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日本はまだまだ普及していない、完全英語の保育施設。

子供には英語が得意になって欲しいという思いがあって、上の子がまだ小さい時期から、ちょっとした幼児用英語教材なんかを購入して、試してみたりしていました。

さいたま市に住んでいた頃のある日、家から車で30分くらいの場所に、英語のみで園児の保育をする幼稚園があることを知りました。ちょうど、長男がまだ年少だった秋のことでした。

とても興味があった私は、さっそく問い合わせてみたところ、基本的には通常の幼稚園と同じまま、保育士が全てネイティブの方で、保育も全て英語で行われるとのことでした。

日本人スタッフも常駐しているとのことでしたが、それでも園内では日本語は一切禁止しているとのことでした。

対象の園児としては、主に外国人や帰国子女とのことでしたが、普通の日本人でも通っている人は多いとのことで、ぜひ長男を通わせたいと思って、相談してみました。

ちょうど、年少園児を1名募集しているとのことでしたので、定員の枠としては入園は可能とのことでしたが、基本的にはプレ保育として二歳児から開始するカリキュラムになっていて、遅くても年少になる4月から開始しないと、先生との会話について行くのは難しいとのことでした。

既に年少の秋を迎えていたため、時期的に既に遅く無理かと思いつつも、「幼児用英語教材で一般の人よりかは馴染めると思うので、カリキュラムについて行けるかどうかを、一回面接(体験入園)をして判断してもらえないか」との話を持ちかけ、面接してもらうことになりました。

保育料は月10万余円で、一般の幼稚園の3倍位するのですが、我が子の将来のためと思い、妻と相談して家計を切り詰め、毎日送り迎えしてでも何とか通わせようとの話になったのです。そして、いざ面接の日を迎え、心を引き締めてその幼稚園に向かいました。

まず、園の施設全体の説明を受け、カリキュラムやテキストの内容等を含んだ、総合的な案内がありました。そして、廊下から保育の室内の様子を直に見させて頂いたのですが、保育士がネイティブの方であること以外は、普通の幼稚園の雰囲気と全く変わるところはありませんでした。

1つだけ違うのは、文字(ABC)の読み書きまでは、一通り卒園までに修得するカリキュラムになっていることでした。

保育の様子を見ていると、園児は全く違和感なく保育士とやりとりしていて、保育士の話している意味もきちんと理解しているようで、園児もまた普通に応えていました。

そして、ちょうど年中の教室を見ていた時のことですが、ある男子園児がふざけて、わざと室内から廊下へ飛び出して行こうとしたのです。すると、同じ部屋にいた女子園児が、その子に向かって「What are you doing?」とごく普通に話しかけている姿を目の前にしたのですが、その発音がまさにネイティブそのもので、この子は何て良い発音をするのだろう、と本当に驚いたのです。(この時の発音をブログで公開できないのは残念)

これは凄い!正直とてもびっくりしました。しかし、よくよく考えてみれば、これがもしアメリカの幼稚園なら、このように話すことはごくごく当たり前のことであり、同じような環境を作ってあげれば、こうなるのだなぁと実感しましたし、同時に、子供の吸収力は凄まじいなぁとつくづく思いました。

さて、肝心の長男の面接ですが、結論としては、長男自身が面接自体を頑なに拒絶して、とうとう室内に入ろうとせず、判断自体をしてもらえませんでした。長男のこの反応は、私も妻も全く予期していなかったのですが、あまりに頑ななため諦めざるを得ず、とても残念でした。

先日、長野にも全て英語で保育する幼稚園(MintLeaf international Preschool)が初めて出来た、との話を聞いたので、ちょっと調べてみました。2017年9月に開校して、まだ立ち上げたばかりであり、規模も小さく幼稚園というよりも、小さな学校という感じでした。

このプレスクールを立ち上げた方は、自身の経験をもとに幼児英語教育の必要性を感じて始めたとのことですが、共感できる点も多く、頑張って欲しいと思いました。

然しながら、このプレスクールは立ち上げたばかりなので、設備やカリキュラムもスタッフも、充実して来るには正直まだ時間がかかるかなぁという感じで、私の次男は既に幼稚園に通っている年齢なので、このスクールに通わせるにはタイミング的にちょっと遅いかなぁと感じています。

海外では、幼少の頃から英語に接して、誰しもが母国語と同じように英語を話す国は非常に多くありますが、日本にはまだまだこのような学校が少ないこともあり、英語を話すことが当然にはなっていません。日本は、まだまだ国際化に後れをとっていることを感じては、このような学校が、もっともっと普及して欲しいなと思うものです。

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