測定や計測、測量、計量、測る、量る、計る等の英語表現を明確に解説

測定や計測、測量、計量、測る、量る、計るなどの言葉を英語で表現するとどうなるでしょう。

単なる英訳なら辞書で調べれば済みますが、実際は細かな使い分けがされています。

測定などは英語でどう表現するのか

より適した表現が分かるように、例文と共に細かく解説します。

測定って複雑!?

さて、タイトルにも記載しましたが、測定や計測、測量、計量、測る、量る、計るなど似ている表現が多くありますので、とても複雑な感じがします。

しかし、単純な言い方をすれば、これらの言葉はいずれも「何かの物理量などをはかる」意味としては共通で、言葉によって微妙な差があるだけです。

日本語の言葉の違いについては、下記の記事にまとめてありますので、そちらを参考にして下さい。

では本題ですが、これらの言葉を英語で表現するとどうなるでしょうか。

測定や計測、測量、計量、測る、量る、計るなどの日本語は、本来、漢字が持つ意味から自然と使われるようになりましたので、それぞれの言葉に対応する英語の単語があるわけではありません

従って、対応する訳語を探すことよりも、英語が持つ同様の言葉が本来どのような意味を持ち、どのように使われるかを理解することの方が重要です。

では、早速、具体的な言葉を見て行きましょう。

最も一般的な訳語はメジャー(measure)

上記にあげた測定や計測などの言葉を英和辞書で調べると、ほぼ全ての言葉はメジャー(measure)と訳されます。

つまりmeasure(動詞)が、「はかる」意味を持つこの種の言葉に対応する英語として最も一般的な訳語に当たります

メジャー(measure)は、ラテン語で測定することを意味する「metiri」が語源で、語源が持つ意味が、そのままmeasureとして使われるようになったのです。

measureは略して表記すると「meas.」となり、測定結果などを示す表現として頻繁に使われます。

また、「はかること」を意味する名詞としてもmeasureが使われますが、measurementという単語も同じ意味で使われます。

計測器(測定器も同様)という言葉は、measureを用いて、「a measuring instrument」という表現をし、一般の計測器を指します。

固有の計測器の場合は、個別の名称があるのが普通で、例えば、定規なら「a ruler」、電圧計なら「a voltmeter」、温度計なら「a thermometer」のように表現します。

measureは、大きさ、重さ、量や速度など、とても幅広い物理量を対象に使われます。

使い方の一例を挙げると、

I measure the distance of that.(私はその距離を測ります)

のように、主語+述語+目的語(S+V+O)が基本形となります。

実際は対象により違う単語も使う

さて、上記で一般的な語訳はmeasureに当たると書きましたので、たいていはmeasureを使用すれば問題ありません。

しかし、「はかる」対象によっては、別な言葉の方が適している場合があります

以下、よく使われる別な言葉を説明します。

・sound

これは、海などの水深を測定する場合に使います。
例えば、

sound the depth of a lake(湖の深さを測定する)

のような使い方をします。

水深の測定には、上記のsoundの代わりにfathomを使うこともありますが、soundの方が一般的です。

・survey

これは、土地を測定する場合に用い、日本語では測量が対応する言葉と言えます。

surveyの語源は、調べる意味を持つフランス語のsurveeirで、言葉そのものは「上から(sur-)見る(vey)」という意味を持ちます。

土地を測量することを、survey landと言いますが、surveyを名詞として扱って、make a survey of landと表現することもできます。

・weigh

これは、重さや重量、目方などを測定する時に使います。

weighの語源は、英語の古語であるwegan(運ぶ、動かす、重さを量るの意)です。

末尾にtを付けてweightとすると、重量や重さなどを意味する名詞になります。

weighは「S+V+O」の構文をとりますので、

I weigh the stone.(私は、その石の重さを量る)

のような表現をします。また、体重を量る場合などは、

He weighed himself.(彼は、体重を量った)

のように言います。

・time

これは、時間や速度、タイムを計る時に用います。

timeは古語であるtima(時間や時の意味)が語源で、本来は時間を意味する名詞ですが、時間などを計る動詞の働きも持っています。

例えば

time the speed of the car(自動車の速度を計る)

のような使い方をします。

timeは、主に競技のタイムや速度、持続時間などを測定する場合によく使います。

・scale

これは、物差しで測る場合や、天秤ばかりで計る場合に使います。

scaleには、ラテン語のscala(はしごの意)を語源に持つ「階段」などの意味の言葉と、北欧のノルド語のskal(皿の意)を語源に持つ「てんびん皿」の意味の言葉があります。

これらは本来は別々の言葉で、名詞として使われることもありますが、動詞としても使われます。

動詞として「はかる」意味で使う場合、名詞の意味である「物差し」や「天秤ばかり」を使って測る場合の、限定的な表現になります。

・gauge

これは、ゲージや計器を用いて正確に測定する場合に使います。

guageの語源は、アングロノルマン語のgauge(計算ざおの意)で、今日では標準の寸法を意味する名詞として使われます。

校正など、「計器を用いて正確に測定する」場合に使われる専門性の高い言葉です。
例えば

gauge the rainfall with a rain gauge(雨量計で雨量を測定する)

のように使います。

・その他

その他にも、計量器の校正や口径の測定にはcalibrateという専門的な言葉を使います。

また、位置や形状を測定して位置や形を特定・決定する意味としてdetermineが使われます。
更に、takeを利用した様々な表現もあり、例えば

I take my temperature.

と言えば、「私は体温を計ります」となりますし、

I take my blood pressure.

と表現すれば、「私は、血圧を測ります」となります。

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