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チャイルドシートは適合品でも性能は違う。客観的な情報で上手に商品選択を。

チャイルドシートを選ぶとき、いろいろな製品があって、どれにしようか迷うものです。私も子供が生まれた時に購入したのですが、もしものことを考えて、最も高性能といわれている製品を購入して使ってきました。

しかし、実際に購入した時は、製品の仕様を見る程度で、細かく比較・検討したわけでもなく、最も高価なものから選べば間違いないだろう、との感覚だけで選んでいました

チャイルドシートは適合品でも性能は様々

少なくても、適合品として販売されている以上、安全上はどれもしっかりしているだろうと考えていたのでした。

製品によって大きな差がある

さて、埼玉に住んでいたある日のこと、信号待ちしていた際に、後続車両に追突されて、当時乗っていた車両を修理に出したことがありました。

代車のレンタカーには、下の子のために乳児用のチャイルドシートを取り付けてもらっていたのですが、見るからに質素な作りで、正直「こんなシートには自分の子供を絶対に座らせたくない」と思いました。

なので、その時はわざわざ、車の修理先に連絡を入れて、預けていた修理中の車両から、使っていたチャイルドシートを外させてもらい、レンタカーに取り付け直したのでした。

同じ適合品といわれるチャイルドシートでもここまで違うものか、というのが当時の強い印象で、少し衝撃にも似た気持ちでした。そんなことがあったので、市場にあるチャイルドシートの中から、自分で納得の行く製品を選ぶことは、本当に大事なことだと、そのとき改めて感じたのでした。

チャイルドシートを比較しようとした場合、店頭などにはメーカが公開している機能や性能の仕様が示されているだけなので、メーカが公開している情報を比較するくらいしかできないと思っていました。

また、各メーカが独自の安全評価を行っているので、客観的な評価による比較は難しく、それがチャイルドシートを選ぶときに迷う要因にもなっていると感じていました。

客観的に評価してくれる機関がある

そんな中、先日、チャイルドシートに関して、公的機関が客観的な評価をしていることを初めて知りました。

それは、国土交通省のもとにある独立行政法人「自動車事故対策機構」で、この機関の公式サイトの「守る」タグから「チャイルドシートアセスメント」にアクセスすることで、評価試験方法をはじめ、各種チャイルドシートの評価結果を見ることができます。

この機関では、「前面衝突試験」と「使用性評価試験」の2つの試験を、3種(乳児用、幼児用、児童用)のチャイルドシートにわけて行い、その評価結果を公開しています。

まず、「前面衝突試験」については、模擬的に衝突させる試験を行い、下記のそれぞれの項目について、「◎」「〇「×」の3段階の評価をして、◎〇×の個数に応じて「優」「良」「普」「推奨せず」の四段階の総合評価をしています。

・破損の状況
・シート背もたれの傾き
・頭部のはみ出し
・頭部の移動量
・頭部に受ける力
・胸部に受ける力
・胸のたわみ
・その他の事象

次に、「使用性評価試験」については、チャイルドシートが確実に取り付けられるような配慮がされているかについて、以下の項目ごとに点数をつけて評価しています。

・取扱説明書等
・本体表示
・本体機構
・取付性
・装着性

これらの試験結果を見ることで、そのチャイルドシートの性能がどのようなものかが良くわかります。

この試験評価内容を見て、実際の事故を想定した影響や、実用上の視点に立った評価がされていると感じました。

この中で、驚いたことは、たとえ「E」マークの付いた適合品であっても、この評価試験結果では「推奨せず」と評価されているものが中にはあることで、これを見て、客観的にどう評価されているかということが、いかに大事かを再認識させられました。

評価試験の詳細については、上記サイトに掲載されていますのでそちらをご覧ください。

客観的な情報で商品選択を

チャイルドシートを販売している店舗やネット上のサイトでは、一般に、メーカが公開している仕様などの情報が主で、客観的な評価情報がありません。

自動車事故対策機構は、公的立場で客観的に行った評価結果を公開しているので、製品の購入を検討するときに役立ちます。

単なるメーカだけの情報によらず、これらの情報をよく見た上で製品を選べば、より賢い選択ができるのではないでしょうか。

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