柏崎恋人岬といえば、柏崎市にある景色の優れた観光地で、恋人同士なら機会を見つけてぜひ足を運びたいスポットのひとつです。
どのような場所であるかについては、公式サイトを見ればその内容は分かりますが、実際に行ってみないと分からないような情報は、公式サイトを見ただけでは分かりません。
ここでは、柏崎恋人岬に行ってみたいと考えている人にとって、行く前に知っておくべき役立つ情報を掲載しました。
どんなところ
さて、まず柏崎恋人岬がどのような場所かですが、佐渡弥彦米山国定公園の中に位置する岬のひとつで、日本海を一望できる景色の優れた場所です。
恋人同士が二人の思いを胸に、将来、幸せに結ばれることに願いを込める恋愛成就の場所になっています。
景色がとてもきれいなため、恋人同士だけではなく、家族や子供を連れて、その景色を楽しむのにも適しています。
少し小高い崖から見渡す海は見応えがありますし、海岸沿いにある小高い地形と共に自然が溢れる景観は心を癒してくれます。
私も子供連れで訪れましたが、広い海を一望できる景色を見て、二人の子供たちは無邪気に喜んで、とても楽しそうでした。いつまでも帰ろうとせず、「また行きたい」と言うほどでした。
恋人岬の概略を示すと、下記のレイアウトのようになります。
図のように駐車場のすぐ先に無料休息所シーガルがあり、そのすぐ海岸側に恋人同士で鳴らすベルが設置されています。
その左上は少し高くなった簡単な展望台(遠望エリア)になっていて、望遠鏡があります。
また、シーガルを出た右側から少し階段を下ると、芝生で覆われた少し広いエリアがあり、くつろぐことができます。
交通手段
さて、柏座恋人岬へのアクセス方法についてですが、公式サイトには、 高速道 北陸自動車道の米山IC (インターチエンジ)から車で1分である旨が記載されています。
しかし、実際は米山IC からだと5分くらいはかかると見ておくべきです。
米山ICを出てから国道8号線に入るところには信号がありますし、国道8号線からの恋人岬の入口にも信号があります。
岬に出るまでには少し勾配のある曲がり角を通りますから、普通に行けば5分はかかるのです。
米山ICからのアクセスはとても便利なのは事実ですが、公式サイトにある「1分」との記載は、アクセスのしやすさを強調した表現だと心得ておきましょう。
柏崎市に行くついでに足を延ばそうと考えている方は、市の中心地から車で15分位あれば十分行くことができます。
ちょっと寄ってみるだけと考えている人にとっても、気軽に行ける場所に位置していますので、柏崎市に行くついでがあれば、ぜひ足を延ばしてみましょう。
恋人岬は自然の中にある岬のひとつですから、アクセスはやはり自動車が便利です。
もし電車を利用するのであれば、JR青海川駅からは無理なく歩ける距離ですし、景色を楽しみながら歩めますので、柏崎駅からタクシーで行くよりは良いでしょう。
駐車場
さて、車で行く場合に気になるのが駐車スペースですが、柏崎恋人岬の直ぐ手前のところに、無料駐車場が数十台分用意されています。
従って、通常であれば駐車する場所を心配する必要はありません。しかし、連休や行楽時期、繁忙期ともなると、さすがに満車となって困る場合もあるかと思います。
しかし、駐車場を探すよりも、混雑しない日や時間帯を選んで行くことをまず考えるべきでしょう。
その理由は、とてもロマンチックな行楽地に行くわけですから、人で混雑することのない、ムードのある方が良いからです。
もし可能であれば、二人きりになれるくらい空いている時期がベストです。
それが無理なら、二人だけの空間を保てるような、あまり混雑しない頃を狙った方が良いと思います。
もちろん、家族や子連れで行くならそこまで考える必要はないとは思います。
とは言っても、繁忙期しか時間が取れない場合もあるでしょうし、行ってみたら混雑していたということもあるでしょうから、駐車場に困ってしまうこともあるかも知れません。
そんな場合は、 恋人岬まで遊歩道で歩くことにして、国道8号線沿いにある別な駐車場、或いは、国道沿いのお土産店にある駐車場のいずれかを利用しましょう。
遊歩道は距離にして 600mほどで、ちょっとした山道にはなりますが、距離は長くないですし、自然の中を散策するのも気持ちがいいものです。
しかも、遊歩道の途中には、見晴らしのよいスポットが2箇所ありますから、敢えて遠い方の駐車場を利用して、遊歩道を二人で歩むのも、ムードが盛り上がって良いかも知れません。
国道8号線沿いの駐車場は100 台ほど、お土産店にある駐車場は数十台ほど駐車できますから、恋人岬のすぐ近くにある駐車場と合わせると全部で 200 台くらいは駐車できることになります。
従って、よほどの混雑時以外は駐車場所に困ることはないでしょう。
上記の写真にある日本海フィッシャーズケープの右側と上側が駐車場のある場所に相当します。シーガルにつながる道が車道で、その右側にうっすら見える小道が遊歩道です。
ちなみに、ここで紹介したいずれの駐車場も、恋人岬を訪れる人が利用できる無料の駐車場ですから、遠慮なく堂々と駐車できます。
営業時間
ところで、「この観光地の営業時間は?」と考える人もいるかと思います。
しかし、恋人岬はそもそも自然界にある岬の一つですから、営業という概念そのものがありません。
端的に言ってしまえば、恋人岬を訪れるだけなら時間や日にちに関係なく、いつでも行くことができますし、もちろん無料です。
もっと厳密な言い方をすれば、気象や天災の都合などで交通が遮断されない限り、いつでも足を運ぶことができます。
とは言え、相応しい時間帯というのがありますので、目的を考えて訪れる時間を決めるのがいいと思います。
最も、一般的な時間帯は、 恋人岬に隣接して設置してある無料休息所シーガルが営業している時間帯です。(シーガルは冬期12月~翌3月は休業)
この無料休息所では、オリジナル商品が販売されていますが、恋人岬の柵に恋人と取り付けるプレートや鍵やチェーンなども販売されています。
従って、二人の思いを形に残したいという方にとっては、シーガルの営業時間内が便利です。
但し、国道沿いのお土産店(フィッシャーマンズケープ)でも、 プレートなどは取り扱っていますから、必ずしもシーガルの営業時間内である必要性はありません。
最もムードが盛り上がるのは、夕日がきれいな夕暮れ時ですから、それも頭に入れて訪れる時間を決めるのもいいかも知れません。
お土産店は恋人岬からは少し距離ありますが、混雑を避けるためには、敢えてシーガルが閉まっている時期や時間帯を狙うのもひとつの手です。
お土産店は、冬期でも営業していますし、シーガルの営業時間外も開いています。
ただし、柏崎は雪国にありますから、冬期に訪れる場合は注意が必要です。シーガルの休業時期の詳細については、公式サイトで情報を公開していますから、事前に確認しておくのが良いでしょう。
なお、恋人岬は沿岸部の小高い場所に位置していますから、場合によっては強い潮風が吹きます。
天候や時間帯にもよりますが、帽子など飛ばされやすいものを身に付けたり、重量の無い荷物などを持ち歩いたりする場合は特に注意が必要です。