オブセ牛乳シリーズの新製品がついに出現しました!
「オブセ牛乳ラムネもち」です。
かつて色んな商品が出されて来ましたが・・・。
今回は、な、な、な、なんと”ラムネ”。
東京駅で熊に出くわすくらい驚きましたね。
まぁ、とにかくレビューします。
且つてない視点の商品
オブセ牛乳を扱う商品は多数。
中でも、マルイチ産商が菓子メーカと共同開発してきた製品は色々あります。
いずれもオブセ牛乳との相性がイメージしやすいものばかりだったんですね。
ところが、今回はラムネです。ちょっと衝撃的。
牛乳とラムネを合わせることをイメージできますか?
ちょっと、無理ですよね。
キュウリにソースかけるとか。
オムライスに砂糖を振るとか。
コーヒーに塩を入れるとか。
私にはこれらに似ているように思えました。
つまり、且つてない視点から開発されたオリジナリティの強い商品だと感じたんですね。
コンセプトは”もち”?
さて、オブセ牛乳ラムネもちのコンセプトは何でしょうか。
ちょっと、パッケージを見てみます。
やはり、オブセ牛乳を看板にしていますね。
さすがブランド力があります。(長野でオブセ牛乳を知らないと異端児あつかいされますよ―)
で、よく見ると「マルイチ産商との共同開発」とあり、製造者は久保田製菓有限会社。
実は、久保田製菓有限会社は飯田市にある菓子メーカで、オブセ牛乳みるくもちやオブセ牛乳いちごもち、オブセ牛乳ショコラもちを手掛けて来ました。
いずれもマルイチ産商との共同開発。
その実績を元に新商品を考えたのですね。
だから、コンセプトは”もち”とも言えるでしょう。
しかし、問題はテーストをどうするか。
既に販売されたシリーズは、みるく、いちご、ショコラと言う、お菓子における定番の風味。
ありきたりでは個性がないってことで生まれたのが、この「オブセ牛乳ラムネもち」なのでしょうね。
オブセ牛乳ラムネもちの詳細
では、オブセ牛乳ラムネもちを詳しく見ていきます。
とりあえず商品の情報を簡単にまとめると・・・
<原材料>
麦芽糖(国内製造)、砂糖、水飴、餅粉、牛乳(長野県製造)、ラムネ粉末(砂糖、コーンスターチ)、澱粉、ゼラチン/トレハロース、香料、増粘多糖類、着色料(クチナシ)、酸味料、乳化剤
<アレルギー品目>
乳、ゼラチン
(くるみ、小麦、卵を含む製品を同工場で生産)
<栄養成分(100g当り)>
エネルギー 329kcal
たんぱく質 1.0g
脂質 0.4g
炭水化物 80.3g
食塩相当量 0.01g
上記で特筆すべきは、原材料の「牛乳(長野県製造)」です。
これは、オブセ牛乳のことですね。
あと、炭水化物の含有率がエベレスト級に高いですね。
まるで炭水化物のかたまりみたい。
まぁ、”もち”ですから当たり前ですが・・・。
また、脂質が低く抑えられていて、肥満にやさしい点もポイントですね。
えっ!?7個だけなの・・・
で、いざパッケージを開封してみると・・・
えっ!!7個だけ?
目まいがしました。
これって、はやりの「モチモチ詐欺?」かも…
ちまたで言われている「令和のモチ騒動」なのか…
そんな思いが頭をよぎりました。
そこで、従来の商品を調べてみると、
オブセ牛乳みるくもち・・・9個入り
オブセ牛乳いちごもち・・・9個入り
オブセ牛乳ショコラもち・・・8個入り
新製品誕生のたびに少しずつ減って来ています。
しかし、よくよく考えると無理のない流れ。
近年の原材料高騰を考えればむしろ自然と言えますね。
オブセ牛乳ラムネもちの値段は1パッケージ(7個入り)約200円。
だから、個数は少ないけど手を出しやすい価格なんです。
品格もありますしね。
ラムネほど人工的な味ではない
では、実際に味わってみます。
個包装を開けるとこんな感じ。
見ただけで、餅菓子って分かります。
食べる前に、中身を見てみます。
二つに割ると・・・三十構造。
パッケージの説明によると、
外側:オブセ牛乳入りおもち
中間:マシュマロ
内側:ラムネペースト
外側がおもちで、中の白い部分がマシュマロ、真ん中がラムネペーストですね。
食べた時の食感は、まさにオモチそのものでした。
で、驚いたのは味わいです。
ラムネでありながら、人工的な味をあまり感じないんです。
しつこくなく、むしろサッパリ感もありますね。
裏を返せば、自然な味わいすら出せています。
だから、嫌味のない風味にまとまっているんですよ。
平凡とも言える商品ですが、よく考えて作られているなぁって思いました。
みなさんも、ぜひ1度は食べてみて下さい。