先日、妻と共に、とあるスターバックスの店舗へ行った時のこと。
ブレべミルクのカスタマイズを注文した妻に対して、応対した店員が、
「ブレべミルクをよくご存知ですね。注文する人いないですよ～」
と語ってきました。
美味しいのにまだまだ知名度が低いブレべミルクのカスタマイズ
ブレべミルクは、まだまだ広く知られていないのか。そう感じて記事を書くことにしました。
ブレべミルクとは
「ブレべミルク」を耳にしてもよく分からない人もいるかと思います。
ブレべミルクの「ミルク」は、文字通り牛乳です。
また、「ブレべ」とは濃厚の意味を持つイタリア語でブラべとも発音します。（ブラピとは全く関係ありません）
ブレべミルクとは、ミルクと生クリームをフィフティフィフティ（同量の比率）で混ぜ合わせた濃厚なミルクのことです。
ブレべミルクのカスタマイズ
そして、単なるミルクの代わりにブレべミルクに変更するのが、ブレべミルクのカスタマイズです。
「なんだ、それだけか！」
今、そう言いましたね。聞こえましたよ。
「確かに、それだけです。」
「でも、それだけじゃないんです。」
意味わかんねー。
なに言っているのかよく分かりませんね。政治家の答弁みたい。
要は、
ミルクの代わりにブレべミルクに変更 ⇒ それだけのこと
ミルクを入れた味から生クリームを含んだ味 ⇒ それだけじゃない
ってことですね。
「未だになに言っているのか分からない」
ですって。
では、実際に飲んでみて下さい。意味がよく分かると思います。（そう来るか～）
まぁ少なくても、家庭でコーヒーや紅茶に生クリームを入れて美味しいと感じた経験くらいはある筈。
だから少しは分かって頂けるかと。
飲んだことがない人は、ぜひ一度飲んでみましょう。
ちなみにブレべミルクのカロリーはちょっと高めですが、糖質は少なめになるそうですよ～。
コーヒーはやっぱりブラックの私
さて、ブレべミルク。
ミルキーな味が大好きな妻が、色々と調べて飲むようになりました。
私は、コーヒーと言えばブラックなので、ミルクを入れるだけでも邪道という思想の持主。
だから、黒くないコーヒーなどは私にとっては存在悪。
都心に熊が出没するくらい、あってはならないことなのです。
想像してみて下さい、渋谷に熊が出没することを。恐怖以外ありません。
コーヒーはブラック以外あり得ないんです。恐怖そのものです。
それでも、妻がいつも
「美味しい美味しい」
って言って飲んでいるので、私は嫌悪感を抱きながらもニコニコと黙って見ています。
で、この日は横から妻が、
「ブレべミルク。ぜんぜん味が違う。すごく美味しい！！」
「飲んでみなよ～。ねぇねぇ。絶対おいしいよー」
って、まるで悪魔（天使？）のササヤキのように何度も呟くので・・・。
禁酒を誓った人も、さすがに目の前で美酒を飲まれると我慢できなくなるように。
ついに私も、禁断のブレべミルクに手を染めることに・・・。
で、実際に飲んでみると、
「えっ？何これ？ミルクと全然違う。何でこんな味になるの？」
って感じだったんですね。
恐るべし、ブレべミルク。
ブレべミルクとは、そういうものなんです！
フラペチーノと合うと言われるが
で、ネットなんかでブレべミルクを見てみると、フラペチーノと合うとか。
ミルクの味から濃厚な生クリームの深みのある味に変わるところが神だとか。
絶品とか衝撃的な味とか。色々と絶賛されています。（ちょっと褒め過ぎ）
確かに、味が濃厚になり深みのあるミルキーな味になります。
単なるミルクとは全くちがうような飲み物になります。
濃厚なミルク味が好きな妻にとっても、確かに好みの味。
絶賛されるのも理解できます。
そして、ブレべミルクはフラペチーノと合うと言う話。
それはそれで事実でしょう。
フラペチーノに生クリームの味わいが加わればケーキのような、パフェのような味に近づくのでしょうから。
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おススメはエスプレッソ系ビバレッジ
でも、それには異論を唱えます。
だって、スタバってコーヒーが基本で原点。皆んな、そんな大事なことを忘れています。
ブレべミルクの本当の美味しさを私の視点で論じると、全然違うんです。
ひと言でいいましょう。
”ミルクによって打ち消されてしまっていたコーヒー豆が本来もつ味わいが、ブレべミルクが加わることによって表に出てくる”
のです。
つまり、濃厚なブレべミルクの味わいがあるからこそ、その裏に潜むコーヒー豆の味わいが却って強く伝わってくるんです。（スイカに塩かけるみたいな）
コーヒーの持つ深み、コク、苦み、などが却って味わえるんです。
まさにブレべミルクの究極の味わいはこれに尽きると思います。
ブレべミルクとは、コーヒーの味わいを引き出す魔法。
不思議な味を引き出せる裏技とでも言うべきカスタマイズ、アレンジなのです。
ネット上では、ブレべミルクそのものの味ばかりが絶賛されていますが、見落としてはならないのが主役のコーヒー。
だから、おススメは、イタリアのコーヒーの原点でもあるエスプレッソベースのビバレッジ。
エスプレッソをベースに作ったドリンクに、ブレべミルクのカスタマイズをする。
私は、これが一番だと思います。（もちろん人それぞれ好みがあります…）
注文は簡単、一度は賞味してみよう！
さて、ブレべミルクのカスタマイズ。
メニューには表れていないけど、知る人ぞ知る秘密の裏技です。
このカスタマイズは、基本的にスターバックスのあらゆる飲み物に対応しています。
なので、試してみたい飲み物を選んだ後は、
「ブレべミルクのカスタマイズでお願いします。」
の一言を添えるだけでＯＫ。とても簡単です。
注文した飲み物にもとからミルクが入っていれば、ミルクの代わりにブレべミルクが使われます。
もし、注文した飲み物にもとからミルクが入っていなければ、ブレべミルクが加わります。
いずれにしても、全てプラス50円（税抜）だけで作って貰えますから、気軽にオーダーできますね。
スターバックスで正規にあるカスタマイズにもかかわらず、意外と知られていないのですね。
新しい味を求めて、ぜひ1度、試してみては如何でしょうか。