電波時計をお持ちでしょうか?電波時計といえば、定期的に電波を受信することで、常に正確な時刻を表示してくれる時計ですが、この時計が誕生してから既に何年も経過しています。
今では、市場に多くの電波時計が出回わり、広く普及するようになりましたので、ほとんどの方は、1台や2台は使用していることでしょう。
しかし、その電波時計も、漠然と使っている方が殆どではないでしょうか。私がおススメしたい使い方は、一家に1台、基準となる電波時計を設置しておくことです。
特別なことをせず意識して設置
とは言っても、何か特別なことをする訳では無く、家族が一番集まる場所に、常に正確な時間を指す電波時計を常設するというもので、具体的には、リビングルーム等の中で、電波の受信状態が良い場所に、大きめで見やすい掛け時計タイプの電波時計を設置するだけです。
家族が一番集まる場所に大きめの見やすい時計を設置するのは、家族が持っている個別の時計の時刻がずれて狂ってしまった場合に、みんながその時刻のズレを認識しやすくするためです。
普段から目に付くところにあれば、個々の時計の時刻がずれてくると、比較的、認識しやすくなります。
受信エラーに注意
そして、受信状態が良い場所を選ぶ理由は、たとえ普段は受信できていたとしても、受信状態が悪いと、何かのタイミングでうまく正常受信ができずにエラーが発生して、不正確な時刻を表示してしまう可能性があるからです。
一般の電波時計では、手動受信の操作をすることで、受信状態が良好かどうかを確認することができますので、部屋内で最も受信状態の良い場所を探して設置するのが望ましいです。
正確な時刻は重要
さて、日常の生活の中で、正確な時間を知りたい、正確な時刻を確認したいということはよくあります。電車やバスに乗る、待ち合わせをしている、中には分刻みの生活をしているような人もいるかも知れません。
また、何より、時間が狂ってしまった腕時計や置時計の時刻を合わせたいことはよくあります。この場合、どの時計を基準にして時刻を合わせるかが重要ですが、テレビ放送における時刻表示の場合は、一般に午前中の早い時間だけしか表示されません。
また、テレビで時報が聞けるのは一時間に一回だけですし、正確な時刻のために、わざわざ「117ダイヤル」に電話するのも気が引けます。そんな時に、「この時計を基準にすれば間違いない」という時計が一家に1つでもあれば、とても重宝するものです。
何か特別な方法を用いることなく、基準となる電波時計を意識して設置するだけで、その時計の果たす役割が全然違ってきます。電波時計を未だ持っていない方も、持っていても漠然とした使い方をしている方も、このような意識した使い方をしてみてはいかがでしょう。