経験から痛感!買物後にはレシートの内容を絶対に確認すべき理由!

日常の買い物で、手渡されたレシートの内容を確認しているでしょうか。

面倒くさいから、いちいち確認なんかしていない

そのような人も多くいることでしょう。

しかし、あなたが思っているよりも大きな損をしているかも知れません。

レシートの内容を確認しないと損することがある

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いくつもの経験

私がこのように言うのは、それなりに経験をしてきたからです。

端的に言えば、レジの処理が間違っていて、返金して貰った経験を何度もしているのです。

もちろん、頻度としては決して多くはありませんが、時には額としてバカにできないケースもあります。

実感したキッカケ

さて、私がこのことを記事にしようと考えたキッカケは、つい先日、妻と共に食料品の買い物に出かけた時のできごとでした。

平日は妻が買い出しに行くのですが、週末などは一緒に買い物に行くことが多くあります。
その日も週末のある日のことで、何を食べようかと話しながら食料品を買っていました。

足を運んだ店は、日頃から行きつけの地元のスーパーのひとつで、いつものように慣れた感じで店内を巡っていました。

その時、目に入ったのが2パックで999円というラベルが貼られた豚肉で、1パックの場合は699円の商品でした。

これはお買得だ!

そう感じた私たちは、鍋料理にでもしようと考えて買うことにしました。

1個699円なので2個999円だと、けっこう安い

レジで支払いを終えた私たちは、簡単にレシートをチェックしてみると、999円と表示された商品がないことに気付きました。

あれっ?

と思った私たちは、もう少し詳しく見てみました。

すると、単価として699円の商品(豚肉)が2つ記録されているだけで、2点で999円相当になる割引処理の記録はありませんでした。

さすがにこれはおかしい

と思った我々は、サービスカウンタへ行き、商品とレシートを見せて間違いではないかと問い質しました。

すると、店側は誤りを認めて謝り、差額を返金してくれました。
差額にすると数百円ですから、バカになりません。

安くてお買得」と感じたからこそ購入したのに、実は安くなって無いってことになりますから、気付いていなかったら馬鹿をみていたことになります。

そして、この件の問題点は、レジ担当者の操作ミスではなく、レジシステムに割引情報が反映されていないことです。

つまり、誰がレジを担当しても同じ誤りが生じ、もしレシートを見て確認しなければ同様の商品を購入した全ての人が余計なお金を払うことになるのです。

わりと頻繁に起きること

この件があったことで、思い起こされたのは、かつても同様のことがあった経験でした。

それは数年前のことなので、記憶は定かではありませんが、2点購入で値引きがされるという今回と同じようなパターンでした。やはりレシートには値引きが反映されてなく、余計にお金を払っていました。

その時も、額は小さいものの、きちんと返金して貰いましたが、今回の経験と同じく、気付かなければそれまででした。

そして、今までの経験を振り返ると、上記とは異なるパターンを含め、レジ処理が間違えられることは結構あることに改めて気付かされました。

実は、私の妻はけっこうマメで、日常の買い物において、レシートを確認する習慣が付いています。

従って、レジ処理の間違いを指摘することは過去に何度もあり、私が一緒に買い物をした時だけでも数回はありました。

言い方を変えれば、知らない間に余計なお金を支払ってしまっているケースは、誰でも身近なところにけっこうあると言えます。

特に注意すベきケース

という訳で、買い物の時にレシートを確認することが大切だと分かって頂けたと思います。

だから、買い物の度に必ずレシートを確認しましょう!

とは言っても、毎日する買い物で、いちいちレシートを確認していたのでは手間も掛かるし、時間がもったいないと思う人もいるハズです。

でも、レシートの確認の仕方にはコツがあります
それは、レジ処理には間違えるパターンがあるからです。

そのパターンをよく認識しておけば、レシートを簡単にチェックするだけで、ほとんどの間違いを発見できます。

また、間違いの多くは、レジ担当者が処理している最中に発見することができますので、レジ担当者が操作をしている間にも注意を払っておきましょう

では、よく間違いが起きるパターンをあげておきます。

パターン1:割引きが反映されない

これは、今回、私が体験したパターンです。

割引や値引きがされている商品にも関わらず、割引前の元の値段で処理されてしまうケースです。

割引商品を購入した場合、対象の商品がきちんと割引処理されているかどうかをレシートで確認しましょう。

パターン2:個数を間違える

これは、同じ商品を複数購入する場合、その個数を間違えるパターンです。

通常のレジの場合は、同一のバーコード(同じ商品)を連続処理すると、警告音が鳴って、二度読みしないようになっています。

従って、個数の間違いは起きにくいのですが、3個、4個、5個などのように多数購入する場合などは、購入した個数をキー入力する場合があり、そのキー入力を間違えることがあります。

同じ商品を複数個、買う場合は、個数が正しく処理されているかどうかをレシートで確認しましょう。特に数が多い場合は要注意です。

パターン3:類似品と間違える

これはパッケージが似ているけど違う商品で価格が異なる場合に発生するミスです。

例えば、××シリーズ〇〇味などの商品をいくつか買う場合で、××シリーズ△△味も同時購入するケースです。

「××シリーズ」というパッケージが同類で、○○味と△△味の違う商品・違う値段の商品があると、○○味と△△味を同じ商品(同じ値段)として処理してしまうミスが起きることがあります。

商品のバーコード毎に処理していれば間違いは起きにくいのですが、「××シリーズ」を□□個などのようにキー入力処理されると、間違いが発生します。

類似商品で値段が違うものを同時購入する場合、きちんと区別されているかどうかを確認しましょう。

パターン4:セット販売品

単一の商品を複数組み合わせたセット販売品の場合、通常はセット価格が設定されています。

しかし、本来は別々で販売する商品を組み合わせた場合、単一の商品のバーコードがそのままになっていると、セット価格のバーコードを読み取らず、単一商品のバーコードを複数読んでしまう場合があります。

すると、セット価格ではない高めの間違った価格が反映されてしまうのです。

また、同一商品をセット販売している場合にも発生することがあります。

例えば、半ダース(6個)入りのパッケージ販売している商品の場合です。

半ダースのパッケージにもパッケージとしてのバーコードがありますが、個別のバーコードも存在しますので、これを6個分処理してしまうと、パッケージ価格が反映されず、個々の価格6個分の価格が反映されてしまい、高めの料金になることがあります。

このようにセットとなっている商品の場合、きちんとセット価格で処理されているかの確認が大切です。

パターン5:レジのバーコード表を読み取る

このパターンは、商品そのものにバーコードが貼付されておらず、レジに常設されているバーコード表を読み取る場合です。

特に、裸で販売されている農作物や、サービスなどの無形物の場合には、商品そのものにバーコードがないので、レジの担当者が、レジに用意されているバーコードを読み取る処理をするのですが、その際、他の商品のバーコードを読み取ってしまうと値段が間違ったものになってしまいます。

商品にバーコードがついていない場合は、対象の商品が正しく処理されているかどうかをレシートで確認しましょう。

パターン6:バーコード以外の処理(キー入力等)

これは、バーコードを持たない商品の場合です。

上記のパターン5で述べましたが、現代では、全てをバーコードで対応させるものですが、稀に例外的なものもあります。

例えば、季節品や一時的な限定品などの場合、バーコードを整備するほどでもない場合には、直接レジに値段を打つ場合もあります。

また、ごく稀ですが、バーコードが汚れて読めない、傷ついて読めないなどの場合、手でコードを打つことになりますので、操作上のミスが起きる可能性が出てきます。

バーコードで処理していない商品については、レシート上で間違っていないかどうかを必ず確認しましょう。

パターン7:従来価格が変更された

これは、今までの販売価格から変わった直後に起きるパターンです。

特に、他店との価格競争によって値下げした商品などは、店頭の表示価格は変更されていても、レジ内の価格情報が変更されていない場合があり、値下げ前の価格となってしまいます。

値下げした商品を購入した場合、「値下げされた!」などと喜び浮かれず、必ず値下げ後の価格が反映されているかどうかをレシートで確認するようにしましょう。

まとめ

このように、レジでの処理が不適切に行われて、間違った金額として処理されてしまうケースにはパターンがあります。

決して、全てのパターンを網羅する訳ではありませんが、これらのパターンを頭に入れ、買い物の時に必ずレシートの内容をチェックする習慣を付けましょう

また、レシートを渡される前から、予めレジ担当者の処理・操作を見て適切な処理がされているかどうかを確認する方がより効率的です。

レジ操作時にきちんと見ておけば、間違いに気付きやすく、レシートを確認する段階でチェックがしやすくなるのです。

上記の間違えるパターンを元に、そのチェックポイントを要約・整理すると下記の通りです。

(1)割引き・値引きが反映されているか
(2)複数購入品の個数を間違えていないか
(3)値段の異なる類似品と間違えていないか
(4)セット販売品がセット価格で処理されているか
(5)レジのバーコード表を読み取る場合、対象を間違えていないか
(6)バーコード以外の処理(キー入力等)が正常にされているか
(7)値下げされた商品の新価格がきちんと反映されているか

上記に該当する商品に着目してレシートを確認すれば、チェックする手間もかかりません。

日々の買い物でこれらをしっかり意識して、余計なお金を支払ってしまうことの無いように気を付けましょう。

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