私がブログを始める頃に抱いていた大きな勘違いを公開します。

ブログの運営を始めてから2年が経過しましたが、いまだ初級者であると感じています。

そんな私でも、ブログを地道に運営してきたことで色々なことが分かってきました。

今振り返ると、運営開始当初には大きな勘違いをしていたことが多くあると感じます。

振り返るとブログ運営当初は勘違いしていたことが多数あった

これからブログを始めようと考えている人、ブログを始めたばかりの人に、少しでも参考になればと思い、大きな勘違いをしていた点を公開します。

スポンサーリンク

PVは徐々に増加しながら飽和して行く

これは当初から抱いていた感覚的なもので、PV(ページビュー)すなわち1ヶ月に幾つの記事が読まれるかという数値は、運営を開始してから徐々に増加して、増加傾向が少しずつ鈍って飽和して行くと考えていました。

しかしこれは大きな間違いでした。そんなにPVはキレイな曲線を描きません。

記事が当たって一時期読む人が増えても、時間が経過したり、他の立派な記事が台頭してきたりすれば、その記事は読まれなくなってきます。

需要のある記事がヒットしても、競合が多数参戦して来てたちまちに見向きもされなくなることすらあります。エサを求めているハイエナがいっぱいいるようなものです。

また、記事を書いてもほとんど読まれない記事も多くあります。最初の頃は特にその傾向が強くて、今振り返ると、よくこんな記事を書いていたと恥ずかしくなるものも多数ありますから当然ですね。

そして、結局のところ、読まれるかどうかはグーグルの検索で上位に出るかによりますが、グーグルの検索アルゴリズムは日々変化しますし、定期的に大幅なアルゴリズム改定も行われます。

サイト運営にてこの影響を受けないことは通常はないといっても過言ではありません。検索上位の記事が一気に圏外ってこともけっこうよくある話です。

このように、PVは色々な要因があって変化しますから、きれいに増加しながら飽和して行くなんてことはまずありません。

逆に言えば、なぜそのようにならないのかを知ることで、ブログがどんなものかがよく分かりました。

初心者が弁えるべきは、「目先のPV変化に一喜一憂しないことが大切」と言えます。

自分が読みたいような記事は読んでもらえる

これは私が抱いていた妄想のようなものです。勘違いも甚だしいですね。記事を書くときに自己満足していただけです。

これは凄い記事ができた。みんな読んでくれるに違いない

そう思った記事がアクセス0(ゼロ)なんて経験は何回もしました。

自分が読みたいと思うような記事が、他人も読みたいとは限らないんです。記事を作るのは運営者でも、読むのはその本人ではなく第三者です。いくら運営者が満足してもダメなんですね。

で、結局のところ読まれるかどうかの第一の条件は、その記事に需要があるかどうかです。需要がないものは読んでくれません。

読む人がいたとしても、超ひまな人くらいでしょう。ついでに言えば、需要に対する供給が他にどの程度あるかも大切です。

このことを逆に言えば、意外な記事が読まれることもあるということです。読まれた理由を探ってみると、意外にも需要があったなんてこともよくありました。

初心者は、「記事に需要があるかどうかを見極めることが大切」ですね。

記事全体をほぼ均等に読んでくれる

これは初心者が抱く凄く大きな勘違いです。

読まれる記事はとことん読まれますが、読まれない記事は見向きもされません。

クラスでもモテモテの人は誰からも人気があり慕われますが、影も薄く存在感がない空気みないな人は見向きもされませんが、どこかこれと似ていますね。

ハッキリ言って偏りが大きいです。これは他の運営者も同じだと思いますが、ヒットする記事があっても、そうでもない記事が必ずあるものです。

全ての記事が均等に読まれるなんて絶対にありませんよ!あり得ません!!偏りが著しいものです。

どちらかというと、特に読まれる幾つかの記事があってそれだけで全PVの8割9割を占めるってのが現実じゃないでしょうか。一部の記事が突出してPVが高く、あとはそれなりって感じで。

そこでひとこと。

読まれる記事にはとことん力を入れる」ことが重要です。

全て読まれるのは理想ですが、要はメリハリが大切ってところです。

誰にも負けない記事なら検索上位になる

これも勘違いするひとつ。

ある意味では「誰にも負けない記事なら検索上位になる」は本当です。但し、その記事だけで勝負できるという条件付きです。

私も何度も経験しましたが、検索で出てくるどこの記事よりも内容が充実して情報量も豊富、しかも役立つ情報も満載なんていくつもありました。

でも、アクセスはあってもしょぼしょぼ。それは検索上位にあがってこないからです。

で、よくよく見てみると、上位にいるのは凄い奴らばかり。本気でサイト運営している企業やメディアなど。相手が悪すぎます。勝てるわけありません。

知名度の高いメーカが新製品出せば注目されても、無名のメーカがいくら画期的な製品を出しても見向きもされないのに似ています。サイトの強さの差はそれだけ大きいってことです。

ライト級の人は実力があってもヘビー級の人には勝てません。

初心者へ。「勝負になる分野で戦いましょう!

サイト訪問者は他の記事も読んでくれる

私もバカでしたね。こんな大きな勘違いをしていたのですから。

この勘違いは自分が検索するときを思い浮かべればよく分かります。

何かネット上で調べ物をする場合、用事が済んだらそれで終わりです。他の記事を読むなんて忙しくて時間ありません

よほど気になる記事や有益と思える記事が目に付いた時は見るかも知れませんが、それも時間にゆとりがある時だけですね。

自分自身は他の記事を読んだりしないくせして、他の人には他の記事を読んでもらうなんて考えが甘すぎますね。

他の人が買った宝くじは外れるが、自分が買った宝くじは高額当選する!本気でそんなこと思っていたら頭おかしいですよね。

例えがちょっと飛躍していますが、分かりやすく言えばそういうことです。

サイトを見に来る人は、暇人の集まりではないですよ。調べものが済めば、忙しい日々の生活にすぐ戻るのです。

あなたのサイトの支持者でもなければファンでもないです。(人気が出れば別でしょうが…)

初心者へ。「読みたくなるような関連記事にいかに誘導するか」を考えましょう。

内部リンクなんて意味ない

これについてはブログを始めた当初、本気でそう思っていました。少なくても内部リンクの意味を全く理解していませんでした。

記事を読んでくれる人は、その記事を読んでくれればそれだけで有りがたいこと。わざわざ他の記事まで読んでもらわなくても別にいいじゃん。

そんな風に思っていたんですね。

まぁ、これについては割と直ぐに「意味あり」と思えるようになりましたが。
いえいえ「極めて重要」と理解できました。

たぶん、自分が当初そう思っていた訳ですから、これからブログを始めようと思っている人の中にも同じように思っている人もいるはず。

内部リンクの意味は下記です。

内部リンクを張る→他の記事も読まれやすくなる→他の記事も読んでもらえる→記事やサイトの評価が上がる→もっと読まれるようになる

単に、これが理解できていなかったんですね。

初心者にひとこと。余計なことは考えず、「内部リンクを存分活用して、少しでも多くの記事を読んでもらう工夫をしましょう!

検索アルゴリズムは記事内容を判断して順位を決める

検索順位というのはつまるところグーグルのアルゴリズムによると言っても過言ではありません。

グーグルのAI技術によって、優れた記事を判断して検索の上位に表示するのですが、ブログを始めた当初は、記事の内容を判断してランク付けしていると思っていたのです。

これは、もちろん間違いではないのですが、私のそもそもの勘違いは、記事の内容のみを判断材料としていると思い込んでいたことです。

要するに、検索するユーザがどのように記事を閲覧しているかをグーグルが評価しているとは思ってもいなかったのです。

考えてみれば当たり前のことですが、検索ユーザの需要にかなうかどうかが記事の価値の本質ですから、それを評価しない方がおかしいのですが、そんなことも分かっていなかったのです。

初心者に一言。「グーグルに評価されるのも大事ですが、読者に評価してもらう記事を書くこと」を心掛けましょう。

まとめ

以上、私がブログを始めた当初抱いていた大きな勘違いをいくつかあげてみました。

間違いだったと気付くには時間がかかったものや割と早く気付けたものもありました。

うすうす気付いていたけど、実感を持てるまでには時間を要したこともありました。

いずれにしても、全てブログ運営を継続してきたからこそ分かったことですね。

これからブログを始めようと考えている人。始めたばかりの人。
何か参考になったのではないかと思います。

最後にひとこと。

ブログ運営に向いている人は

・地味なことを継続できる人
・人のためになることに苦労を惜しまず喜びを持てる人
・運営そのものに楽しみを見いだせる人

だと感じています。

これが向いていない人にはブログはおススメできません。

スポンサーリンク