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職場の人が尿管結石に。激痛を伴うこの病気には絶対なりたくない!

先日、職場の後輩が尿管結石になって、急きょ仕事を休むということがありました。

その知らせを聞いた時、15年ほど前に、前の部署の先輩がやはり尿管結石になって、仕事中に激痛を訴えて早退し、病院に駆け込んだことがあったのを思い出しました。

尿管結石は激痛を伴う

その当時、その先輩とは一緒の業務に従事していて、痛みを堪えながらとても苦しむ姿を間近で見ていたので、嫌な病気だなと思っていました。

今回、別な人が同じ尿管結石になったことで、けっこう身近な病気なのかと思わずにはいられず、その痛みを想像しては、自分は絶対になりたくないと思って、この病気についてちょっと調べてみました。

尿管結石とは

まず、尿管結石とはどういう病気かというと、簡単にいえば、尿管に結石がつまり、尿の圧力によって、まわりの神経が刺激されて、激しい痛みを覚えるといわれています。

結石の正体は、シュウ酸カルシウムやリン酸カノレシウムなどが固まったもので、腎臓から尿管の方へ出て行くことで激痛を発します。

通常、命に別状はないそうですが、その痛みは表現するのが難しいくらい激しいもので、体験したことのない私があえて表現するとしたら、指先の爪の中に針を刺した状態を、そのまま放置する感じでしょうか。(痛そっ!)

起きる原因は

では、何が原因で起きるのかについてですが、動物性たんぱく質を多く摂取することで、体内にシュウ酸などの物質が増加するそうですが、通常、これらの物質はカルシウムなどと結合して、便として排泄されるものの、排泄されずに残ってしまったシュウ酸などが腎臓の方へ移り、そこでカルシウムなどと結合することで結石になるそうです。

なので、予防としては、動物性たんぱく質ばかりでなく、良質な植物性たんぱく質や、野菜をしっかり摂ることや、便としての排出を促進するために、カルシウム不足にならないようにすること、更に、普段からしっかりと水分補給をすることが大切だそうです。

但し、野菜の中には、ほうれんそう等、シュウ酸を多く含むものもあるようなので、いろいろ気を付ける必要があります。

また、ジョギングなど、身体を上下に動かす運動をすると、結石が排泄されやすくなる効果が期待できるそうです。

生活習慣でリスクを低減できる

さて、今回、その後輩に話を聞いてみたところ、十数年前にも同じような症状があって、通院した経緯があり、今回が2回目だそうで、体質や生活習慣によって、なりやすい人はいるようです。

そして、今回の通院時の措置は、点滴と坐薬のみ、つまり、自然排出をする方向での処置がされただけで、外科的に結石を取り除くような処置はしなかったそうです。

外科的な措置は、胆石そのものが大きい場合や、何か危険がある場合以外は通常、実施されないようです。

このように、尿管結石は可能性としては誰でもなり得る病気で、いざ、ひとたび症状が出ると、その痛みは想像を絶するようです。

今回のことを機に、普段から、水分補給、適度なカルシウム摂取、軽い運動を心掛けて、少しでもリスクを減らそうと思ったものです。

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