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お台場フジテレビの展望室は単なる展望施設。700円は高い? !

ゴールデンウィークを利用して、お台場のフジテレビに足を運びました。

展望室という有料施設に興味がわいて、たまにしか上京できないこともあり、この展望室に昇ってみることにしました。

フジテレビの展望室

しかし、そこで見た物はまさに展望室の通りで、それ以下、それ以上でもなく、「これでこの値段はちょっと高いのでは?」と、疑問を感じました。

この展望室は

この展望室は、お台場のフジテレビの建物の25階に位置する展望施設で「はちたま」と呼ばれています。

お台場は、ひと昔前までは特に何もないような場所でしたが、急速に発展して、今や日本でも有数の行楽地となりました。その中でも、フジテレビと言えば、お台場の顔にもなっています。

お台場に立地していますから、単なる放送業界の企業としてのフジテレビというだけでなく、行楽地を訪れる人が楽しめるような設備を整えていたり、色々なイベントを開催していたりします。

そのように行楽地のような一面をもったフジテレビが、お台場周辺を一望できるようにサービスを展開しているのがこの展望室「はちたま」です。

この施設は有料で大人が700円、小・中学生以下が450円となっています。

展望室は大人700円、小中学生450円

実際に利用してみると

入口でチケットを購入して、その脇にある昇り専用のエレベータに乗り、いっきに25階まで上がりました。

専用エレベーターで展望室のある25階までいっきに昇る

すると、確かに展望室の名にふさわしいように、ガラス張りで周辺を一望できる構造になっていて、レインボーブリッジなどの湾岸沿いを見ることができました。

展望室からはレインボーブリッジがきれいに見える

また遠方にある東京スカイツリーなども見ることができました。

遠方にはスカイツリーも見える(写真右端)

また、展望室内は売店やちょっとしたレクレーション設備があり、私が訪れた時は、ちびまる子ちゃんを特集したイベントが開催されていました。

ちょうど、ちびまる子ちゃんの30周年アニバーサリーイベントが行われていた

また、24階も25階とつながって展望室の順路になっていますが、このフロアーも展望空間という趣がとても強い感じでした。

24階にはフジテレビの番組に関する展示などがあり、「めざましテレビ」で実施に使われていたスタジオのコーナーもありました。

めざましテレビのスタジオも見られた

私としては、テレビ局ならではのコーナーがもっとたくさんあって、いろいろと楽しめると期待していたのですが、どちらかというと、展望室に毛が生えただけのありきたりの施設で、所詮は単なる展望施設なのだという感じがしてなりませんでした。

球体の展望室内はけっこう広い。

景色を眺めて、施設内をひと通りめぐって、今度は反対側にある下り専用のエレベータで下まで降りるという順路で、降りた後の思いとしては、正直「つまらなかった」のひと言でした。

料金は高い?

そして湧いた来たのは、「もし単なる展望施設だとすると、この料金はさすがに高いんじゃない?」という思いでした。

そこで調べたのが、都内にある展望施設の料金で、下記が大人料金の概要です。ここでは、展望する目的を満たす場合の最低の料金を列挙しました。

・東京タワー: 900円(150m地点のメインデッキのみ)
・東京スカイツリー:1100円(450m地点の展望回廊のみ)
・お台場パレットタウンの大観覧車: 1000円(高さ115m)
・池袋サンシャイン6 0 : 1200円(60F展望台、239m)

調べてみて「えっ?展望施設ってこんなに高いの?」って感じがしましたが、いずれの施設もフジテレビの展望室の料金よりも高いことが分かります。

別に高い訳でもないか」と思いつつも、何かが違うと感じ…。

よくよく見れば、上記に列挙した展望施設は、大観覧車を除いて、いずれも展望地点の高さ (標高)が違いますから、見晴らしが全然違います。

実際にフジテレビで見た景色は、それほど高いって感んじがしませんでした。そうです迫力に欠けていたんですね。

私の記憶では、東京タワーやサンシャイン60などは、かなり遠方まで見渡せて壮大な感じがしましたが、少なくてもフジテレビの展望室はそういった感覚はありませんでした。

展望室からの眺めの1つ。単なる高いビルとう感覚が否めない。

ちなみに「はちたま」の高さは123mですから、上記に列挙した4点のうち、観覧者以外の3点はみな、これよりぜんぜん高いことになります。

パレットタウンの大観覧車よりかは高いのが分かる

やっぱり700円は高いと思いつつ、もしも私が住む長野に25階建てのビルがあって、25階が展望室のような構造になっていて、それなりの設備などが整っていたら、果たしてどうだろうって思いが湧いてきました。(そもそも長野市内に25階以上の建物はなさそうですが)

要は、同じような展望設備がもし長野市にあって、大人700円の料金だったらどうだろう…と思ったわけです。

結論としては、誰もそんな施設を利用しないんじゃないかなって思います。700円なんて法外な値段、まるで犯罪のようです。(犯罪じゃない)

長野市の場合、周辺の山に登れば、ビルから見渡すより、はるかによい景色が見られます。700円払ってビルに昇って何するのって感じでしょう。

というわけで、フジテレビの展望室の場合、「所在地が東京であること」、「立地場所が有数の行楽地であること」、「周辺にも多くの行楽施設が立ち並ぶこと」、「フジテレビというブランドがあること」、などの理由で700円が相場ということになっているのでしょう。まぁ、「東京では許されても、長野では許されない」ってところでしょうか…

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