私がブログを運営しようと決めた一番のキッカケは、別の記事にも書きましたが、情報という資産を築くことに大きな魅力を感じたからです。
ブログを開始してから一年四ヶ月が経過しましたが、今振り返ってみると、情報資産を築くことがとても有意義だと改めて実感します。
情報には価値がある
情報には色々な内容がありますが、その内容が何かの目的を達成するために有用である場合、そこに価値が生じます。
情報には、情報そのものに価値があるものもあれば、ないものもありますが、価値のあるもののなかには、国家機密や産業界の技術情報など、もし、お金に換算すればものスゴイ額になるようなものもあります。
また、情報そのものに価値がない場合でも、内容を整理したり、うまくまとめたりすれば、そこに価値が生じます。
要は、情報というものは、どんな小さな情報でも、価値を生み出し価値を大きく出来る可能性を持っていると言えます。
ブログは情報という価値を生み出せる
ブログで記事を書く場合、少しでも多くの人に読んで貰おうとして、有益な内容を盛り込もうとします。
その結果、記事には自ずと何らかの価値が生まれますが、どんな情報をどのように整理して、どのようにまとめるかによって、価値を少しでも大きく出来る可能性を秘めています。
また、大きい価値のある情報を生み出そうとした場合、他の人があまり知らない情報や、普通の人がそれほどできない体験などが有利です。
たとえ誰でも知っている情報や、ごくごく平凡な経験でも、まとめ方次第では、大きな価値ある情報を生み出せる可能性も持っています。
例えば、飲食店などの情報は調べれば、それなりの情報を得ることができるものですが、ある観光地周辺にある飲食店をいくつも食べ比べた生の情報をまとめた記事は、その観光地を訪れて食事をしようと考える人にとっては、とても有益な情報になります。
ブログで記事を書くことは、工夫次第でいくらでも価値のある情報を築くことができるのです。
どれ程価値があるか
では、このブログで書き続けて来た記事は、どれ程の価値を有しているものでしょうか。
記事の価値を客観的に評価するのは難しいところですが、目安としてのひとつのバロメータには、PV数が挙げられるでしょう。それは価値ある情報、有益な記事だからこそ多くの人が読むと言えるからです。
実際にこのブログも、浮き沈みは有っても、確実に読んでもらっている姿を見て、
「情報という資産を少しずつ築きあげて、大きなものにして行けている」
と感じています。
そして忘れていけないことは、PV数が少ない記事やPV数が減少してしまった記事にも、十分情報としての価値があることです。
PV数が少ない記事は、読む需要が少ないとか、類似の情報が多いと言った場合が多いだけで、記事そのものは、ある目的で書かれているものですから、少なからずの価値を有しているハズです。
また、PV数が以前と比べて少なくなった記事は、その記事よりも優れた記事が台頭して来た場合が多く、価値があるからこそ読まれて来たという実績には変わりません。
従って、情報としての相対的な価値は少し下がったかもしれませんが、価値を失った訳ではありません。むしろ、それなりに読まれてきたという実績が物語るほどの、価値を有しているハズです。
価値があるから自分でも役立つ
また、価値があるからこそ自分でも利用することがあり、また、とても役立つと感じています。
特に、自分のブログは、得意なことや興味を持ったこと、自身が経験したことなどを題材とすることが多いので、自分自身が日常生活で関わることが多く書かれています。
従って、「あれってどうだったっけ?」と何か思い出せないことがあると、「あれについては、ブログに投稿しておいたから、あの記事を見ればまとめてある」などと思い出して、見に行くことがあります。得意なことと記憶していることは違いますからね。
こうした場合は、検索などをしてわざわざ調べなくても、はじめから必要な情報のある場所を知っている点においても便利です。
そして、自分で作った記事は、そもそも自分で色々と調べることが多いですから、自ずとその分野について知識が深まっていることもメリットのひとつと言えます。
自身の軌跡になる
更に、ブログは自分自身の軌跡を刻むことができます。もちろん、単なる出来事を記録したような日記ではありませんから、自分の軌跡をそのまま残しているわけではありません。
しかし、記事にすると面白いと思ったことなどの日常のできごとをもとに書くことも多いですし、記事にしようとするために意識的に取った行動などもありますから、記事の随所に過去の自分の軌跡が刻まれています。
その中には、家族で一緒に行動をとったことや、子供と出かけたこと、子供の学校での出来事などもあり、自身だけでなく、家族を含めた軌跡が残りますから、子供の成長の記録のひとつにもなります。
現在、ブログを始めて1年4か月ですから、これだけの短期間ですらこのように感じるということは、今後2、3年、5年、10年と時間を重ねて行った時、どれほどの軌跡が刻まれるかと想像すると、とてもワクワクする思いです。
蓄積されて増える資産
このように、改めて振り返ってみて、情報という資産がコツコツと蓄積されていくのを実感するところです。
お金や株、不動産などの資産は、「仕事をする」、「資産を運用する」、「投資をする」などの手段が必要で、何もしないで増えるものではありませんが、それらを得るためにはそれなりの苦労などが必要でしょう。また、何よりも元手がなければどうしようもない面もあります。
それらに比べて、ブログ運営の場合は、楽しみながら記事を書く中に、コツコツと情報という資産が自然に蓄えられて行き、確実に増える、書いた分だけ蓄積されて行くという点で、大きなメリットがあると感じます。(もちろん、「何もしないで増えるものではない」という点では他の資産とあまり変わりありませんが)
しかも、元手となるものは基本的に不要ですから、誰しもが取り組みやすい分野ともいえるでしょう。また、情報資産そのものには、基本的に課税はされないので、そんな点にもメリットがありますね。
ブログを始めてみようと考えている人は、情報資産という価値の意義についても一考してみることが大切です。