先週末、エムウェーブで開催された第18回氷の彫刻展を見てきましたが、とても鮮やかで綺麗だったので、記事にすることにしました。
この彫刻展は、スケートリンクの無料開放日に合わせて開催されたもので、展示場所がスケートリンク内にあるスペースが使われていて、スケートを滑る合間に見ることができました。
私が訪れたのは2月24日の土曜日でしたが、翌25日の日曜日も含めて、連日スケートリンクの無料開放日となっていました。
開催された氷の彫刻展以外にも、オリンピックにあわせたイベントなどもあって、いつになく、すごい混雑ぶりでした。出店も普段より多く、オリンピックミュージアムなども賑わっていて、私が過去訪れた中では、最も人が多い日でした。
そして、今年は、長野オリンピック開催20周年ということもあり、また、ピョンチャンオリンピックが開催された時期と併せて行われたことに加えて、メダルラッシュとなったことや、スピードスケート等、エムウェープに馴染みのある選手が活躍したこともあって、賑わいに拍車を掛けていて、会場全体がとても盛り上がっていました。
氷の彫刻は、正面に長野冬季オリンピックの20周年を記念する五輪の彫刻が展示され、合計14個の作品が並んでいましたが、カラフルなスポットライトを浴びていて、会場内のどこから見ても目を引くもので、とても鮮やかで綺麗に見えました。
例年、色々な作品が展示されているようですが、今年もそれぞれ個性のある彫刻で、来場者は1つ1つ感心深く見て回っていましたし、スケート滑走で訪れた人々をも、楽しませてくれていました。
私は、このような彫刻を見るのは、初めてだったのですが、細かいところもきれいに刻まれていて、うまくできているなぁと思いました。彫る時に最新の注意をしないと、繊細な部分や細くなっている部分は、折れてしまったら修復できないのではと考えると、彫刻の作者の腕はさすがにすごいですね。
そして、こういう展示は、氷が解けないような、低温を維持できて、且つ、展示に適した広い空間がある場所でしか開催できないことを考えると、どこでも見られるものではない貴重な展示だなぁと感じました。
個人的に良かったと感じたのは「猛獣」「上を向いて!」「飛翔」と題された3つの作品でした。
猛獣は、ライオンが前足を上げている姿を表現していますが、リアリティのある姿と迫力に圧倒されました。
また、飛翔は、鳥が羽ばたくところを表現していますが、羽の部分の彫刻が細かくきれいに彫られていたところに、とてもインパクトがありました。
そして、「上を向いて!」は、大きな龍の頭が真上を向いている姿を表現していますが、等身大の龍をイメージすることができて迫力を感じました。
他にも、下の写真のように、いろいろな作品がありました。
氷の彫刻は、限られた季節、限られた場所でしか見ることができない、貴重な展示会ですので、また見に行きたいと思っています。みなさんも機会を見つけて、足を運ばれてみてはいかがでしょう。
【関連記事】第19回氷の彫刻展の模様を伝えます