コストコが長野に店舗を出す話題は、あくまで構想と認識すべき。

5月25日の信濃毎日新聞の記事に、コストコが長野に出店する計画がある旨が掲載されたことで、地元の長野を中心に大きな話題になっています。

長野にコストコができることが話題になっている

いつ頃できるのか、どこにできるのか、周辺には何ができるのか、などなど気になるところがたくさんありますが、この出店の話は、あくまでも構想段階であることを認識すべきです。

マスメディアのお手つき

今回、コストコが長野にできると報じたのは信州毎日新聞で、須坂市が商業施設の開発にカを入れていて、その一連の開発計画の中にコストコも入っているという内容の報道でした。

コストコの建設構想がある場所。現在は田が広がる。

信濃毎日新聞の取材に対して、当のコストコ自身は「現段階で公開している新規オープン情報はない」としていて、明確なコメントは避けていました。

実は、須坂市の周辺にある長野市や千曲市などでも、以前、大型ショッピングセンターなどの開発計画が持ちあがったことがありましたが、いずれも計画中止や見合わせなどで実現していない経緯があります。

その時も、大手マスメディアが今回と同様に、開発計画を記事にしていた経緯があり、その当時の話題になっていました。

今回の信濃毎日新聞の掲載も、過去の記事と同じく、ある種の「お手つき」のようなもので、話題性を求めて掲載した記事のひとつと言えます。

候補地周辺は延々と田が広がるが、商業地とも隣接している。

話題が独り歩き

では、この報道によってどのようなことが起きたかですが、私の周辺でも「今度、長野にコストコが出来るんだって!」というような噂がたくさん流れました。

近所の主婦などの会話でもこんな話題が持ち上がり、「開発計画がある」という内容がいつの間にか「コストコができる」に変わってしまっていました。

これは、ある種の伝言ゲームみたいなもので、話題が独り歩きしてしまったと言えます。換言すれば、それだけコストコの知名度もあがって、話題性も高いと言えるでしょう。

事実、長野にはコストコの店舗がひとつも無いにも関わらず、私自身もコストコの会員になっています。

【関連記事】コストコの魅力とは?安さだけではない、楽しめる場所

また、身近な人にも会員が何人も居て、コストコ前橋倉庫店(長野県庁から車で約145km)に毎週のように長野から足を運んでいる人もいるくらいですから、話題になるのも当然です。

そして、こうした話題が広がる要因のひとつには、インターネットやSNSの普及がその背景にあることも見逃せません。

何か気になる話題があれば、瞬間的に広く伝わるのがこれらネットワークを介した情報ですから、ネットワークが普及した今日では、話題が大きく独り歩きすることも頻繁にあります。

こうしたコストコの話題性とネットワークを中心とした情報の拡散力が相まって、話題が独り歩きしたのが今回の真相と言えます。

今は構想・計画段階

さて、では「実際に店ができるのか?」という最も気になる点についてはどうでしょう。

私も長野在住のコストコ会員の一人として、とても気になることでしたので、実際にコストコに直接確認してみました。

その回答は、信濃海日新聞の取材に対する回答と同様で、「新店舗については現在確定事項はない」という趣旨の内容でした。

この回答を端的に言えば、肯定も否定もしていないと解釈できます。

もし肯定すれば「長野にコストコができる」という情報が広がり、もし開発計画が変わって出店しなくなった場合に、非難を浴びることになり兼ねません。

しかし、これとは反対に、もし否定すれば、いざ開発計画が順調に進んで「長野にコストコができる」となった場合に、偽りの回答をしていたのかという非難を浴びる可能性があります。

これらの事実から分かることは、現段階ではあくまで構想があるだけと判断できますから、あくまで「計画中で、出店の可能性がある」という見方をすべきでしょう。

出店が確定しない段階での公表は誤解や不信を招くだけですから、正式な発表があってこそ出店が確定したと見るべきです。

事実、私の問い合せに対するコストコの回答の中には「公式サイトで公開されている情報をご覧ください」との内容が添えられていました。

実際に店ができるのか

では、この計画が実現となる可能性についてですが、その詳細については、関係者以外は不明というのが現実でしょう。しかし、私が分析するところ、比較的実現性の高い計画ではないかと考えています。

その理由をあげれば、コストコが考える需要を充分満たしていることと、須坂市の姿勢と立地候補地点が現実的であることの2点があります。

コストコが考える需要について言えば、隣接する長野市は県庁所在地であり、周辺に住む人も多くいることから、出店地周辺の人口数も十分と考えられます。

長野市と須坂市の境から建設候補地方面を撮影。遠方にある信号のすぐ先が候補地。長野市からもアクセスが容易であることが分かる。

また、現在、長野から最も近い店舗は前橋倉庫店であることを考えた時、長野県北だけでなく長野県中央部や南部、更に新潟方面からの集客も期待できます。

須坂長野東ICからは徒歩でも歩める距離にある。

また、須坂市の姿勢と立地候補地点が現実的であることについて言えば、須坂市は商業施設に対して積極的な姿勢を持っています。

それに加えて、立地候補は、現在は田畑が広がる地域ですが、その周辺には既に商業施設がいくつもあり、計画を進める上では妥当な地域と考えられるのです。

候補地のすぐ近くには、既に商業施設がある。写真はファーストプラザと呼ばれる施設。

以上が、私が、実現性が高いと考える理由ですが、あとは、開発計画を進める中で、誘致する側とされる側のお互いのメリットが見合い、話し合いが順調に進めば、構想が現実となることでしょう。

コストコの一会員としては、少しでも早く出来て欲しいと願うところです。

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