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S&B杯ちびっ子健康マラソンの取り組みは素晴らしいと感じた。

本年(2018年) 6月23日(土)に、長野県松本市で開催されたS&B杯ちびっ子健康マラソンに長男が参加しました。

参加のきっかけは、マラソン大会開催の案内があった際に、「ぜひ参加したい」との、長男の強い意志があったからでした。

S&B杯ちびっ子健康マラソンに長男が参加した

この種の大会には初めての参加ということで、私も父親として、ちょっと興味深いものがありました。

いざ参加して一番強く感じたことは、主催者であるS&Bの取り組みの素晴らしさでした。

どんなマラソン

このマラソンは、S&B杯との大会の名称にも表れているように、ヱスビー食品が主催して行われている大会です。

このマラソンは、1984年に初めて開催されてから実に34年にも及び、長野県だけでなく、毎年、色々な場所で、開催されている恒例の大会でもあります。

参加者の対象は、開催地域周辺に在住の小学生で、応募期間内に応募した人が参加することができます。

今回、我が家が参加したのは、本年、松本市で開催された大会で、松本平広域公園陸上競技場で行われたものでした。

参加者は八百人にも及び、当日は小雨の降る悪天候ではありましたが、それなりの熱気があり、さすが恒例のイベントだけのことはあるなぁと感じました。

競技は、小学1年から6年に到る学年ごと、そして男女別で、合計12回の組に分かれて行われました。

1、2年生は1500m、 3、4年生は2000m、 5、6年生は3000mのように、学年に応じた距離になっていました。

学年に応じた距離のコース

参加者には、ゼッケンと測量用のタグが予め配布されて、全員が走ったタイムの記録証をもらえるので、1つの記録として残せるところが、参加者としても大きな動機をもてる点だと感じました。

大会用に用意されたシャツ

なお、このマラソンの詳細を知りたい方は、公式サイトS&B杯ちびっ子健康マラソンにありますので、そちらをご覧ください。

印象的なこと

今回、参加してまず感じたことは、会場に訪れる人はスタッフを除いて、参加当事者とその保護者・家族だけなのですが、それでも会場全体は熱気を帯びていて、盛り上がっている強い空気がありました

会場には熱気がたぎっていた

それぞれの参加者は、走るのが好き、運動が好き、学校で勧められた、親に推された、などなど、人によって参加した理由が違うでしょう。

しかし、たとえ理由が異なっていても、参加した子供たちが一人ひとり、一生けんめいに励む姿を通し、マラソンを通して子供たちの成長を促進して行こうとする、主催者や保護者の心意気を感じました。

大会参加に際しては、事前に健康状態のチェックシートで健康チェックが行われ、当日は医師が常駐して救急車が待機するなど、しっかりとした体制を採っている配慮を見ては、参加者側として、とても安心でした。

また、当日は曇天から小雨、さらに雨量も増加して行ったのですが、開会式を観客席に変更するなど、臨機応変に対応する姿には、参加者を気遣う細やかな姿勢がうかがわれ、立派なものだと思いました。

レース中の様子

そして、この大会でとても印象的だったのが、小学1年生女子のレースにおいて、障害を持った一年生の女の子が、歩行器を抱えながら最後まで完走した姿でした。

この少女がゴールに到着するや、会場内から大きな拍手が起き、そのいち部始終を見ていて、とても感動的でした。

障害児を持つ親が、何としても全うさせたいとの思いで参加させたのだろうと想像しては、親の切なる思いが伝わってくるようでもあり、また、そのような条件の厳しい参加者についても、しっかりと受け入れてくれた、主催者側の姿勢も立派だと感じました。

素晴らしい

さて、主催者であるヱスビー食品は、NPO法人ではなく、普通に利潤を追求する企業の1つですから、企業のイメージアップや、広告・宣伝の効果を狙って開催していることは間違いないと思います。

しかし、毎回、各地で開催すれば、その運営費用はかなりの額になるかと思いますし、開催した結果として、どれほどの宣伝効果があがるかどうかを考えた時、決して投資効果の高い手段とは考えがたいと感じました。

そういう意味では、採算を度外視するような取り組み、利益だけを考えない姿勢がないと、なかなかできることではないかと思います。

何よりもバブル崩壊以降、各企業が宣伝費を抑制するなかで、この催し物を廃止することなく継続し続けてきたことは、とても立派なことであり、それ相応の評価に値するのではないかと感じます。

保護者から見れば、子供を育てる、育児の場を提供してくれる存在の1つでもあり、とても有り難く感じました。

今まで、食料品のイメージだけが強かったヱスビー食品ですが、今回のマラソン大会を通して、いち企業として社会貢献もしっかりして行こうとする、活動の一部を見せてもらった思いです。

一流企業とはかくなるものとの思いを抱いたものでした。

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