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地獄谷温泉へ冬場に自動車でアクセスする方法について詳細を解説します

温泉に入る野生の猿を見物できることで有名な地獄谷温泉(地獄谷野猿公苑)ですが、アクセス方法を調べても地図に詳しく載っていないためよく分かりません。

特に、猿の見物に適した冬場は、横湯川の北部にある車道は閉鎖されてしまいますので、上林温泉付近から長い山道を歩く必要が生じます。

地獄谷温泉(地獄谷野猿公苑)への冬場のアクセス方法を詳述します

ここでは、実際のアクセス方法がよく分かるように細かく解説します。

アクセス方法は2通り

地獄谷温泉へ自動車でアクセスする方法は2つあります。

(1)渋温泉から

一つは、渋温泉から横湯川沿いに北部を走る車道を通って、地獄谷手前400m当たりの専用駐車場(有料)を利用して、そこから歩く方法です。(渋温泉経由)

(2)上林温泉から

もう一つは、上林温泉まで通常の車道を走り、そこにある専用駐車場(無料)に停めて地獄谷行きの山道入口(地獄谷野猿公苑入口)まで歩き、そこから横湯川沿いの南部にある山道を1.6kmほど歩く方法です。(上林温泉経由)

2つの方法を比較した場合、歩く距離の短い渋温泉経由のルートを通る方法の方がアクセスとしては楽です。

冬場のアクセス方法は1つだけ

しかし実際は、渋温泉経由の車道は冬場(12月~3月)は閉鎖されて通行禁止となりますので、冬場にアクセスしようとした場合は、上林温泉経由のルートのみとなります。

地獄谷温泉は野生の猿が温泉に入ることで有名な観光地ですから、温泉に入っている猿を見物するところに大きな意義があります。

しかし、野生の猿は冬場の寒い日のみしか温泉に入らないので、見どころある見物をしようとすれば、冬場に足を運ぶことになります。

従って、通常は自然と上林温泉経由のルートを利用することになると思いますが、地図データには詳細なルートが記載されていないため、実際のアクセス方法が分かりにくいのが現実です。

以下、上林温泉を経由して地獄谷温泉(地獄谷野猿公苑)にアクセスするルートを細かく説明します。

駐車場は上林温泉付近に

自動車の目的地は上林温泉へ

まずは、自動車で上林温泉へ向かうことですが、ナビゲーションで地獄谷野猿公苑を目的地に設定すると、冬場は閉鎖されている渋温泉経由のルートを案内してしまうことがあります。

従って、目的地は上林温泉にある、下記のいずれかに設定するのがよいでしょう。

・上林温泉ホテル仙壽閣(電話:0269-33-3551)
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1410

・志賀高原ロマン美術館(電話:0269-33-8855)
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1465

上林温泉付近に到着したら、下記の駐車場に停めましょう。

駐車場は基本的に3か所

自動車で上林温泉を経由して地獄谷温泉に行く場合、駐車場は上林温泉街にある専用駐車場P1(無料)を利用することになります。

上林温泉街に専用の無料駐車場がある(文中のP1)

野猿公苑まではトイレが無いので、無料駐車場(P1)にあるトイレの利用が便利。

駐車場に自動車を止めた後は、地獄谷温泉行きの山道入口(地獄谷野猿公苑入口)まで車道を徒歩で歩きます。(下記の地図中の黄色い線が山道で、左側が山道入口)

駐車場の所在地

繁忙期などは上記の専用駐車場P1は、割と早い時間(9時~10時位)に満車になってしまいます。

しかし、満車の場合は、割と近くに臨時駐車場P2(無料)が設けられますので、到着が遅くなければそこに駐車できます。

通常の駐車場(P1)が満車になると、臨時駐車場(P2)に駐車することになる。

更に、その臨時駐車場P2も満車になると、今度は少し離れた志賀高原ロマン美術館付近に設けられる、臨時駐車場P3に案内されるようになります。(路上にいる案内係が誘導してくれる)

駐車場P1~P3は、いずれも上林温泉街にありますが、遅く到着するほど遠方の駐車場へ誘導されますので、その分だけ歩く距離が少し長くなります。

山道入口まで車道を徒歩

それぞれの駐車場P1~P3から山道入口(下図の黄色いルートの左側)までのおよその距離は、P1から200m余、P2から約350m、P3から約700mになり、山道入口までの区間は車道を歩きます。

駐車場から山道入口までは歩く

この区間は、送迎目的で山道入口を行き来する車両がけっこう多く通過しますので、自動車には気を付けましょう。

車道を通過する車両には注意を

いずれの駐車場からでも多少は歩くことになりますが、早く到着するほど歩く距離は短くて済みますから、可能な限り早めに着くようにしたいところです。

本当に混雑する時期は、志賀高原ロマン美術館付近にある駐車場P3も満車となり、駐車するまで待たされる場合もありますから心得ておきましょう。

なお、臨時駐車場P2とP3については、繁忙期にだけ用意される一時的な駐車場で、例年、地図に示した場所に設けられます。

これらは、あくまで臨時駐車場ですから、事情によって停められない場合もあることだけは頭に入れておきましょう。

P1~P3のいずれの駐車場を利用する場合でも、駐車場へ誘導する係の人が道路上に立って、近い駐車場から順番に案内してくれますので、係の人の指示に従って駐車しましょう。

山道は約1.6km

さて、山道入口に着いたらそこから山道を歩くことになります。

山道入口。地獄谷野猿公苑まで約1.6kmある。

山道入口のすぐ左側には観光案内とギフトショップがあります。

山道入口の脇には専用のショップがある。おみやげや観光案内などがある。

山道入口から地獄谷温泉までの距離は約1.6kmですが、山道を歩くことになりますので、所用時間は片道25分と言われています。

実際は、駐車場からの距離などを含めると、トータルで歩く距離は片道2kmにも及びます。

しかし、実際の所要時間は天候や山道のコンディションに大きく作用されますので、あくまで目安と心得た方がいいでしょう。

大切なのは適切な靴を履いて来ることです。具体的には、滑りにくい、冷えにくい、歩きやすい履物を準備することです。

山道はところどころぬかるみがありますし、凍結している場合があり滑りやすいです。(滑りにくい靴)

それなりの距離を歩きますので身体が冷え込まないように、足元から冷えるような靴は避けましょう。(冷えにくい靴)

また、山道を往復3km以上は歩きますので、履きなれた靴にしましょう。(歩きやすい靴)

山道はぬかっている場所があり、積雪や凍結する場合もある。

そして、土の上を歩きますので、靴はそれなりに汚れることは覚悟しておきましょう。悪天候の場合は特に汚れます。

ちなみに、寒さ防止と靴擦れ防止のためにも厚手の靴下が望ましいです。

実際の山道

実際の山道がどのような道であるかですが、傾斜はほとんどないと言っていいでしょう。

山道は横湯川に沿って走る南部にありますが、横湯川そのものがゆるやかな川なので、坂と言う印象はほとんどありません。

全体的にゆるやかな坂になっている

どちらかというと山にそって平坦な道を歩くと言う感覚ですが、実際は地獄谷温泉の方が標高が高いので、行きは僅かな昇り坂、帰りは僅かな下り坂になります。

地獄谷野猿公苑は標高が約900m、山道入口は標高が約800mですから標高差はおよそ100mで、1.6kmのみちのりですから、ゆるやかな坂ということがよく分かると思います。

ちなみに公表されているルートは1.6kmですが、Yahoo!地図のルート検索(上図)で山道のルートを見ると、1.72kmと表示されます。

くねくね道なのでどうしても測定誤差がでるのかと思うかも知れませんが、公表ルートは下記の入り口地点までを測定しているので1.6kmになっているのです。

地獄谷野猿公苑の入口。山道入口から1.6kmある。階段左側の120mほど先に入場券販売所がある。

これに対して、Yahoo!地図の場合、山道入口から野猿公苑の入場券販売所までを測定しているから1.72kmとなっています。

ちなみに、山道はほぼ真直ぐに流れる横湯川に沿っていますので、全体としては直線的な感じはあります。

山道は概ね川に沿っている

しかし、山中にある道なので、局所的にはくねくね道という印象を受けます。

山道を歩いていると、「既にどれくらい歩いたのか」、「あとどれくらいの距離があるのか」が気になるものです。

山道の途中にはあと何メートルかを示す看板がいくつもある(写真は300m地点)

しかし、1.6kmの道中にはところどころ(300m,600m,700m,900m,1300m)の地点に、目的地までの距離を示す看板がありますので、心配無用です。

山道の途中には、ところどころ看板がある

また、ところどころぬかるみ状態の道もありますので、汚れないよう、滑らないように注意が必要です。

降雪時・凍結時は注意

そして、最も注意しなければいけないのが降雪時や積雪時、或いは路面が凍結している場合です。地獄谷は山間部ですから、冬場は降雪することが頻繁にあります。

山道に雪が残っていたり凍結していたすると、どうしても滑りやすくなりますが、山道の谷側は場所によってとても急峻になっているところが多くありますので、特に注意が必要です。

山道の谷側は急になっているところが多くある

うっかり足を滑らせでもしたら、とても急な斜面に落ちて大けがをしかねませんから気を付けましょう。

また、雨で地盤が緩んでいる場合も山道が崩れる可能性がありますから、谷側ではなく山側を歩く方が無難です。

山道は部分的に少し狭くなっている箇所もありますし、道が崩れやすい場所もありますから、そんな場所は特に注意が必要です。

山道は崩れやすい場所もあるので注意が必要

先述しましたが所要時間は山道のコンディションに大きく作用されます。状態が悪い場合は、片道40分以上かかる場合もありますから、頭に入れておきたいですね。

以上のアクセス方法をしっかり把握して、思う存分、地獄谷野猿公苑を楽しみたいですね。

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