スターバックスコーヒーで、アイスコーヒーを飲む人もけっこう多いと思います。
特に暑い時には、冷えたコーヒーが渇いた喉を潤してくれるだけでなく、気分も爽快にしてくれます。
しかし、安易に氷入りのアイスコーヒーを注文する人も多く、損をしている場合も少なくありません。
ここでは、スターバックスのアイスコーヒーに氷を入れてはいけない4つの理由を説明します。
理由その1:コーヒーの量が減る
まず何と言っても、氷入りのアイスコーヒーを注文すると、コーヒーそのものの量が減ってしまいます。
アイスコーヒーのサイズは4種類(short, tall, grande, venti)ありますが、いずれのサイズでも氷が入ると、その分だけコーヒーの量が減るのです。
下記の写真を見て下さい。
これは、Ventiサイズのアイスコーヒーを同時に2つ注文したものを、並べて撮影したものです。
左側が氷あり、右側が氷なしです。
写真では、少しだけ氷ありの方が量が多く見えます。
実際に高さを比較すると、やはり氷ありの方が水位が上ですが、それは、あくまで微差です。
氷ありの方には、普通の大きさの氷が7~8つほど入っていますので、その分くらいコーヒーが少ないと言えます。(店舗によっては、小粒の氷が多数入っている場合もあります)
インスタントコーヒーの類なら、どうでもいい話ですが、スターバックスのコーヒーです。
とにかく同じ値段を支払うなら、コーヒーの量が多い方がいい。とても単純な理由です。
理由その2:コーヒーの味が薄まる
次の理由は、コーヒーの味が薄まってしまうことです。
特に、店内でゆっくりくつろいで休息する場合などは、時間の経過で氷が全て溶けてしまいます。
時間が経過すればするほど、溶ける氷の量が増えて行きますから、どんどん薄くなってしまうんです。
それこそ、最初の一口と、最後の一口とでは、全く違う味、なんてことにもなります。
最後の一口は、水みたいな味だったなんてこともあるかも知れません。まるで別な飲物みたいな。
せっかく美味しいコーヒーを注文しても、味が薄まってしまっては、本来の味ではなくなってしまいます。
氷なしで注文すれば、最初から最後までずっと同じ味を楽しめるのです。
コーヒー専門店なのに、コーヒーの味にこだわらないなんて、もったいないことです。
理由その3:氷なしでも冷たい
さて、次の理由は、氷なしでも冷たいと言うことです。
もしアイスコーヒーが、氷なしでも冷たいのであれば、氷は不要なはずです。
誰でも経験があると思いますが、氷なしのアイスコーヒーを注文したら、なまぬるいコーヒーが出てきたこと。
なまぬるいコーヒーって中途半端ですから、飲んでいても気持ちよくないですよね。
その点、スターバックスで注文すれば、氷なしで注文しても、きちんと冷えたコーヒーが出てきます。
アイスコーヒーなんですから、本来は冷えていて当たり前ですが…。
もちろん、キンキンに冷えたと言う感じではありませんが、普通に冷えたコーヒーですからそれで充分です。
また、
「冷え過ぎた飲物は身体には良くない」
「あまりつめたくない方が良い」
などと考えている人であれば、なおさらです。
適度に冷えているコーヒーだから嬉しいんですね。
理由その4:要望に応えてくれる
最後の理由は、きちんと「氷なし」の要望に応えてくれることです。
そもそも、飲食店によっては、「氷抜きでお願いします」と注文しても、対応してくれない場合があります。
店の決まりがある場合や、機械的に処理する場合などは、氷ありのアイスコーヒーしか注文できないのです。
これは以前、私が(スターバックスではない)ある店で実際に経験したことですが、体調があまり良くなかった時、冷え過ぎの飲料を避けるために氷なしで注文したことがありました。
「対応できない」
と店員が応対して来たので、事情を説明して何とかお願いしたところ、
「少しぬるく、分量が少なくなっても良ければお出しできる」
とのことでした。
身体を気づかっていた私は
「それでいい」
と返事をしました。
しかし、出てきたものは、コップに半分くらいしかない、とてもなまぬるいもの。
正直、これでは商品として成り立つような飲物ではないと感じました。
このように、当たり前とも思える氷なしのアイスコーヒーでも、店によっては当たり前ではないのです。
その点、スターバックスはコーヒーの量も減らず、きちんと冷えていて、客が喜ぶような対応をきちんとしてくれるのです。
実際、スターバックスでアイスコーヒーを注文した時に、
「氷を無しにして、コーヒーの量を多めにしますか?」
と店員の方から提案してくれたこともありました。
また、
「氷は少なめにして」
或いは
「氷は○○個くらいにして」
などという細かな要望にも応えてくれるのがスターバックスです。
こんなサービスがありながら利用しない手はありません。
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おススメの飲み方は
以上、スターバックスのアイスコーヒーに氷を入れてはいけない理由を説明してきました。
氷を入れないで飲むことのメリットを充分理解して頂けたかと思います。
しかし、実際には、
「しっかりと冷えたコーヒーの方がいい」
「氷が無いと、アイスコーヒーの感じがしない」
「くつろぐのが目的だから、氷の有無なんてどうでもいい」
のように考える人もいることでしょう。
好みは千差万別ですから、氷を入れて飲む方がいいこともあります。
また、その時の状況や気分に合わせる場合もあるでしょう。
とは言え、少しでも量が多く、味が薄まらないに越したことはないと思います。
そこで、私がおススメするのは、氷を少な目にして貰う注文です。
購入時に、「氷は2~3個にして下さい」などとひと言添えるだけで、客の要望にきちんと対応してくれます。
スターバックスでアイスコーヒーを飲む時は、ぜひ氷を少な目にするなどして、より価値のある飲料にしたいものです。