LEGOブロックで何かを作っていて、「あの部品があればできるのに」とか、「あのパーツがあれば便利なのに」、などと思ったことも多いのでは無いでしょうか。
そんな時、役立つのがLEGOブロックの詰め放題です。
好きなパーツを選べる
LEGOと言えば、何と言ってもブロックですが、想像力をふくらませて色々なものを作れるのが魅力の一つです。
しかし、限られたパーツを利用して何かを作ろうとした場合、必要なパーツが無くて思うように作れない事があります。
特に、パーツの数だけは十分沢山あるのに、所望のパーツが無いことが理由で、思うものが作れないと悔しい思いすらします。
また、車が好きで色々な車を作ってみたいと思っても、タイヤの部品が限られているために、作れる数が限られてしまうなどと言ったこともよくあります。
そのような時には、「パーツ毎のバラ売りをしていればなぁ」と考えるものですが、ごく一部のパーツを除いて、パーツ単体で購入することはできません。
だからと言って、欲しいパーツを含むパッケージ商品を購入すると、不要なパーツまで含まれているために、コストパフォーマンスがとてもよくありません。
そんな時に便利なのがLEGOブロックの詰め放題を利用する方法です。
コスパがいい
この詰め放題の販売方法は、LEGO専門店で販売している「Pick a Brick(ピック・ア・ブリック)」と呼ばれている商品です。
この商品は、何種類ものパーツの中から好きなパーツを好きな数だけパッケージに入る分だけ選ぶことができます。いわゆる詰め放題です。
好きなパーツを選べるわけですから、必要なパーツだけを選ぶようにする事で無駄が無くなりコスパが良くなります。
Lサイズのパッケージが3000円、Sサイズのパッケージが2000円で、パッケージの蓋が締まる限りはいくらでも詰め込むことができます。
単純に重量対値段、或いは体積対値段で考えた場合は、クラッシクタイプの商品の方が有利な感じもしますが、それ以外の一般の商品と比べた場合は、コストが優れていると言えます。
何より自分が不要と考えるパーツを選ぶ必要はありませんから、お買い得感が大きくなります。
ちなみに私がLサイズで購入した時は、上記の写真のように詰め込み、重さにして378グラムでした。実際の中身は下の写真の通りです。
ちなみに、一般の製品の場合の重量で比較してみました。下記の商品を例にした場合は約350グラムで、通常の販売価格が数千円の商品ですから、重量換算で比較した場合、詰め放題(378グラム/3000円)の方がコスパがいいことが分かります。
詰めるコツ
詰め込むコツですが、パッケージが変形しない硬質プラスチック製の容器なので、如何に密度を高くして入れるかが鍵になります。
具体的には、通常のブロックの形状をしているパーツはブロック同士をいくつも使って組み立てて、隙間がない塊の状態にしておきます。
そして、組み立てた塊の状態でパッケージに入れますが、それらの塊をパッケージに入れる前に、パッケージの底部を小さな部品で埋めておきます。
その理由は、パッケージの底部が少し特殊な形状になっているからです。
上記の写真(底部が上)を見て分かるように、筒状の底部の周辺だけ凹んでいるため、そこにパーツを入れないと無駄な空間ができてしまいます。小さな部品を選んでそれら周辺のクボミを埋めておくのが大切です。
そして、パッケージ底部へのパーツの詰め込みが完了したら、作っておいた塊を入れますが、パッケージはボトルの形をしていますので、なるべくボトルの形状に近くなるように、それら複数の塊を密着させるようにして、まとめて入れます。
その後、パッケージにできた隙間に小さいパーツを詰めて行きますが、その際、隙間の大きさや形状を考えながら、うまく隙間が埋まるようにいれて行きます。
入れたらパッケージを軽く叩いて隙間が小さくなるようにし、またパーツを入れてはパッケージを軽く叩くという動作を繰り返します。
これ以上は無理だろうと言う状態になったら、最後は小さい部品を少し力を込めて、手で隙間に押し込みます。
押し込みきれなくなったら、蓋のふくらみを考えて上に多めに乗せて蓋をします。
蓋は平らでは無く中央が膨らんでいる形状なので、中央部にパーツが少し盛り上がってもキチンと蓋ができるからです。
注意すべきことは、力を込めて手で押し込んだ後にパッケージを軽く叩いてしまうと、返ってパーツが浮き出てきてしまうので、これはやめましょう。
この詰め放題ですが、詰めるのも楽しめるところがまたいいところです。どうすれば、効率的に入れられるかを考えながら詰め込むので、どこかブロックで遊んでいる感覚があるんですね。
でも、子供よりも親の方がつい夢中になってしまうものですよ。