中学時代に経験した感電。多汗となる夏場には特に注意を。

感電とは、身体に電流が流れて電気を感じることを意味し、その影響は軽度なものから重度のものまでありますが、実は、私が中学生時代、けいれんによって一瞬、身体の自由が失われるという怖い感電の体験をしたことがあります。

今思えば、一歩間違っていれば命にかかわっていたところで、本当に危なかったなと思います。

怖い感電の経験

その体験は、私がバスケットボールの部活が終わって、更衣室で着替えをしていた時のことでした。更衣室の壁際に古くて使わなくなった電灯のスイッチがあって、なぜかカバーが外れていて、中の電線がむき出しの状態のまま、電線が少し飛び出している状態であったのです。

電線は絶縁テープの無い裸の状態になっていて、このままでは危ないと思った私は、手でつかんで中へ押し込もうとしたのです。

その瞬間、私の体はけいれんを起こして、一瞬だけ体が動けない状態となり、2秒くらい経過した後、体をのけぞらせる形で手が離れ、ようやくその状態から解放されたのでした。

危険との認識はあったが…

当時の私は、家庭用電源は電圧が高く危険だという意識はあったのですが、電気コンセントなどは2つの端子間に電流が流れるものだから、触る電線が一本だけなら大丈夫だという感覚があり、危険という意識はあったものの、触れてしまったのでした。

当時は、触れた指の部分にだけ電流が流れると思っていて、まさか、地面に接している足と、スイッチを触れた手との間に電流が流れる、すなわち体を貫くように電流が流れる、などとは認識していなかったわけです。

そして、その時は、部活の激しい練習後だったこともあり、汗をたくさんかいていたことで、体の抵抗値が低くなっていたことも、大きく影響していたことだと思います。

感電とは

そんな経験があったので、改めて感電について調べてみました。感電は身体に電流が流れることにより起こるわけですが、その影響の目安は下記の通りだそうです。

1mA :電流を感知
5mA :痛みを感じる
10mA :けいれんによる身体の自由が失われる
20mA :呼吸筋のけいれんで呼吸困難
50mA:意識喪失(一時的失神)
100mA:心室細動(心肺停止)で死亡の可能性

意外と低い電流でもこのようになるんだと思われる方も多いのでは無いでしょうか。

被害の程度は電流の大きさによる

感電による被害の程度は、身体に流れる電流の大きさ、流れた時間の長さ、流れる経路の順に影響が大きいそうですが、流れる電流を抑えることで被害を軽減できるので、電圧を抑えるか、抵抗を増やすことが大事だそうです。

今まで高電圧が危ないという意識ばかりあったのですが、身体的に直接影響を及ぼすのはあくまでも電流で、電圧が高いと結果として電流が高くなるので危ないわけです。そして、電流に関しては、一般に50mA/秒が安全限界と言われていて、これを越すと死の危険があるそうです。

私の場合は、けいれんして身体の自由が失われたので、10mAくらいの電流が流れたことになりますが、100Vの電源だとすると、私の身体は10kΩくらいの抵抗値であったと推測できます。

濡れていると危険

試しに、乾燥した状態で右手の親指と人差し指の間の抵抗値を計ってみたところ、5~6MΩはありましたので、汗で濡れていたりすると、身体の抵抗値が大きく下がって電流が流れやすくなり、とても危ない状態になることがよく分かります。実際の事故などは多汗となる7月8月が多く、比較的、水回りなどで発生しているようです。

考えてみれば、家電製品でも、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ等、調理や洗濯で水を扱うような商品は、必ずアースを取り付けるような構造になっていますが、当たり前とはいえ、そういう理由があるわけですね。

現代は、電気が常に身の回りに存在しています。たとえ、危ないという意識はあっても、何かの拍子に危険にさらされることがあるかも知れません。常に、頭に入れて危険防止に努めたいものです。

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