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晩婚は損するから避けるべきだと強く実感したいくつもの経験。

私は晩婚であったため、適齢期前後に結婚した人に比べると、何かと状況が違うことが多くありました。

その中、様々な場面で不利だと思うことがあり、晩婚はできることなら避けるべきだと痛感しました。

結婚は遅くならない方がいい

ここでは、晩婚であったことで実際に損だなぁと感じた私の経験を書き連ねます。

手当や減税

まず、最も損をしたなぁと感じたことは、手当や減税措置などに関することです。

家族手当

分かりやすい例をあげると、勤め先の家族手当です。

企業によって家族手当の支給基準は異なるかと思いますが、一般的には子供の場合は就職する前、即ち親の扶養家族となっている学生までが支給対象になると思います。

実際に私の勤務先もそのようになっています。

しかし、私の第2子は40代半ばで授かりましたので、子供が学生のうちに定年60歳を過ぎることになります。

従って、本来貰えるハズの家族手当の一部が貰えないことになるのです。

もちろん、子供が大学に進学するのか、浪人するのか、大学院へ進むのか等によって変わりますし、今後、定年が延長となる話もありますから、状況が改善する可能性はありますが、不利なことに変わりはありません。

納税額

また、所得税や県・市民税などの税金の面でも不利だと感じます。

所得税は課税額を算出する際に、扶養家族の人数などに応じて扶養控除がされるため、扶養者がいた方が納税額は少なくなります

県・市民税は前年の所得税の課税額によって決まりますから、同様に扶養者がいた方が納税額が少なくなります。

従って、これらの納税額についても、家族手当と同様の理屈が当てはまり、定年退職後に扶養する家族がいたとしても、給与所得そのものがないので扶養控除が適用されないことになります。

要は、早いうちに結婚して子供を授かれば、子供が扶養家族でいる全ての期間に扶養控除が受けられるべきところ、晩婚であると、本来受けられる全ての期間に渡って扶養控除が受けられるとは限らなくなるのです。

これについては、厳密に言えば、その人の所得にもよって実際に減額される税額は変わりますから、所得の少ない時期に受ける扶養控除による減額分と、所得の多い時期に受ける扶養控除による減税分とでは微妙に差が生じます。

従って、一人の子供によって得られる実質的な控除の総額がどうなるかは状況によって変わって来ます。

しかしながら、本来子供が学生までの期間全てに扶養控除が受けられるべきところ、その期間が制限されるということは、一般的に損となることに変わりはないでしょう。

色々な場面でも

更に、「不利だなぁ」と感じたことが他にもありました。

例えば、かつて政府から臨時給付金なるものが支給されたことが何回かありましたが、小さな子供を持つ他の家庭と比べた場合、比較的所得が多いという理由で、支給額が少なくなっていました。

これは、給付額や給付条件が所得や扶養家族の内容によって違っていたからでしたが、「晩婚の人は損するなぁ」と痛切に記憶に残った経験でした。

そして、本年から幼稚園や保育園が無償化されますが、今まで有償であった場合に適用されていた減免制度においても同じようなことがありました。

減免される額は、所得が多いほど少なく、所得が少ないほど多いので、所得の低い人の方が免除される額が大きくなるのです。

年功序列という制度が根強く残る日本において、それなりの所得を得ていた私は、他の若い人に比べて減免される額が小さい傾向にあり、その結果、

若くて給与が低い時期だったら、保育費がもっと安くて済んだのに

との、悔しさのような思いが湧いてきました。

身体的な負担

次に、晩婚だと身体的な負担が色々な場面に影響すると感じます。

とりわけ、出産育児が関わる場合にその影響が大きいですが、一番分かりやすいのが出産です。

出産時の負担

女性が出産をするのは人生の一大事ですし、他の記事にも書きましたが、その苦労はとても大きなものです。

まして、それが高齢になればなるほどその負担は大きく、のちのち加齢とともに健康に影響する度合いが大きくなるとも言われています。

従って、出産は可能な限り若い方が望ましく、高齢出産は極力さけるべきです。

我が家の場合、私に比べると妻はまだ若かったので、高齢な出産ではありましたが、世の中の平均的な出産年齢と比べると、それほど大差はありませんでした。

しかしそれでも、身体的な負担は大きく、出産による影響は身体の色々なところに出ています。

そんな妻を見ていて感じることは、

もう少し若い時期での出産であれば、もう少し身体的な影響は少なかっただろう

という思いです。

育児の負担

また、出産だけではなく、育児においても「若いに越したことはない」とづくづく感じます。

30代、40代なら老人とは違いますから、育児をする上で問題となるわけではありません。

しかし、加齢による体力低下は少なからずありますので、そういう意味で「若いに越したことはない」のです。

特に、乳児期などは、夜泣きをして何度も起こされることが頻繁にありますから、時には寝不足が続くこともあり、20代と30代と40代とではその差は無視できなくなります。

乳児期を過ぎても、疲れて眠ってしまった子供を長時間抱き抱えていなければならないような体力を使う状況も生まれますから、やはり体力が最も充実している若いうちの方がより適しています

更に感じることは、将来、孫が生まれた時などに、子供の代わりとして、孫の育児に関わることが難しくなることです。

これは、体力が要求される子育てにおいて、老化が進んでしまった身となっては、育児を助けようにもそれが叶わない、困難になるという意味です。

それはまた同時に、将来、孫と関わる、接点を持つという機会が制限されるということにもなり、年老いてからの楽しみが減るとも言えるでしょう。

このように、年老いてからの結婚は、出産や育児において、体力的な影響が少なからず出ます。つくづく、もっと若いうちの結婚の方が良かったのではないかと感じます。

人生設計にも影響

以上、晩婚が経済的に損することと、体力的に影響することを述べて来ましたが、他にも影響することはあります。

例えば、子供が大きくなる前に定年を迎えると、給与収入がなくなっても教育費の負担が生活上に大きくのしかかると言った問題があります。

これは、老後破産という問題のひとつでもありますが、晩婚はこのような状況を作るのです。

また、結婚が遅くなると、その分だけ夫婦が人生を共に歩む絶対的な時間は少なくなります

特に、子供が大きく成長して、夫婦二人だけの時間を多く持てるようになってからの余生というべき時期が、どうしても短くなります。

子育てが一段落して第二の人生を歩もうとした時に、人並み以上に老化していれば、その分だけ行動が限られてしまいます。

晩婚にならないようにしたい

このように晩婚によって不利益を招くことは色々あります。

もちろん、その人その人によって住む環境や生活の諸条件などが違いますから、必ずしも損なことばかりとは言い切れません

しかし、私が経験上、実感を持ったことはひとつの事実ですから、多いに参考にして貰えば幸いです。

結婚は、最終的には出会いであり、縁でもあります。

また、タイミングもあれば相性もあります。

たとえ、早く結婚したいと思っても、理想通りには行かないことも多いでしょう。

だからこそ、積極的に出会いを求め、若いうちに結婚できるよう励みたいものです。

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