業務提案は上司や管理職の功名心をうまく利用すると受け入れられやすい。

業務上で何か提案をしても上司に受け入れられず、せっかくの提案が無になってしまうことはよくあります。

また、業務の改善のために動いても、管理職に反対されてうまく進められないこともよくあります。

そんな時「業務効率化のための提案なのに、何で受け入れられないのか」とか、「仕事が改善できるのに、どうして非協力的なのか?」といった疑問が湧いてくることすらあります。

提案書を受け入れやすくするには上司が願うところを考慮する

そのような問題にぶつかった場合、いたずらに行動を起こすのではなく、上司が功績をあげようとする功名心や、管理職が自身の立場を守ろうとする保身の心をうまく利用して、それらにベクトルを合わそうとすれば、提案がスムーズに受け入れられます。

なぜ受け入れられないのか

さて、そもそもなぜ提案が受け入れられないのかを考えてみましょう。

本来、業務上で提案する以上は、何らかのメリットがあってのことです。メリットもないような的を外れた提案であれば、受け入れられないのも無理はありません。

また、もし会社に何らかの事情などがあれば、受け入れられない場合もあるかも知れません。

しかし、一般に提案が受け入れられない理由は、「その提案のプライオリティ(優先度)が低い」、または、「提案の内容が少しズレてしまっている」のいずれかの場合です。

従って、提案の優先度が上がるような変更や、提案の内容のズレを修正するだけでも受け入れやすくなります。

そして、これら変更や修正をする上では、上長が求める点を考慮する、端的に言えば上長が功績をあげられる内容にすることが重要なポイントになります。

上長が求めること

業務上の提案がなされた場合、その提案の要否を判断する人は、その組織の上長に当たりますが、判断に当たっては、必ずそこに判断基準が存在しています。

そして、その判断基準は、会社の方針に基づいて、その上長に対して何が要求されているかが骨格になっています。

つまり、その上長が業務上の業績・功績をあげるために必要となる要素が、その判断基準の中に存在していると言えます。

仮に、部内で何らかの提案をしようとするならば、部長の功績につながるような要素、部長の顔を立てられる要因、部長の立場を全うできるような事柄が必ずありますから、それらの要因・要素などを含めた提案ほど受け入れられやすくなります。

ベクトルを合わせる

そこで、我々が提案をする場合、そういった要因・要素などを含めた提案にして行く、端的に言えば、提案を上長のベクトルに合せて行くことがポイントになります。端的に言えば、部での提案ならば、部方針にベクトルを合わせることです。

とは言え、「自分の提案と会社の方針とは違うことだから、ベクトルを合わせられない」と言う人がいるかも知れません。

実はここが大切なところで、実際はベクトルをほんの少しずらすだけで、ほとんどの場合は、自身の提案と会社の方針、上長が望むところを合せることが可能なのです。決して難しいことではありません。

その理由は、企業は営利団体で、突き詰めて行けば、利潤を追求すると言う点で、共通しているからです。

経費を削減することも、業務の効率を上げることも、作業の自動化を推進することも、間接直接を問わず、いずれも企業として利潤を追求することにつながっています

要するに、利潤追求という点を共通の接点として、上司が功績をあげられる方向性と、自身が会社のために提案しようとする内容はどこかで必ずつながっているのです。

少なくてもベクトルが反対方向を向いていることはありません。どのようにベクトルを合わせるかを熟慮すれば、必ずつながります。

実際の提案では、「提案のアピール点を少し変える」、或いは「効率化というベクトルを経費削減というベクトルにずらす」など、ほんの少し変えるだけで、意外と受け入れられます。

自身の提案を、上司の顔を立てる内容に少しアレンジするだけで、その受け入れられやすさが格段と変わるのです。

ほんのちょっとベクトルをずらす、それがポイントです。

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