第20回氷の彫刻展を見に行ってきました

エムウェーブで開催される毎年恒例の氷の彫刻展へ、2月23日(日)に見に行って来ました。

エムウェーブで開催された第20回氷の彫刻展を見に行ってきた

今回でこの展示会も20回目の節目になりますが、例年よりも混雑していた感じがしました。

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氷の彫刻展とは

この氷の彫刻展は毎年オリンピック記念施設であるエムウェーブで開催されます。

エムウェーブのスケートリンクは冬場のシーズンには数日間無料で開放される日がありますが、毎年2月の土日の2日間の無料開放日に合わせてこの彫刻展も同時に開催されます。

ちょっとしたイベントもあわせて開催されますので、スケートの滑走と同時に色々と楽しむことができます。

カラフルなスポットライトを浴びた氷の彫刻は、滑走しながら眺めていても、とても綺麗に見えて爽やかな気分にさせてくれます。

スポットライトを浴びた数々の展示はカラフルでとても綺麗

展示をじっくり見るのも、スケートの滑走の合間に気軽に立ち寄ることができるので、ちょっと寄ってみるくらいの気持ちで足を運べるのがいいところです。

もちろん展示の観覧は無料です。

今年も十数チームが参加

毎年、この展示には十数チームが参加しますが、今年も例年と同じようなチームが参加していました。

参加したチームは14チーム(14作品)で、その内訳は以下の通りでした。

今年は写真のように14個の作品が展示されていた

それでは、実際の展示をひとつひとつ見て行きましょう!

(1)天の使者

(1)天の使者

入口正面の展示だけあってインパクトがありました。

(2)夢の世界

(2)夢の世界

夢のような乗り物を運転する姿を表現していました。

(3)暴れ牛

(3)暴れ牛

本当に暴れているような牛の姿が印象的でした。シッポの部分の微妙なカーブが、暴れている感じをうまく表現していました。

(4)激流

(4)激流

魚が飛び出す姿をもとに水がうねる様子を描いていましたが、その様子をうまく表現するのは難しいことだと感じました。

(5)鶴の恩返し

(5)鶴の恩返し

はたを織る鶴の姿が表現されていましたが、高所にツルを描いて大きく羽を広げる姿は迫力がありました。

(6)ライオン

(6)ライオン

鳥獣と対峙するライオンに躍動感がありました。鳥獣もリアルさが出ていました。

(7)鶴と亀

(7)鶴と亀

おめでたい象徴である鶴と亀が、共に動いているかのごとくで見事でした。亀を縦に表現して足と首を微妙にカーブさせた表現はリアルそのものです。

(8)優美

(8)優美

曲線をうったデザインが見事で、ブルーライトによって映し出される姿は、まさに優美そのものでした。

(9)大鷲

(9)大鷲

大きな鷲が翼を羽ばたかせている様子は、いまにも本当に飛び立ちそうな姿をしていました。羽の部分が見事に彫刻されている印象を受けました。

(10)海の中の世界

(10)海の中の世界

2匹の海中魚を中心に、水中を描いた姿はとてもユニークでした。

(11)君、狙われているよ

(11)君、狙われているよ

ウサギが狙われている様子が素朴な姿で描かれていました。

(12)親子で五輪を応援

(12)親子で五輪を応援

東京オリンピックを意識して作られたのでしょう。東京五輪に向けた盛り上がりを感じさせてくれました。

(13)魚連遊

(13)魚連遊

魚の群れが泳ぐ様子が表現されていました。魚が多くいる分だけインパクトに欠けましたが、これだけの魚を実際に作品として表現するのはとても難しいと感じました。

(14)躍動

(14)躍動

タツノオトシゴに見えましたが、鱗など細かく表現されていました。

金賞は「暴れ牛」

さてこの展示では毎年、小・中学生の投票によって最優秀作品が選ばれます。

最優秀作品は金賞となって展示2日目の後半に発表されますが、今年は14の作品の中から暴れ牛が選ばれました。

金賞を受賞した「暴れ牛」

牛が暴れている姿がリアルに表現されていたところが良かったのでしょう。

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