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冠水には絶対入らないこと。大丈夫だと感じることが大きな落とし穴。

先日、職場のある人の自動車が廃車になったという話を聞きました。直接面識がある人ではないのですが、伝え聞くところでは、冠水に入って自動車が動かなくなったとのことでした。

修理はできない状態なので、買い替えになったとのことでしたが、数百万円もする高級車に乗っていたので「えっ!」という感じでした。

幸いにも保険の対象になるとのことで、一応は救われたとは思いましたが、さすがに同じような目には、遭いたくないと思いました。冠水に入って自動車が動けなくなった場合、車両の被害は大きく、修理対応ができずに廃車になることが多いそうです。

ゲリラ雨により冠水に遭遇

さて、冠水に入り込ん自動車が動けなくなる事故ですが、実は、私自身、過去に実際に目の前で見たことがあります。もうかなり前のことですが、さいたま市を走行中、ゲリラ雨と呼ばれるくらい、もの凄い大雨が降って来たことがあり、路上は一面、水で溢れるくらいスゴイ状態になっていました。

そして小川が流れる近辺に差し掛かったのですが、そこは小川に沿うような形で土地が低い状態になっていて、周りから小川へ水が流れ込んで水かさが増し、その小川を渡る橋に水が溢れる状態にまでなっていました。

もとより路上は水だらけなのですが、そこの部分は明らかに水が異常に溜まっているのが分かり、水の中を走るような感じがしていました。

動けなくなった車両を実際に目撃

さすがにその場所を通ろうとした時は、水の多さに少し気が引けたくらいで、通行を躊躇していると、先に走っていた車が水に浸かって動けなくなってしまったのでした。

水位としてはちょうどタイヤの高さの半分よりかは少し下くらいだったと記憶しています。急いでいた私は、前の車に構ってる時間もなかったので、これはヤバイと感じて、そのまま迂回したのでした。

いざ迂回しようとしても、小川に沿って低くなっている地形上、大きく迂回しないと通れるような迂回路が無かったのですが、なんとその迂回走行中に、やはり動けなくなった車両が他にも二台あったのを見かけたのでした。

こんなに何台もの車が動けなくなっているんだ、とその時初めて冠水の怖さを知りました。

その時、先を行く車両が動けなくなるのを見ていなければ、もしかしたら、私もその冠水の中へ進入していたかもしれません。

そして、私が見た動けなくなってしまった3台の自動車の運転手は、みな大丈夫だという感覚を持っていたに違いなく、それだけ普通の人には大丈夫だと思えてしまうということです。「いっきに走り抜ければ・・・」などと安易に考えてしまうのですね。

走行可能な水位は高くない

JAFのサイトで確認したところ、冠水している場合、車両の床面に至らない高さ、つまり、ドアの下端までの高さが走行可能な水位だそうで、普通の乗用車ならタイヤの高さの半分ならアウト、4割でも危ういくらいで、3割でも車種によっては危険な感じです。

普通の車種ならタイヤの高さの4割は危険

タイヤの高さの3割位でも、ドアの下端に達する車種もある

車高の高い車種でもタイヤの半分の高さは危険

冠水は、これくらい大丈夫だと感じてしまうところ、これなら通れるだろうと思ってしまうところが危ない点です。換言すれば、自動車は水位のある場所を通れるようには作られてませんので、迷った時は無理をせず、絶対に進入すべきではありません

アンダーパスのような道路構造であれば、意識して注意もするものですが、私が目撃したように、それ以外の場所でも危険な場所はあります。異様な水たまりがあれば、安易に考えずに、細心の注意を払うことが賢明です。

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