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エコドライブを心がけよう!年間5万キロ走っていた私が得たノウハウはこれ

節約を考える場合、日々の習慣を改善して浪費を防止することが効果的な場合が多々あります。

企業が業績改善のために固定費を抑制したり、人が健康のために生活習慣を改善するのと同じです。

そのような習慣改善の1つに、自動車のエコドライブがあるかと思います。

自動車のエコドライブを心掛けたい

一般的な方法はJAF(日本自動車連盟)なんかがホームページに公開していますのでそちらの情報を参考にして下さい。

ここでは、私の経験から得られたノウハウを掲載したいと思います。

私はプライベートで年間5万キロ走っていた時期が数年間ありましたので、燃料費については特に神経を使っていました。

8~9年ほど前にガソリン価格が大きく高騰して、レギュラーガソリンがリッター180円もする時期とも重なったこともあり、必然的にエコドライブが身に付きました。

燃料費を節約するためには何でもやるとの思いで色々試して得られたノウハウをここに記したいと思います。

急加速は避ける

急加速は著しく燃料を消費しますので絶対さけるべきですね。

これについてはほとんどの人が知っていることですので今更って感じもありますが、大事なことは身に付ける、すなわち「体で覚える」ということです。

ゆっくりアクセルを踏んで、如何にゆるやかに加速するかってことですが、踏む感覚が重要なんですね。

例えていえば、足で踏む感覚ではなく「手で操作する」との思い・感覚で加速することです。

換言すれば、手を使う感覚を持ってデリケートに操作するんです。

これ位の感覚を持たないと、何かのタイミングで無理な加速になってしまうんですね。

常に意識して「アクセルを手で操作するような思い」で加速するように心掛けてみて下さい。

継続することでいつしかこれが体に染み込み、無理なくエコ運転が自然にできるようになります。

早目にアクセルペダルから足を離す

これも良く知られてる方法ですが、減速・停止する際に早目にアクセルペダルから足を離すことが大事です。

そんなこと誰でも知っているよと言う方も多いと思いますが、意外と実行できないものです。

  • 進行方向の信号が赤になっている
  • 右左折する曲がり角に近づいた
  • 踏切が見えてきた
  • 減速すべきカーブにさしかかろうとしている
  • 「とまれ」の標識が見えてきた

これら減速や停止すべき場所を認識したら、直ぐにアクセルペダルから足を離すことです。

「直ぐに」といっても実際はエンジンブレーキがかかり始めるので、早すぎれば減速・停止地点まで辿り着けなかったり、後続車に迷惑を掛けたりしてしまいます。

要は「直ぐにアクセルペダルから足を離す」ことを心掛けて実行すれば、本当に妥当なタイミングを自然と体で覚えるようになります。

赤信号で停止する際、直前まで加速し続けてから停まる車をよく見かけることがあります。

運転していて気持ちが良いのでしょうが、燃料費のことを考えれば決して良い運転とは言えないでしょう。

燃焼効率が最良となる速度で走る

自動車は一定速度で走行した場合に最も燃焼効率が良い最適速度が決まっています。

幹線道路や高速道路などで、この速度を目指して走行することで燃焼効率の良い走行ができるわけです。

この最適速度については、車種やモデルによっても異なりますし、個々の車両によっても微妙に異なりますが、一般的なデータであれば一般に公開されています。

車種別の仕様を知りたければ、ディーラーの営業マンに聞けば教えて貰える場合もあるようです。

可能であれば、最適速度からの速度変化によってどの程度燃焼効率が低下するか、その特性も頭に入れておきたいところです。

実際の燃焼効率は、路面状態、風向風速、気象条件等々によって変化しますが、基本的な燃焼特性に大きな変化はないと考えて良いでしょう。

最近の車両は、どの程度エコドライブができたのかを数値やインジケータで示してくれる車種が増えて来ています。

どのような速度でどの程度のエコドライブとなるか、ご自身の自動車で色々試して、燃焼効率が最良となる速度を自分の車で体感してみるとよいでしょう。

この方法は、街中を走行する場合は効果があまり期待できませんが、一定速度で走行し続ける時間が長い場合ほど効果が期待できます。

ただし、注意しなければならない点は、スピードの出し過ぎと、前後を走行する車両の走行速度です。

特に片側一車線の道路では、まわりを走行する車両のスピードを配慮しないとトラブルのもとにもなりかねません。

赤信号で停止しない走りを心掛ける

これは信号無視をしろという意味ではありません。

よく利用する道路などは、信号の切り替わるタイミングが自然に頭に入っていると思いますので、これを利用した運転を心掛けるということです。

ここの信号はいつも赤信号でつかまる

とか

ここの信号は赤信号で止まったことが一度もない

といった経験をされていると思います。

これは、ある信号機と次の信号機とでは信号の切り替わるタイミングが一定時間になっているのが一般的だからです。

ある信号を通過して次の信号に向かっている時に、少し速めに走行することで赤信号に切り替わる前に通過できるのであれば速度を少し上げて走るのです。

逆に、赤信号で止まるような交差点に向かっている時に、ゆっくり走ることで青信号に切り替わるタイミングで到達できるようにするのです。

もちろん、信号が切り替わるタイミングがどうしても合わない場合もありますし、交通量が多くて自分のリズムで運転することができないケースもあります。

要は、信号の切り替わりタイミングを熟知し、スピードの出し過ぎと周りの車両の走行速度に気を配りながら、可能な範囲で速度調整し、赤信号で停止する回数を減らすということです。

ただし、過度の速度調整は却って燃費を悪化させかねませんので、あくまで自然な速度調整の範囲を念頭に入れておいて下さい。

エアコンを必要以上に使わない

これは夏場だけの話になるとは思いますが、エアコンを使うと急激に燃費が変化するので重要です。

よくある対策は、窓を開ける、送風機能を使う、遮熱用のカー用品を使う等々ですが、自ずと限界があります。

実は最も耐えられない暑さの1つに、日差しが直接社内の人に当たることがあり、これがエアコンを付けたくなる一番の要因になります。

炎天下で、日傘を使うと体感温度が全然違うのを経験されている方も多いと思います。

後部座席の場合は、遮熱用のカー用品を使って日差しを遮ってしまえば良いのですが、運転席や助手席は視界が妨げられるため安全運転の上からその対策ができません。

そこで有効なのは、日傘の代わりになる方法で日差しが当たる箇所を遮る方法です。

具体的に最も簡単な方法は、薄手のタオル等で日差しが当たる箇所を覆う方法ですが、単に覆うだけだと却って暑苦しかったり、運転の邪魔にもなったりします。

その時役に立つのが、安全ピンとダブルクリップと紐です。これらを使えば、タオルで簡単にうまく日差しを遮ることができ、視界の妨げにもなりません。

渋滞を回避する

渋滞は燃費だけの問題ではなく、時間や体力の浪費にもなりますし、誰しも巻き込まれたくないものですよね。

基本的にはナビの渋滞情報を利用して空いている経路を通行することですが、事前に渋滞予想を調べて予定を考えることも大事です。

しかし、渋滞するものは渋滞しますので、回避するのには限界があります。

そこで大事なことは、よく利用するルートについては抜け道、うら道をよく調べることです。

そして実際に走って確かめてみることです。

渋滞ポイント周辺には、結構、利用できる抜け道があるものです。

実際に試してみると、「知る人ぞ知るうら道」というルートがいくつも見つかります。

あとは、地元のタクシーが利用する道を追いかけて走ってみると以外なルートが見つかることがよくあります。

タクシーの運転手は、いわばルートのプロ。地元の抜け道やうら道情報は非常に詳しく、ためになります。

ただし、タクシーの場合は進入禁止道を免除される場合があるので、そんな道路には進入しないよう注意して下さい。

その他

タイヤの空気圧は影響が大きいのでまめにチェックすることが大事です。

ガソリンスタンドで無料でチェックできますので定期的に確認することです。

また、通常は規定圧値の範囲でも高めに入れておくことをお勧めします。

空気圧は徐々に低くなって行くことはあっても高くなって行くことはないからです。

また、当たり前ですが、オイルは定期的に必ず交換しましょう。

オイル代を惜しめば、節約になると考えられますが、エンジン等への負担になりますし、交換周期を長くしたところで限界があります。

オイルを交換しないでいると燃費の悪化につながりますし、必ず必要なことでもありますから、定期的に交換しましょう。

そんなこんなで必然的にエコドライブになった私ですが、当時ディーラーの営業マンに驚かれたことがあります。

興味があったので、自分と同じ車種・グレードの車にのっている人が、実際にどれ位の燃費で走っているのかを尋ねたことがあったのです。

営業マンの回答は「街中でリッター当り7~8kmですね。10km走る人がいれば良い方でしょう」とのことでした。

私の場合は街中を走っても12km位でしたので、そのことを伝えるとその営業マンはとてもびっくりしていました。

人並み以上の運転を積み重ねたことで蓄積されたエコドライブのノウハウ。

読者の皆様の役に立てれば幸いです。

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最後までお読み下さりありがとうございました。
気に入ってもらえたらシェアして頂けると嬉しいです。

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