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当たり前のことを当たり前に遂行することは、簡単なようで実は難しい

業務などを進める上で、当たり前のことを当たり前に遂行することはとても大切です。

なんだ、簡単なことだ

と思う方は、実際はできていない方、或いは私の意図を理解して頂けていない方だと思います。

「当たり前のことを当たり前に遂行する」ことは、簡単なようで、実は、ある意味いちばん難しいことなのです。

しかも、このことは業務に限らず、あらゆることに通じます。

手順からそれる

一般の業務においては、業務手順、作業方法、ルール、マニュアル、等が文書等で規定されていたりするものですが、果たして本当に、これらのマニュアル通りに作業を進めているでしょうか。

恐らく、ほとんどの方の答えは「ノー」でしょう。

実際は、自己流であったり、作業者のクセが出ていたり、勝手な判断をしていたり、都合のよいやり方をしていたり、手を抜いていたりして、基本作業に忠実では無いものです。

その結果、どこかに歪みが生じたり、作業フローに穴が開いたり、場合によっては、業務上大きな傷口となったりするもので、結果としては、業務全体の効率低下を招くものです。

確かに、作業者の目線で見ると、

このやり方の方がいい

と見えることは多々ありますし、

こんなこと、いちいち実行していたらタイヘンなだけだ

と感じることも少なくありません。

手順には意味がある

しかし、マニュアル類は意味があって作られていて、全体の効率を上げるため、或いは、品質を保つため、又は、安全を確保するため等、作業者からは分からない点が配慮されて作られているものです。

マニュアル等がしっかりしていて、それに基づいた作業が徹底されている企業ほど、生産効率が良かったり、品質が優れていたり、労災事故が少なかったりしていて、結果としてそれが企業の好業績にも結び付いています。

換言すれば、当たり前のことを当たり前にできる体制ができている企業はとても強いですね。

ただし、手順に改善の余地がある場合は、内容を改めるべきです。また、環境や条件が変わった場合も、手順の見直しは必要でしょう。

手順が無い場合

さて問題は、業務上のマニュアル等がない場合ですが、マニュアル化できるものはそうすべきです。

しかし、それが出来ない業務は色々あるもので、そんな場合こそ、当たり前のことを当たり前に遂行することが大事なのです。

マニュアル化されない理由は様々で、決められたやり方がない、一般の方法が確立されていない、方法に依存しない、等々あるかと思います。

いずれにしても、ゴールにたどり着くための「手段・方法」が不明であれば、試行錯誤して行けば良いでしょう。また、手段・方法が不適切であれば改善して行けば良いことです。

それはそれで、難しいこともあるでしょうが、作業がうまく進まない、あるいは、ゴールにたどりつけない場合の大きな要因は、手段・方法よりもむしろ「当たり前のことが当たり前にできていない」ことがけっこうあるものなのです。

ブレずに継続が大切

当たり前のことが当り前にできていない姿を端的にいえば、「継続しない」、又は、「ブレテしまう」ということです。

継続しないで途中で放り投げてしまったり、あるいは、手段・方法が少しずつ曲がって行って、脇にそれてしまったりするのです。

当たり前のことを、ブレルことなく前進し続けるこそ、結果につながるのです。継続は力とは言ったものです。

そして、「当たり前のことを当たり前にやる」ことは、実は、仕事上よりも、むしろ我々の日々の生活で何かを成し遂げようとする時においてこそ、最も大事なことだと言えます。

1つのことをブレずに貫き通す。

これはものすごく大変なことですが、逆に言えば、そのことで得られる結果は、振り返ってみればとても大きなものになっている筈です。

特別なことをするのではなく、当たり前のことを当たり前に継続する、これこそが何か大きなことを成し遂げる上で最も大事なことです。

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