とんこつラーメンが好きな人なら一度は足を運んでおきたい「一蘭」

とんこつラーメンの本場と言われる、九州博多で生まれた、とんこつラーメンの店「一蘭」をご存知でしょうか。

カウンタ―席が個別に仕切られた構造になっている独特なお店ですが、近年では店舗数も増え、さまざまなメディアでも紹介されていることから、知名度も高くなって来ています。

そんなとんこつラーメンのお店「一蘭」を紹介したいと思います。

スポンサーリンク

最初に行ったのは

私が最初に一蘭に行ったのは、十数年前に九州に行った時のことでした。博多出身の友達がいて、「何か、とんこつラーメンで美味しいお店はない?」と聞いたことがキッカケでしたが、その当時はまだ「一蘭」は今ほど有名ではなく、店舗数もごくごく限られていました。

当時の店舗のほとんどは博多市内だけで、私の記憶では都内には1つ店舗があっただけでした。

その時食べた感想としては、東京などで食べる「とんこつラーメン」とは、味付けそのものが違うなぁと言う印象で、実際にそのような味のラーメンを食べたのは、その時が初めてでした。

当時その友達が「これが典型的な博多のとんこつラーメンだ」と言っていて、それ以来「これが本場のとんこつラーメンなのか」という感覚を持ちました。

改めて新宿で

そして本年、東京に出向いたついでに、新宿で一蘭を見かけたので、久しぶりに食べてみました。

ちなみに一蘭は、今や78店舗(2018年10月現在)にまで増えて、全国展開だけでなく海外にも進出し、都内だけでも何店舗も構えるまで大きく成長しました。

初めて食べた頃は10店舗そこそこでしたので、ずいぶん身近な存在になったと感じましたが、これも一蘭が、とんこつラーメンのスープの味にこだわり続けた結果だと思います。

さて、実際に店に入ってみると、博多で食べた時と同じ、一蘭独自の店の雰囲気がありました。

一蘭の店舗の一番の特徴と言えば、カウンター席が1つ1つ仕切られていることですが、下記の写真の通り、左右に座る隣の人が見えず、様子が分からないような座席構造になっています。

カウンターが1つ1つ仕切られている独自の座席構造

結果として、一人のカウンターという感じです。

しかも、カウンター席から奥の厨房などはよく見えない構造になっているため、基本的に、店員ともほとんど顔を合わせないようになっています。

カウンター席に座っても店員の顔がまともに見えない状態

これについては、人によってはかなりの違和感もあるようですが、ラーメンが食べられれば、そんなのどうでもいいという人も多いのでしょう。

実際にラーメンを食べてみると、何か懐かしいような思い出すような味でした。ただのとんこつラーメンと言えばそれまでですが、味も風味もしっかりとしたとんこつスープで、飽きのない味が魅力です。

典型的なとんこつラーメン

とんこつラーメンが好きな人にとっては、嬉しい店と言えるのではないでしょうか。

一蘭はこんな店

一蘭は、このように仕切りのある座席を設けているといった、とても個性のあるお店です。

この他にも、オーダは専用のオーダ用紙を用いることや、独自の替え玉注文システムなど、オリジナリティがいっぱいです。

先日などは、とんこつラーメンの専門店でありながら、豚肉を使わないラーメンを開発したニュースが話題となりましたが、そんなところにも個性が現れています。

替え玉などは専用の追加注文用の伝票を使う

そして単たる個性だけではなく、秘伝と呼ばれるスープや、天然に対するこだわりなど、味や風味、品質面でも高レベルを目指した店だといえるでしょう。

一蘭には様々なこだわりがある

こんな個性あふれるとんこつラーメンの店「一蘭」。今や全国展開して身近な存在となりました。とんこつラーメンが好きな人、一度、本場のとんこつラーメンを食べてみたい人、近くの一蘭を探して足を運んでみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク