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従来蛍光灯とLED蛍光灯のコスパを簡単に比較してみた。

以前に比べると、従来の蛍光灯はかなり減り、その代わりにLED蛍光灯が普及してきました。

気になるのが、実際にどちらが得なのかという点ですが、色々な製品がある上、メーカが公開している比較データは、単に電気代だけの比較しかないのが一般的です。

従来蛍光灯とLED蛍光灯のコスパの違いが気になる

ここでは、トータルコストはどちらが得なのかの一指標を出すために、従来蛍光灯とLED蛍光灯のうち、それぞれヤフーショッピングのおすすめ順の中から、明るさがや大きさが同等の商品を選んで比較してみました。

比較対象

実際に比較をしてみたのは、大きさや明るさ (光束ルーメン[lm])が同じ、下記の2つの商品です。

(A)従来蛍光灯

商品:日立蛍光灯丸型(FCL30D/28-B)
消費電力:28[W] 売価: 250円
光束: 1450 [lm] 寿命時間: 6000[h]

(B) LED蛍光灯

商品:LED蛍光灯30型(lumi-tech)
消費電力:14 [W] 売価: 1750円
光束: 1450[lm] 寿命時間: 50000[h]

比較方法

比較は、同じ時間だけ使い続けた場合のトータルコストがどれ位なのかを比較することで行いました。比較に用いたデータは、あくまで公開されている仕様上の値により、実際に測定した値にはよりません。

また、継続使用による照度の低下など、細かい点は考慮の対象外としました。対象は蛍光灯そのもので、蛍光灯を取り付ける、本体の影響は無視できるものとしました。

また、電気代は電力会社によっても異なりますし、時期によっても変動しますので、従量金額で一般的な1kWh=20円として計算しました。

以下、従来蛍光灯を(A)、LED蛍光灯を(B)と呼称することにします。

実際の比較

寿命時間(設計上の寿命)を揃えて比較するために、それぞれ、(A)は25個、(B)は3個、購入するものとします。つまり、

(A)25[個]x6000[h]=150000[h] (B)3(個]x50000[h]=150000[h]

となって、寿命時間(150000[h])が揃います。(ちなみに150000[h]は17年余に相当します)

この寿命時間は、あくまで設計上の時間なので、実際に使用した場合の時間とは異なりますが、比較の上では同様の条件となるので、このように考えました。

では、まず、それぞれ購入に要する金額は

(A) 25[個]x250[円]=6250[円] ・・・ (1)
(B) 3[個]x1750[A]=5250[A] ・・・ (2)

となります。そして、150000[h]使い続けたとして、

(A) 150000[h]x28[W]=4200000[Wh]=4200[kWh] (B) 150000[h]x14[W]=2100000[Wh]=2100[kWh]

になりますから、1kWh=20円でこれらを計算すると、

(A) 4200[kWh]x20[円/kWh]=84000[円] ・・・ (3)
(B) 2100[kWh]x20[円/kWh]=42000[円] ・・・ (4)

のように、17年間、点灯し続けた場合の金額は比較的、大きな額になります。

さて、それぞれ、購入に要する金額と使用に伴い発生する電気料金を加算すると

(A) (1) + (2)=6250+84000=90250
(B) (3) + (4)=5250+42000=47250

のようになります。

両者の差額は90250-47250=43000で、一年当たりでは、約2500(43000[円]÷17[年])の差が生じる換算になります。

まとめ

以上、2つの商品を用いて、仕様上の理論的な比較をしてみましたが、長期間使用すれば製品の値段そのものは、あまり影響しないことが分かりました。

また、明らかにLED蛍光灯の方がコスト面で有利なことが分かりました。

世の中には、色々な製品がありますので、これら2つだけの比較では、厳密な比較にはならないと思いますが、消費電力の差は、時間が経てば経つほど大きく影響してくるとの傾向はつかめたと思います。

この傾向から、未だ従来蛍光灯を使っているのであれば、LED蛍光灯やLEDライトなどへの置き換えを、直ぐにでも検討することが賢明だと言えるのではないでしょうか。

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