外人から奇怪に見える、心で思うことと言葉で話すことが異なる日本人。

以前、外国人から聞いた、日本人についての面白いエピソードがあります。

それは、日本人は心で思っていることと、実際に言葉にする内容がぜんぜん違うことがしばしばあって、理解に苦しむことがあるそうで、その外国人の話では、ある会話を耳にして「何を言ってんだ?」と、とても奇怪に思えてならなかったそうです。

そして、未だに、日本人の会話には理解に苦しむところがあるそうで、日本人から見れば当たり前に思えたり、自然に思えたりすることでも、外国人からみれば不思議に思えることが多々あり、滑稽なものだと思いました。

その外国人が耳にした会話は、以下の通りでした。

A:「お宅の奥さん綺麗ですね。」
B:「いえいえ、ぜんぜん綺麗じゃありませんよ。うちのは化け物ですよー。」

普通の日本人が聞けば、A氏の話はお愛想かお世辞かは別として、普通に話しかけた言葉であり、それに対するB氏は、謙遜した言い方をして、敢えて「化け物」と表現しただけで、会話としては日常どこにでもある内容でしょう。

ところが、外国人からこの会話のやり取りを見ると、「何で自分の妻を、化け物呼ばわりするのか」という、とても理解できない感覚になるそうです。

つまり、「お前は、好き好んで化け物と結婚したのか?そんな馬鹿な奴はいないだろ」ということです。もし米国人なら、B氏の会話は「ありがとう。うちのは目が大きいところが魅力なんだ」などと言って、決して自分のパートナーを化け物呼ばわりすることなんかあり得ないわけです。

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その人がさらに語ってくれた、別の例では、

C:「これ、つまらないものですけど、あなたに買ってきたお祝いです。どうぞ。」
D:「わざわざ、こんな素晴らしいもの、ありがとうございます。」

これも日本人からみれば、ごくごく普通の会話でしょう。

しかし、外国人から見ると、C氏の話は「どうして、つまらないもの何かくれるんだ。プレゼントなら、つまらない物なんかよこすな。とても失礼だ!」ということになるわけです。

そして、D氏の話も「つまらないもの貰っておきながら、素晴らしいものとは何事か!」と、頭を抱え込んでしまうくらい理解ができないのです。

外国にも謙遜した表現や、控えめな言い方、遠慮した言い回しなどはありますが、このような言葉を話すのは日本人特有なのでしょう。この話を思い出すたびに、思わず笑ってしまうものなのですが、文化の差って本当に面白いものです。

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