佐久平にあるハイウェイオアシス「パラダ」は、高速道からも一般道からもアクセス可能な公園で、ちょっと立ち寄るという感覚で気軽に足を運ぶことができる行楽施設です。
パラダには色々な施設がありますが、ここでは無料で利用できるアスレチック広場を詳しく紹介します。
パラダとは
パラダは高速道のパーキングエリアからそのままアクセスができる施設で、別名は平尾山公園と呼ばれています。
高速道路から降りることなく、そのままアクセスが可能なため、高速を移動中に立ち寄ることができるのが大きなメリットです。
パーキングエリアにはETC出入り口もあり、また高速を利用しない一般道からの直接のアクセスもできますから、佐久市を訪れた時に足を延ばす場所としても適しています。
パラダ内には、温泉やキャンプ施設、イヌを遊ばせられるドッグラン、子供向けのアミューズメント施設、そして冬場はスキー場として、夏場はボード遊びとして利用できるほか、山歩きなどもできますから、利用用途としては多岐に渡ります。
もちろんパーキングエリアとして食事や喫茶もできますから、単に運転中の休息所として利用することもできます。
また、夏場にはカブトムシが飼われているカブトムシドームが公開されていますから、小さな子供にとっては魅力が大きい場所です。
昆虫の標本などを展示した昆虫体験学習館もありますから、昆虫に興味を持つ子供にとっては更に楽しみが広がります。
アスレチック広場
概要
そんな色々な施設がある中、誰しもが無料で利用できるのがアスレチック広場です。
この施設はその名の通り、アスレチックですが、山中にあることから、アスレチック広場を廻るだけで、とてもよい運動になります。
実際のアスレチック広場は、食事などの施設がある「センターハウス」の建物の直ぐ裏側の山中にあり、歩いて直ぐですから利用しやすいです。
個々のアスレチックの遊具は、山中のところどころに点在していて、1つのアスレチック遊具と別なアスレチック遊具との間は距離が離れているものもあります。
従って、アスレチックをひと通り回ると、高低差のある小さな山を廻るような感じになりますから、それだけでも軽く汗が出てくるほどです。日ごろ運動不足の人には良いかも知れませんね。
さて、行楽施設のひとつとはいえ、アスレチック広場は山間部にありますから、クマが出没する可能性やスズメバチが飛んでいる場合があります。
これらは、しっかり注意点として頭に入れておきたいものです。
ルートは2つ
アスレチック広場は、大きく2つのルートに分かれています。
1つはクライマールート(下記の赤矢印)で、もう1つは忍者ルート(下記の青矢印)です。
クライマールートは筋力と体力が求められるコースで、忍者ルートはバランス感覚が要求されるルートです。
いずれのルートも同じ広場内にありますので、どちらのルートを進んでも、もう一方のルートも楽しむことができます。
クライマールートはアスレチックが赤色の番号で管理され、忍者ルートは青色の番号で管理され、いずれも番号順に進むような構造になっています。
いずれのルートに属するアスレチック遊具にも、遊具ごとに適正年齢の表示がありますので、子供の年齢に合わせて利用するとよいでしょう。
クライマールート
クライマールートは、赤色の番号でルートが管理されています。以下、アスレチック遊具ごとに写真付きで説明します。
①マウントバレー(mount-valley)
マウントバレーはその名の通り、山(mount)と谷(valley)を表現した遊具です。
従って、山を登って谷に下ってという感じになります。
山や谷の形状は、階段や板スロープ、ロープ網などで作られているので、色々と楽しめます。
②クライミングアドベンチャー(climbing adventure)
クライミングアドベンチャーは、アーチ状に描かれたところを上り下りする遊具です。
昇り(climb)ながら、冒険する(adventure)というイメージです。
③パイプジャングル(pipe-jungle)
パイプジャングルは、パイプ(pipe)によってジャングル(jungle)が構成されているようなイメージの遊具です。
ちょっとしたジャングルジムのような感じです。
④クリフエスケープ(cliff-escape)
クリフエスケープは、崖(cliff)をイメージした遊具です。
急な斜面を登り降りするのが楽しめます。
片側は急斜面ですが、もう一方の側面は小さなボルダリングのような垂直面になっています。
⑤ネットマウンテン(net-mountain)
ネットマウンテンはその名の通り、ネット(net)で山(mountain)が作られている遊具です。
ネットが山のような形状をしていて、ネットの上を昇り降りします。
⑥ルックアウトハット(look-out-hut)
ルックアウトハットは、見晴らし(look out)用の小さな小屋(hut)のような作りです。
一番上に昇ると高さがありますので、辺りを見渡せます。アスレチック広場の中でも最も標高の高い位置にありますが、木が生い茂っていますので、見晴らしはそれほど良くはありません。
そして、遊具の上部からは、筒状でカーブのある滑り台で降りてくることができます。
スカイロープ(sky-rope)
スカイロープは、空(sky)を渡るロープ(rope)で構成されています。車輪がロープを伝わって移動するタイプのよくある遊具のひとつです。
この遊具には番号が掲示してなく、クライマールートと忍者ルートの中間に位置していますが、アスレチック広場の全体図ではクライマールートとして図示されていましたので、こちらに記載しました。
忍者ルート
忍者ルートは、青色の番号でルートが管理されています。以下、遊具ごとに説明します。
①ダブルスパイラルネット(double-spiral-net)
ダブルスパイラルネットは、二つ(double)のねじれた(spiral)ネット(net)が張られている遊具です。
ネット上をうまく伝わって行けるかはバランス感覚が問われます。
②バランスロード(balance-road)
バランスロードは、細い道(road)をバランス(balance)をとりながら通って行く遊具です。
③リズムステップジャンプ(rhythm-step-jump)
リズムステップジャンプは、リズミカルに(rhythm)ステップ(step)を踏みながらジャンプ(jump)して進んで行く遊具です。
④アスレチックウォール(athletic-wall)
アスレチックウォールは、壁(wall)のようなところを伝わって行くアスレチック(athletic)遊具です。
バランス感覚はもちろんのこと、筋力や体力も必要です。
⑤リグノーサラビリンス(ligunosa-labyrinth)
リグノーサラビリンスは、森(ligunosa)の迷宮(labyrinth)をイメージした遊具です。リグノーサはラテン語で森の意味です。
ポールに捕まりながら、ポールをかわすように通り抜けて行きます。
⑥スウェイステップロード(sway-step-road)
スウェイステップロードは、揺れる(sway)踏み段(step)で作られている道(road)を歩む遊具です。
まさにバランスが問われる遊具です。