本サイトはプロモーションが含まれています

日帰りで立ち寄れる松代の温泉「国民宿舎松代荘」の魅力は何か

長野にはいくつも温泉がありますが、その中で有名な温泉のひとつに松代温泉「国民宿舎松代壮」があります。

本来は宿舎施設である温泉ですが、日帰りで立ち寄ることができるため地元の人も頻繁に利用しています。

国民宿舎松代壮の魅力はどこにあるか

今回はこの温泉の魅力について迫ってみたいと思います。

国民宿舎 松代荘とは

長野市にはいくつも温泉がありますが、その中のでも松代温泉といえば知名度も比較的高い方でしょう。

一般に「松代温泉」と言えば、この国民宿舎松代荘を指すことが多いのは事実ですが、松代には温泉がいくつもあり、その中のひとつが国民宿舎松代荘です。

つまり、松代温泉と言っただけでは、松代にある温泉という意味合いで解釈されることがあります。また、中には長野県外の新潟県や群馬県にある全く別な温泉や、地域の異なる須坂市の温泉と勘違いする人も稀にいるようです。

信州松代地域にある温泉には、今回ここで紹介する国民宿舎松代荘の他に、加賀井温泉一陽館、大室温泉まきばの湯、コトリの湯などがあります。

まさに、信州松代を代表する温泉のひとつが国民宿舎松代荘ですが、ここは宿泊施設がメインの温泉で観光客などが多く訪れることでも有名です。

松代壮は本来は宿泊施設

しかし、宿泊をしない人や地元の人などが気軽に立ち寄れる日帰り温泉としてのサービスも行っていて、温泉旅行気分を味わえるのがここの大きな魅力になっています。

源泉が最大の特長

さて、ここの温泉ですが、その最大の特長と言えば、何と言っても「源泉」です。これについては公式サイトにも記載されていますが、

(1)成分含有量が豊富
(2)1日1060tの噴出量
(3)茶色のお湯

の3点が源泉の大きな特徴です。

まず、成分含有量が豊富な点ですが、源泉中に含まれる様々な物質が全国的に見ても、とても豊富で特に炭酸ガス(CO2)カルシウムや鉄分、塩分がとても多く含まれています。

次に、1日1060tの噴出量についてですが、毎分740リットルも湧く源泉を加熱や加水、循環ろ過などをせずに100%かけ流しのお湯を提供しています。

3つ目に、茶色のお湯ですが、源泉に多くの鉄を含むため、化学反応を起こすことでお湯が茶色になります。公式サイトでは黄金色と宣伝していますが、確かに黄色がかった茶色をしています。

情緒がある

このように源泉に非常に大きな特徴を持ちますが、実際に入ってみるとどうでしょうか。

初めて入った時は、さすがにお湯の色の濃さに戸惑いに似た違和感を感じましたが、慣れればなんともありません。

黄金食と宣伝している湯の色が最大の特徴(松代壮のパンフレットより)

お湯の色はあくまで汚れでは無く、お湯に含まれる成分に由来するところですから、汚くありませんし、むしろ天然の感じがして情緒すらあります。

入っていると誰でも鉄の匂いを感じるくらい、かなりハッキリとした匂いがするのですが、それは臭いというよりも自然の表れという感じで違和感はなくなりました。

また、お湯はけっこうしょっぱく(口に触れただけで感じる)、それだけでかなりの塩分が含まれていることがよく分かります。とは言え、ヒリヒリと言った感じは全くありませんでした。

そして、何よりもお湯に浸かっていると、身体の芯まで温まる感じがしました。これも含有成分がなす技だと思いますが、この点では他の温泉にはない優れたところだと強く感じます。

実際に、ただ熱いだけの温泉の場合、温泉から出て時間が経過すると徐々に身体の温まりが抜けて行く感じがするものですが、ここの温泉の場合、暖かさがなかなか抜けない感じでした。

このような独特のお湯があり、また歴史ある温泉でもあることからとても情緒深い印象を受けるのがこの温泉です。

手狭だが手頃さがよい

さて、この温泉。難点をあげれば決して広くないことです。

実際に洗い場などは数が限られていて、あまり混雑していなくても待たされてしまいます。

また、湯船も3箇所でいずれも決して大きくなく、全体的にいずれも湯船の深さが浅い感じがします。宿泊客も入りますから空(す)いていることはないと考えてよいでしょう。

見た目はごく一般的な温泉で、決して広くはない

設備としても古風な感じがする一方で、近代的なものは無く必要性最低限のものが揃っているだけという感じですが、その分、費用がお手頃で大人(中学生以上)の場合が510円、小学生が200円ですから、地元にいる人にとってはとても気軽に行ける点がなによりです。

実際に、私の知り合いでも好んでこの温泉に行く人が結構いて、それこそリピータになっている人も少なくありません。

それはお手頃な価格に加えて、芯まで温まるという他にはない魅力があるからと言えるでしょう。

また銭湯という感覚ではなく、まさに天然の温泉という雰囲気を存分に味わえる貴重な温泉のひとつです。私も機会がある度に足を運ぶようにしています。

泊まりだけではなく日帰りの利用も可能ですから、長野市に来ることがある人は足を延ばして訪れてみては如何でしょうか。

館内には休息所もある

周辺には真田家ゆかりの地がありますし、この温泉では館内のレストランで食事をすることもできますから、旅の一工程のひとつに組み入れるのも悪くないでしょう。

一度入ればまた訪れたくなるかも知れませんよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

最後までお読み下さりありがとうございました。
気に入ってもらえたらシェアして頂けると嬉しいです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメントの入力は終了しました。