろん、ブログの記事は一般的なビジネス文書とは違います。
しかし、文章で大事な点
「分かりやすい表現であるか」
「必要な情報が網羅されているか」
「誤字や脱字はないか」
等々、共通するポイントは多いハズです。
結論として言えることは、文章作成能力は誰でも伸ばすことが出来る、磨くことが出来る、ということです。
実際に、文書下手なその部下も、時間は掛かってはいますが、1~2年前の文書と比べると確実に上達しています。
本当に、誰でも伸ばすことが出来ると実感するところです。
上達するには、何よりも、繰り返し、繰り返し、練習することが大事だと思います。
私自身もまだまだですし、ここまで上達すれば良いというラインはありませんので、頑張って行きたいと思います。