「ブログ歴 1年なんてまだ初級者」だと思う理由。

ブログを始めようかなぁと思っている人はたくさんいるかと思います。

「世の中に情報を発信したい」
「ブログにとても興味がある」
「多くの人に伝えたい思いがある」
「広告収入を得たい」
「情報という資産を築きたい」

などなど、人それぞれブログを始めようとする動悸があるかと思いますが、どんな人であれ共通の思いは「少しでも多くの人に読んで欲しい」との気持ちではないでしょうか。

しかし、始めてはみたものの、なかなか思うようにアクセスが伸びなくて、モチベーションも上がらず、継続できずに止めてしまう人も多くいるのが現実のようです。

そもそも、ブログを始めて直ぐに結果が出ると考えてしまうからそのようになるのでしょうが、始めるのであれば、結果を直ぐに求めることはせず、長期的な視野に立つべきです。

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ブログ運営1年の所感

私は「ブログ歴1年なんてまだまだ初級者」だと思っていますが、それには理由があります。その理由を端的に言えば、ブログ運営が何たるかを知るのに一年という期間は短かすぎるからです。

どんな分野でもそうですが、それなりのレベルに達するのには時間を要するもので、ブログ運営においてもそれは同じです。

確かに、ブログを運営して短期間のうちにアクセスを集めて、一躍有名になるような人も中にはいます。しかしそうした人の多くは、既にそれなりの知識や経験を持っていたとか、うまく時流に乗れたとか、人並み外れたセンスを持っていたとか、ラッキーをものにできたといった特殊な要因があるものです。

言い方を変えれば、普通の人は始めたばかりで急に多くのアクセスを集められるものではありませんし、それが当たり前です。世の中を見ても、芸能界で派手なデビューをする人も、スポーツ界で注目される人も、お笑い界で人気が出てくる人も、それ以前からの努力が必ずあるもので、経験や実績を積み重ねて来た下済み時代を経て、ようやく表舞台に立つことができたと言えます。

ブログの運営についても同じことが言え、一朝一夕で成功するものではありません。また、見方を変えれば、何ら経験もないのに短期間にアクセスを伸ばせた人も、結果を出したと言ってもある意味、初級者であると言えます。

では、具体的にどんなところで「まだまだ初級者だ」と感じているかを説明しましょう。

理屈でしか分からない

ブログを始めようとすると、ノウハウ本やネット上の情報から、どのように運営すべきかを学ぶことが多いと思います。そうしたノウハウは、テクニックとしては色々書かれてはいるのですが、所詮は理論・理屈ですから、実際に運営した結果で得た経験とは異なります

換言すれば、ノウハウを参考に運営した結果、実際にどうなるかは結果を見てしか分からないものですし、それらが言わんとしているところを本当の意味で理解できるのは、結果から実感を持てた時です。要するに、ノウハウで得た理屈は、分かっているようで分かっていないことがとても多く、それらの理屈は、実際に経験してこそ分かるわけです。

そして、ノウハウで得たことを体感して行くには、一年という期間では、まだまだ不十分なのです。

ノウハウについては色々な内容のものがあって、幅も広ければ奥も深いものです。言い方を変えれば、ブログの世界はとても広いものなので、1年という期間では、その世界を実感持って知るには時間が短かすぎるのです。

結果がすぐ出ない

そして、時間が十分でない理由のひとつには、結果が出るまでに相応の時間を要する点があげられます。例えば、ブログを始めたばかりだと、実績が無いということで検索からはほとんどアクセスはありませんし、そのブログを知る人もいませんからほとんどアクセスは伸びません。

3ヶ月くらいするとちょろちょろとアクセスは出てきますが、読まれる記事がそれ相応に評価されて安定的に読まれるようになるには、記事をポストしてから2ヶ月は掛かるものです。そのような記事がいくつも出てきて、ブログ全体としてある程度読まれるようになるまでには半年は掛かることでしょう。

そこから、いざ学んだノウハウなどの知識をもとに、試行錯誤をしてブログの成長をはかろうとしても、とった方策の結果が現れて評価できる状態になるまでには、更に相応の時間が掛かります。従って、試行錯誤を何回も繰り返していると、1年などは直ぐに経過してしまうのです。

そんな試行錯誤ですが、成功してこそ初めてノウハウを、本当の意味で習得することが叶いますが、実際は失敗して改めて対策することもしばしばです。また、効果が無ければ別な手段を試すなどしますが、その結果がどうなるかを判断するのには更に時間がかかります。

アクセスはタイムリーに変化しますし、時事にも作用されることもあれば、ライバルの出現の影響を受けることもあります。そんな様々な要因の影響を受けながら、何が原因でどうアクセスが推移して行くのかを正確に分析して効果を確認する必要があるので、どうしても時間が必要なのです。

このように、試行錯誤をして結果を見てはまた試すとう作業を繰り返していると、1年間で修得できる生きたノウハウはほんのわずかなものでしかありません

やることはたくさんある

しかも、ブログを発展させるノウハウやテクニック、ツールなどに関しては無数の情報がありますし、ブログの状態を分析するツールやアクセス状況を調べる方法なども多くあり、試す価値のあることはいくらでもあります。そんなノウハウや方法などを全て調べて試したり、実際に導入したりするのは現実的ではなく、一つずつ、少しずつしか試すことができないのが現実なのです。

実際に私自身も、まだまだ知らないことだらけですし、何度も失敗をしながら覚えて行くことの繰り返しです。「あれも試してみたい」、「こうしたらどうだろう」、「こうするといいのではないか」など、手を付けてみたいことや試してみたいことは沢山あるのに対して、実際に実行できることはそのうちほんのわずかというのが現実です。

という訳で、ブログを一年運営した程度では、まだまだヒヨッコで初級者というべきだという理由が少しは理解して頂けたと思います。今、私が抱いている気持ちを表現すれば、「ようやくブログの世界の入口に入って、ブログというものが何であるかが見えてきた」というところです。

ブログを運営する上で大切なことは、一喜一憂することなく、やるべきことを着実にコツコツと継続できるかどうかだと思います。ブログをこれから始めようと考えている人は、王道なんかないと弁えて、安易に考えずに取り組むべきでしょう。

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