夏休みに入り、小学生が地区ごとに運動場に集まって、朝のラジオ体操を実施するようになりました。
当然、私の息子も参加するようになったのですが、地域の活動には積極的に関わろうと思っていた私は、子供とともにラジオ体操をすることにしました。
ラジオ体操は、夏休みの児童の活動のひとつとして、多くの地域で実施されているだけではなく、日本国民であれば誰でも知っているような、当たり前の体操のひとつです。
そんなラジオ体操を久しぶりに行ったことを機に、朝方に行う体操、つまり、朝からだを動かすことが、健康のためにとても効果的であることを再認識しました。
子供のラジオ体操
小学生が集団で行うラジオ体操は、どこの地域でも行われていることで、NHKがラジオ放送をしている時間帯に合せて集い、皆が一緒に体操をするものです。
地域によっても差があるようですが、参加者は参加するたびにスタンプをもらえるので、それを励み頑張っている小学生も多いようです。
私の住む地域においても、地区ごとに近くの運動場を利用して、PTAの組織の一部である育成会の主導で行っています。
朝のラジオ体操の放送時間に合わせて、ラジオ体操第一とラジオ体操第二の両方の体操をしています。
私も、日頃の運動不足解消の一助にもなるかと考え、連日、子供たちと一緒に、同じ体操を繰り返して来ました。
体調良好を体感
そして、私自身が体操をするようになってから数日経過したところ、体が非常に軽い感じがして、体調がとても良いことに気付いたのでした。
普段からあまり運動をしていなかったことも、体が軽く感じた理由のひとつだとは思いましたが、同じような体操は、職場の休息時間に毎日2回実施する習慣が既にありましたので、他に何か要因があるハズだと感じました。
何だろうと考えていて思い浮かんだことは、「ある会社の取り組み」と、「かつて受けたことがある健康指導の内容」の2点でした。
まず、「ある会社の取り組み」についてですが、私の知るある会社では、従業員の健康促進に力を入れていて、会社の方針のひとつとして、朝の始業前に従業員全員が体操を行うことを習慣づけているのです。
また、「かつて受けたことがある健康指導の内容」についてですが、以前、すこし肥満気味であった私は、職場で任意に受けられる健康指導を受けたことがあり、そのとき朝の運動が代謝改善によいことを耳にしていました。
朝の運動が良い
そこで、始業前に体操をしている会社の方に、ちょっと聞いてみたところ、やはり朝の方が体を動かす意義・効果が大きいとのことで、わざわざ朝に実施していることには理由があるようでした。
また、健康指導を受けた時にもらった資料の内容を確認したところ、「あさ運動することで、その日の代謝の状態が高くなり、消費エネルギーが大きくなる」(要約)と記述されていて、特に、肩甲骨の周辺の運動は、脂肪燃焼を促しやすく効果的とのことでした。
そして、その資料に紹介されていた、肩甲骨周辺に対するひとつの効果的な運動として、下記のような簡単なものがありました。
1.普通に立った状態のまま、両手を後ろに回して腰の位置で手を組む
2.そのまま背筋を伸ばし、体は真っ直ぐ立ったままで、組んだ手を徐々に上にあげて行く
3.手のひらは背中側に向けた状態で、手をより上の方へあげて胸の筋肉を伸ばす
簡単な運動ですし、たったこれだけのことで、減量やダイエットにつながると考えれば、ぜひこれから続けて行きたいと思いました。
まとめ
小学校時代に覚えたラジオ体操ですが、今回、子供のラジオ体操を通して、ラジオ体操の意義・効果を再認識しました。
ラジオ体操は朝一番で放送されているのにも、朝の運動がより効果的であることからなのですね。
また、ラジオ体操というひとつの番組が、何十年間にも渡って放送され続けてきたというのは、それだけ価値があることだから、とも言えるでしょう。
テレビ番組もそうですが、ひとつの番組が長期間にわたって続くというのは、そうそうは有りませんからね。
今回のことを機に、朝からだを動かす習慣を身に付けて行きたいと決意したところです。みなさんも、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょう。