久しぶりに東京に出たついでに、ルークスのロブスターロールを食べてみました。
この種の店は、私が住む長野にはありませんので、色々な食べ物を味わえる機会のひとつでしたが、店頭で気軽にロブスターを食べられるという意味で貴重だと感じました。
どんな店
この店はルークスロブスター(LUKE’s Lobster)と呼ばれ、2009年にニューヨークで生まれたロブスターローールの専門店で、ロブスターの素材にこだわったお店です。
日本には現在、まだ9店舗(表参道店、渋谷 Park Street 店、銀座店、渋谷ストリーム店、新宿 EAST 店、心斎橋店、ミント神戸店、福岡パルコ店、FOODTRUCK沖縄店)しかなく (2019年9月現在)、食べる機会も少ないのが現状です。
私が行った店舗は表参道店で、表参道から少し小さい通りに入ったところにあります。 メニューは店舗によって少し違うようですが、表参道店のメニューは下記のようになっていました。
メニューのトップに掲載されているのがロブスターロールという点を見ても、ロブスターロール専門店ってことがよく分かります。
どうせ食べてみるのなら、やはりロブスターロールが一番でしょう!
ちなみに表参道店には、隣接して CATCH THE CAJUN SEAFOODと呼ばれるシーフードレストランがありますが、ルークスロブスターを経営するBAYCREW’S GROUP(ベイクルーズグループ)が経営しています。
このレストランも高級感が漂っていました。
ちょっとゴージャス
さて、実際に我が家で食べてみたのは「ロブスターロール(US サイズ)」(税抜 1580円)と「シュリンプロール」(税抜 950 円)の2種でした。
1つのサンドが 1580円もするわけですから、ちょっとゴージャスな感じがします。
ロブスターロールは、地味な味付けですが、ロブスターの素材がそのまま活かされた作りになっていますので、世の中によくある調味料だけに頼ったロールサンドなどとは違って、味わい深さを感じました。
形だけロブスターが入っているというような商品ではなく、しっかりとロブスターが詰まっていますので、ロブスターを食べているという実感がしました。
US サイズといえ、全体のボリュームとしてはひとつのロールサンドですから、決してボリュームいっぱいと言うわけではありません。
たくさん食べたい人にとっては、ロールサンドひとつでは物足りないと思います。レギュラーサイズもありますが、USサイズより小さいですから、試しに食べてみるのには良いかも知れません。
一方、シュリンプサンドですが、これもシュリンプがきちんと詰まっているという感じで、とても食べ応えがありました。
よくファーストフードなどで見かけるエビバーガーなどは、調味料を使った人口的な味が強くて、素材の味を誤魔化している傾向がありますが、このサンドはそのような商品とは全く異なり、素材がそのまま詰められていると言った感じです。
やはりこちらも味はシンプルですが、素材の味を楽しむという点では、優れています。
また、決してボリュームがあるとは言えませんから、やはりたくさん食べたい人にとっては、一個では足りないでしょう。
率直な感想
率直な感想を言えば、値段の張る割にはお腹がいっぱいにならない、ちょっと高い感じですね。正直、同じ値段で食事をするならば、もっと他に美味し料理を食べられる気がします。
まぁひと言で言えば、他の店にはこのようなものはほとんど売っていないでしょうから、一度は食べてみるのも悪くないでしょう。何かの話題にはなるでしょうし…。
ただ、リピートしようとは思わないですね。素材の旨みがイケテルいるのは事実ですが、ちょっと賢沢すぎるからです。他に食べてみたいものに費やす方がいいと感じました。
見方を変えれば、人が多く出歩く繁華街がある都市部にしか出店していないから経営が成り立つのではないでしょうか。
もし私が住む長野なら、直ぐに閉店でしょう。人がいないですから…。実際、横浜店などは閉店したとの噂もありますが、その噂が本当だとすれば、やはり値段が高いのが理由ではないでしょうか。