舌下免疫療法の治療を受けた体験談。費用・効果・副作用・留意点など詳述

スギ花粉のアレルギーによって、長年つらい症状に悩まされて来ました。

しかし、投薬だけで手軽に治療が受けられるようになり、また、保険も適用できるようになったことから、根本治療方法である舌下免疫療法を受けることにしました。

その結果、治療を開始して初めて迎えたスギ花粉の飛散時期において、既に大きな効果が得られ、以前と比べてその症状を格段に軽減・改善することができました。

舌下免疫療法の体験を細かくまとめた

同じ治療を考えている人の一助になればと考えて、治療を始めてから体験した全てを、細かくまとめることにしました。

現在も治療を継続中ですので、現時点までの流れと言う形でまとめています。

舌下免疫療法とは?

舌下免疫療法は、アレルギー症状の原因であるアレルゲンを体内に投与することで、身体のアレルギー反応を慣らして体質を改善させることを目的とした、アレルギー症状に対する根本的な治療方法です。

このうち、現在最も普及している療法は、実際に私が治療を受けたスギ花粉を対象としたものですが、具体的な治療方法は一日一回の専用薬の服用を数年間継続することです。

効果や副作用には個人差があり、治療期間は最低でも3年、通常は5年ほどと言われています。

治療費用は医療機関によっても前後しますが、月2000円を見ておけば良いでしょう。但し、追加処置などが必要な場合はプラス料金の可能性はあります。

この治療方法がどのようなものかについては、その詳細を薬の開発元が公開しています。そちらをご覧になると知りたいと思うような大抵の知ることができるでしょう。

しかし、そういった情報はごくごく一般的な内容で、しかも無難な表現が多いので、「実際のところはどうなの?」という、本当に知りたい部分が不透明なところがあります。

そこで、治療を受けるに当り、最前線である耳鼻科の担当医に、ちょっと聞きづらい点も含めて、色々とツッコんで聞いてみました。

その結果得られた情報をまとめたのが、「体験談その1」の記事です。

この記事は、効果、副作用、費用、治療期間などなど、治療を始めようとする人が、「これはぜひ聞いておきたい」と思うようなことを広く網羅しています。

舌下免疫療法がどういうものなのかという基本的な内容を含め、治療先で得た生の情報をたくさんプラスしていますので、これから治療を考える人にとってはかなり有益な情報だと思います。

詳細については、「体験談その1」の記事をご覧ください。

実際の治療は

では、実際の治療はどのようなものかについてです。

まず、治療そのものを開始するかどうかを判断しますので、アレルギー検査をするところから始めます。

アレルギーが無いのに治療を開始しても意味がありませんから、スギ花粉アレルギーがあるのかないのか、またそのアレルギー反応がどの程度なのかを調べるのです。

その結果、アレルギー反応があり、スギ花粉症が認められると判断された場合に、治療してもよいと言うことになります。

アレルギー検査には種類があり、医療機関によっても検査方法が異なるようですが、私はせっかくの機会なので、多種のアレルギーを調べるちょっと高価な検査方法を選びました。

もちろん結果は、スギ花粉アレルギーありで、その結果を踏まえて実際に治療をすることになりました。

で、実際の具体的な治療方法ですが、専用の薬を舌の下に含み、一分経過後に飲み込むだけと言う極めて簡単な方法です。

但し、初回の服用は必ず医師が立ち会い、その後しばらく経過を観察することになっています。

それで問題がなければ、2回目以降は、自宅で自分の生活リズムに合わせて一日一回毎日継続して服用すればいいだけです。

ここら辺の詳しい話や、医師との細かいやりとりは、「体験談その2」の記事に細かく記してありますので、そちらをご覧ください。リアルな体験を実感して貰えると思います。

副作用は

服用開始直後が一番つらい

さて、気になるのは副作用だと思いますが、これは初めて薬を服用した直後から出てきました。

但し、副作用と言っても一般の薬による副作用とは少し異なります。

この薬は、アレルギー症状の元であるアレルゲンを主成分としていますので、副作用の症状は基本的にアレルギー反応になります。分かりやすく言えば、花粉症で出てくる症状やそれに関連する症状と言っていいでしょう。

私の場合、初回の服用では喉のかゆみと身体のダルさが出てきました。これらはいずれも花粉の時期に味わうような症状に似ていましたので、ある意味、想定内のことでした。

そして、その翌日から家での服用を続けていく中に、喉のかゆみと身体のダルさの他にも、目のかゆみ、耳のかゆみ、鼻水などの症状も若干出て来て、ダルさも少し増して行きました。

そして、「これはちょっと辛いなぁ。これを数年も続けるのは嫌だなぁ」と、治療継続に抵抗を感じる時もありました。

しかし、それは風邪気味であったことなどもあり、あくまで一時的(数日程度)なことで、その後、日にちの経過と共に徐々に症状(副作用)は和らいで行きました。

振り返れば、服用開始直後あたりが一番つらく、それを乗り越えれば全然違うようになりました。

これら、服用直後から1~2週間くらいの副作用の症状については、「体験談その2」に詳しく書いてありますので、参考にして下さい。

時間経過と共に身体が慣れて行く

そして、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と継続して行くと、副作用の症状は徐々に和らいで行きました。

一番顕著に表れていた、喉のかゆみも、感じることは無くなって行きました。

身体のダルさは症状は軽いものの、そのまましばらく続いていましたが、半年経過した頃にはほとんど感じなくなりました。

まぁ、身体のダルさについては、感覚的に「影響が少し残っているかなぁ」と思える状態が今(開始後8か月目)も続いています。

そして、薬の服用が習慣化することで、その時の体調がどうであるかの影響を強く感じるようになって行きました。

つまり、副作用の症状については細かい点を含めると色々と出ていましたが、体調が良ければ、全くと言って良い程感じなくなって行きました。

但し、疲労がたまったり、睡眠不足が続いたり、風邪を引いたりすると、この薬の影響と思われる症状をより感じるようになりました。

そういった、副作用の症状の出かたや体調による影響については、「体験談その3」に細かく書いてありますので、そちらを読んで下さい。

治療費はどれくらい?

ところで、誰しも気になることのひとつに治療費があると思います。

いったいいくらかかるの?」。気にならないわけありませんね。

治療開始当初に医者から聞いた話では「1ヶ月約2000円」で、当然、トータルの額としては治療を継続する年月によって変わってきます。

私の場合、最初のアレルギー検査に約5000円かかった他は、月1回の通院ごとに1回1800円前後でした。これは、治療に掛かる基本の料金と考えて貰えればいいと思います。

もし、花粉の飛散時期に花粉症の症状がひどいようであれば、症状を抑制する薬(例えばアレロック等)を別途処方してもらう分だけ更に別料金が掛かるとの話でしたが、私の場合は必要なかったので、初回アレルギー検査費5000円+月2000円弱の治療費だけで済んでいます。

(ちょっと、不思議な感じもしますが、花粉飛散時期に症状がひどい場合は、治療用の薬とアレルギー症状抑制用の薬の両方を服用します)

未だ治療継続中ですが、今後も月2000円あれば十分だと感じています。

なお、治療費については、「体験談その3」にもう少し詳しく記載していますので、そちらも併せてどうぞ。

治療の効果は

さて、やっぱり一番大切なのは、実際に治療の効果があるかないかです。

効果については、一般的に個人差があり、中には効果がぜんぜん無かったと言う人もいるそうです。

従って、私が得られた効果については、あくまで私個人の体験として認識して頂き、誰しも同じ効果が得られるとは限らないことを頭に入れて読んで頂きたいと思います。

この治療はまだ継続中ですが、私が効果があると判断できたのは、最初にスギ花粉の飛散時期を迎えた本年(2020年)春の体験からです。

この年は、例年よりもスギ花粉の飛散量が少なかったと言われていましたが、飛散量に関わらず毎年出ていたいろいろな症状が、全て大きく改善し、大きな手応えとなりました。

例年苦しんできた症状としては、目のかゆみ、喉のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、身体のだるさがありました。

いずれも、症状の軽重の変化はあっても、症状がひどくなると「もう我慢できない」という苦しみに耐えかねない状況に陥ることがひとシーズンに何度もありました。

しかし、2020年の飛散シーズンには、いずれの症状においても、このような状況に陥ることは一度もなく、「ぜんぜん違うものだ」と言うことを実感しました。

もちろん、治療は完了している訳ではなく、効果を持続するためにもこれから何年間は継続していかなければいけないものですが、治療開始してから割と早い時期に大きな手応えを得られたことは、非常に大きなことだと感じています。

最初の花粉飛散時期の症状については、「体験談その4」に症状別に細かく記してありますので、ぜひ読んでみて下さい。

現在はまだ治療の継続中ですが、思い切って治療を始めてつくづく良かったと思っています。

花粉症で悩んでいる方には、ぜひおススメしたい療法です。
前向きに考えてみては如何でしょうか。

なお、この体験談は、節目、節目で、その5、その6のように新たな記事を投稿し続けて行きますので、気になる方は、また続きを読みに来てください。

次に記事を執筆する予定は、治療開始から一年経過となる2020年11月頃を予定しています。

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