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かねてから日本での普及を願っていた英国風パブが徐々に広まってきた!

パブというと、日本にあるパブを想像する方がほとんどだと思いますが、英国にあるパブはその趣が全く違います。そんな英国風のパブが近年、ようやく日本でも広まって来ているという話を耳にして、とてもうれしい気持ちになりました。

広まっている英国風パブとは、HUB (ハブ) という名前のチェーン店で、ハブという会社が経営しているものです。既に国内で100店舗を超えたということですが、今後もっともっと広まって行くのではないかと期待しています。

英国のパブとは

そもそもパブとは、英語のPublic Houseの略ですが、その起源は英国にあります。しかしながら、日本で一般にいわれているパブは、洋風の居酒屋の総称として使われていて、英国の伝統のパブとは異なります。

英国のパブは、それこそコンビニの数よりも多いくらいどこにでもあり、街中を歩けばバブ、パブ、パブ、郊外の街道沿いにも必ずあるほどで、いわば英国文化の象徴とも言えるでしょう。

英国のパブは、誰しもが日常的に利用していて、とても気軽に足を運べる雰囲気があります。ちょっと足を運んで軽く一杯、ちょっとした軽食を摂りに立ち寄る、気の合う仲間と会話を楽しむために足をとどめる等々、とにかく気軽さが違うのですね。

そして、一種のコミュニケーションの場にもなっているので、常連やリピーターなんかも多く、店で知り合うことで新たな出会いが生まれたり、そんな人との関わりを求めて通ったりする人もいます。たいていの人は、行きつけの店を持っているくらい身近な存在で、ある意味、英国における生活スタイルの一部ともいえるでしょう。

足を運ぶ気軽さは、カウンター風のつくりにも表れてます。注文は、客が自分でレジカウンターに足を運び、そこで注文して飲み物を受け取るのが一般です。マクドナルドのレジカウンターをイメージすると分かりやすいと思います。

スナック菓子等、調理が必要ないものは、そのままカウンターで受け取りますが、火を使う調理などが必要な食べ物等は、注文を先にして後から自分が席に着いたテーブルに持ってきてもらいます。

多くの人は、気軽に一杯、そしてまた一杯お代わり、というスタイルなのですが、選べる飲み物も非常に種類が多いので、飲みたいものが無くて困るなんてことは、よほどのことが無い限りありません。

英国のパブの魅力

さて、私が英国を訪れたのは、二十代の頃で、もうかなり昔の話ではありますが、滞在期間5ヶ月(訪英3回の合計)の間に、数十回もパブに足を運んだくらい、英国パブに魅了されたのです。

では、何に魅了されたのかといえば、それは、英国のパブが、ただお酒や食事をするだけとは違う、コミュニケーションの場、憩いの場、英国文化の場等、日本にはない空気を感じたからです。

店には英国風のパブ独特の看板がある

常連客となって、店の人とのコミュニケーションが始まる。常連客同士が顔見知りとなって付き合いが始まる。店での出会いから会話が弾む。そう、アットホーム的な空気があって、人が集まる場所こそが英国のパブなのです。

もちろん、日本にもそんな雰囲気の店はいくらでもあるとは思います。しかし、英国では、全てのパブがオリジナリティを持ちながら、そのような空気を持っているのです。

私も、限られた滞在期間でしたが、色々な人と一緒にパブに足を運び、色々な人と知りあい、行きつけの店なんかもできました。「あのテーブルの男性に、このワインを一杯」なんて感じで、出会った人に一杯おごる何てこともありました。

「NO COVER CHARGE」と書かれていて、気軽に入れることが分かる

そんな、気軽に足を運びやすいのも、手軽な値段だからこそなのです。それこそ、小さなグラス1杯の飲み物を楽しむためだけに立ちよれるから、毎日通っても経済的に負担にならないんですね。日本だと、気軽にグラス1杯のお酒を飲みに行けるような店なんてあまりありませんし、たとえあってもお通し代が掛かったり、料理を頼まないのでは行きにくい雰囲気があったりします。

気軽に飲める飲み物がそろう

気軽さ、手軽さ、そして人が集まるアットホームな雰囲気のある空気、それに魅了されたのです。

今後の更なる普及に期待

そして、「日本にはどうしてこのような店がほとんど無いのか、どうして普及しないのか」と、かねてからずっーと思ってきたのですが、やはり、地道に普及して来ていたのですね。

さて、この店(HUB)の公式サイトを見て感じたことは、「他にもたくさん競合する店が出て来て、もっともっと普及して欲しいな」ということと、「もっと価格の安い飲み物などを多く提供して、手軽さをさらに充実させて欲しいなぁ」ということです。

そうすれば、気軽に行きやすくなり、認知度もあがり、楽しめる人も多くなるのではと期待しています。そして、ゆくゆくはもっと大きく普及して、コンビニのようにどこにでもある店になって欲しいと願うものです。それこそ、英国のように個人経営のオリジナリティのある店がそこここに連なるような、そんな風になって欲しいものです。

まとめ

私が、この店の存在を知ったのは、色々なメディアで紹介されていたことがキッカケだったのですが、初めて知った時は既に長野に引っ越した後だったので、近くに店舗も無く、残念ながらまだ入ったことはありません。

上京した際に、店舗を一度だけ見かけたことがあるだけで、実際に入ったことはありませんので、今度、機会をみて軽く一杯、楽しんでみたいと思っています。

そして、いつかは再び英国に足を運んで、本場の空気をまた味わいたいと願っています。英国に滞在する予定のある方は、一度は本場のパブに足を運んでみて下さい。英国の文化の一部を味わえること、絶対に間違いありません。

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