値引き品ほど要注意!よく考えるべき点は2つあり。

店に並ぶ商品のうち、○%引きとか、〇割引きとか、〇円引きとか、安く販売している物を良く見かけます。

「あっ!安い」と思わず、目を引かれるてしまうのが現実だと思いますが、本当に買う価値があるのでしょうか。

もちろん、買う価値があるかどうかは、販売している商品によります。

しかし、いずれの商品にしても、値引き品を買う場合は、本当に買う価値があるのかどうかの、注意が必要ではないでしょうか。

買う価値があるかどうかを考えるポイントは2つあります。

1つ目は「なぜ安くなっているか

2つ目は「何を基準に安くなっているか

です。

これら2つのポイントを、良く考えて購入するかどうかを決めれば、買ってから後悔することは殆ど無くなるでしょう。

なぜ安くなっているか

その商品を安くするには必ず理由があります。理由もなく安くすることは、通常はありませんので、その商品がなぜ安くなっているか、の理由を考えることはとても重要です。

良くあるケースは、

・賞味期限や消費期限が間近
・在庫過多
・キズあり等の訳あり品
・販売不振
・その他

などがあります。売れないから安くする、販売を促進・拡大したいから安くする、いろんな理由がありますが、いずれにしても安くなっている理由を分析して判断することが大切です。

(1)賞味期限や消費期限が間近

これはスーパー等で惣菜等を販売しているケースなんかがそうですが、理由が分かりやすいですね。
期日内に販売しないと商品として売れなくなって、無駄になってしまうので、安くしてでも売り切りたいというものです。
理由がハッキリしている分、買う価値をしっかり認識して、購入できるのではないでしょうか。

賞味期限当日なんかだと、閉店間近になると破格値となったりしますので魅力的です。我が家も意識的によく利用します。

惣菜なんかだと、閉店時間が近づくにつれて、段階的に安くなったりしますので、最も値引く時間帯を狙ったりしますが、場合によっては、既に完売してしまうこともありますので、タイミングが大事です。

注意が必要な商品は、販売開始してから賞味期限までの日数が長期間の製品です。調味料とか保存のきく食料品なんかがそうですが、残りの消費期限内に使いきれるかどうかを考えて買うべきです。安いからと言っても、買った後に使いきれないようでは、却って無駄になりかねません。

(2)在庫過多

いわゆる在庫品が多すぎて、処分する商品ですね。店舗では必要以上に在庫を抱えてしまうことは、経営上望ましくありませんので、安価で提供して処分する訳です。

単純な発注数のミスによるものや、季節品などで余剰となってしまったもの、或いは特殊な流通路から大量に仕入れた品などがあるでしょう。

店頭では、在庫処分等と貼られていることも多いですし、大量に陳列されていたり、商品の性格上、余剰となったことが判断できるものも多いので、比較的理由が分かりやすいです。

通常の販売価格の相場と比較して、どの程度値引きされているかを考えれば、損な買い物にはならないでしょう。

(3)キズあり等の訳あり品

キズや汚れ、展示品などを理由として、値引きされている商品のことですね。

どこの部分がキズついているのか、どのような汚れなのか、或いは、展示期間がどれ位なのか、劣化の程度と値引き額を比較することで、購入判断ができるかと思います。

訳ありの理由が不明確であれば、どこの部分が値引きの理由なのかを直接店員に聞いてみるのも良い手かと思います。

(4)販売不振

消費期限の有無に限らず、なかなか売れない販売不振の商品のことです。消費者がその商品に購入意欲を持てない、つまり、その価格では購入する価値がないと判断したものが、これに当たります。

このような商品には特に注意が必要で、安いからと言って直ぐに飛びついて買うのはお勧めできません。

販売価格は売り手側、即ち製造会社や流通業者、販売店等のコストや利益から相場が決まって来ますが、消費者側がその価格が妥当と判断しなければ売れないのは当然です。

同等の性能、同じ価格で電気自動車とガソリン車が販売されていれば、大抵の方は電気自動車を購入するのではないでしょうか。でも現実は電気自動車の価格はガソリン車と比べて、とても高価であるため、なかなか普及しない理由になっている訳ですね。

一般消費者がその価格を支払ってまで購入しようとしない商品は、その商品自体がそもそもそこまでの価値を有していない可能性が高いのです。

いたずらに付加価値を付けて価格を釣り上げた商品、希少性を売りにしただけでただ高いだけの商品、手作りによって人件費を掛けるが大量生産品と比較して大差がない商品等々、色々あるかと思います。

このような商品の購入を判断する場合は、それと同様の商品が、値引き後の値段以下で販売されていないかどうかを考えることが大事です。

(5)その他

何で安くなっているか、その理由が良く分からない商品はよくよく注意が必要です。もちろん店舗の販売戦略や、メーカの販売方針で価格を安く提供することはあります。

しかし、中には意図的に操作された場合もありますので、不審に思った場合は、店員に直接聞いてみるのが手です。

普通の店であれば、どういう理由で安いか教えてくれるはずです。

また、理由が分からない商品については、下記に記述した「何を基準に安くなっているか」をよくよく見極めることが重要です。

何を基準に安くなっているか

何を基準に安いのかということも、とても大事です。
○%引きとか、〇割引きとか、〇円引きとかは、いずれも何に対して〇%なのか、といった元の基準となる価格があるはずです。

その基準が、店舗の通常販売価格なのか、その商品の定価なのか、メーカの希望小売価格なのか、カタログ価格なのか、いずれにしても基準があります。

仮に、店舗の通常販売価格1000円が基準だとして、2割引きで800円だったとします。
もし、これと同じ商品が、他店で通常700円で販売されていたらどうでしょうか。
そうです、決して安いとは言えないのです。

また、定価10000円の商品があったとして、4割引きの6000円で販売されていたとします。
もし、同じ商品の市場の一般販売価格が3割引きに相当する7000円であったらどうでしょう。
4割(4000円)も安い、と錯覚を起こしますが、実際は1割(1000円)分しか安くはなっていないことになります。

要するに、基準となる価格が元から高めであれば、値引後の価格は必ずしも安いとは言えないのです。
販売店の中には、意図的にこのような表示をして、割安感を植え付けるところもあります。

一番大事なことは、値引きの大きさがどうであれ、値引き後の価格が、市場の一般販売価格と比較して、どれほど安くなっているかを判断基準とすることです。
決して、値引きの大きさそのものに惑わされてはいけません。

以上、値引き商品が、本当に安いかどうか、買う価値があるかどうか、の判断ポイントは、

「なぜ安くなっているか」
「何を基準に安くなっているか」

の2点が重要であることを述べてきました。

値引き商品を目にした時は、この2点を思い出して、冷静に判断して下さい。

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