先日、以前住んでいた、さいたま市へ行く機会があったので、周辺を見て回って来ました。以前、よく足を運んでいたショッピングモールでは、敷地内の公園で、子供連れの家族が子供達を遊ばせて、楽しそうに過ごしていました。また、行き慣れていた大宮公園も大勢の人で賑わっていました。
ちょうど春先の暖かい天気の良い休日ということもあって、普段より人出が多かったのですが、そんな光景を見ては、さいたま市はいろいろと家族で楽しめる場所があって、良い場所だと思ったのです。
住み慣れると身近な良さが見えない
しかし、よく考えてみれば、そのショッピングモールにある公園も、人で賑わう大宮公園も、当時は、良い場所があるという感覚は全く持っていませんでした。それよりも、どちらかというと、「子供を遊ばせるなら、ここなんかいいんじゃない」くらいの感覚しか持っていなかったのです。
そして、住んでいる地域というのは、住み慣れてしまうことで、その地域の良さが見えなくなるものだと感じたのでした。まさに、「灯台元暗し」でした。また、さいたま市は「隣の芝は青く見える」の、「隣の芝」という感じもしました。
そんな思いを胸に、「今住んでいる長野を見つめなおして見よう!」、「住み慣れて、良さが見えなくなってしまっていることがあるはずだ」と思いたって、改めて今住む長野に思いを巡らせたのでした。
そして、改めて気づいたことが、長野はオリンピックが開催されたという、ある意味、とても貴重な場所で、オリンピック関連施設が今もなお、いくつも残っていて、さまざまな形で利用できるということでした。
オリンピック関連施設が充実
例えば、南長野運動公園はオリンピックスタジアムがある場所ですが、ここには球技場、テニスコート、野球場、スタジオ、アリーナ、プール、トレーニングジムなどがあり、周辺の公園も含めて利用できるようになっています。ここへは実際に、子供達を、何度も遊ばせに連れて行ったことがあります。
また、長野運動公園は陸上競技場、テニスコート、体育館、野球場、弓道場、プール、運動広場などがあり、やはり周辺の公園も含めて利用できるようになっています。
更に、ビッグハットと呼ばれる大型多目的ホールの施設があって、ここはオリンピックではアイスホッケーのメイン会場になっていました。ここでは日々いろいろなイベントが開催されていて、実際に、ここで開催されたイベントに参加するために、2~3回足を運んだことがありました。
そして、私もよく行くエムウェーブですが、ここはオリンピックでスピードスケート会場となっていました。今では、冬場はスケートリンクとして、夏場はイベント会場として使われています。
見つめ直すと見える
このように地元を改めて見直してみると、けっこう充実した場所があるものだと思いました。実際に、これだけの施設が整っている市町村は、そうそうはないと感じては、長野の良さを見直したものです。さすがオリンピック開催の地という感じです。
住み慣れると、住んでいる地域の良さが見えなくなってしまうものですね。皆さんも、今住んでいる地域の良いところを見つめなおしてみてはいかがでしょうか。