ココスといえばファミリーレストランの1つですが、朝食バイキングを実施していることでけっこう知名度も高いと思います。我が家でも、「炊事から解放されたい、休日の朝食に便利だ」ということで、何年も前から、機会があるたびに利用しています。
何か特別な魅力があるという訳でもないのですが、普通のサービスが普通に提供されていて、手軽でかつ気軽に利用できることからリピーターになっています。ここでは、なぜリピーターになっているのかその理由をまとめてみました。
朝食は大切
土日や祝日などの休日ともなれば、炊事から解放されて楽をしたいと思う人も多いと思います。そんな時には、料理も洗い物もしなくて済む、外食をしたいと考えるものですが、「一日の活力源は朝食にあり」とも言われている通り、朝食は大切ですから、しっかり摂りたいものです。
しかし、朝から外食をするとなると、対応している飲食店は24時間営業や早朝から開店しているファミリーレストランとかファーストフード店がほとんどで、選択の幅があまりないのが現実です。
ファーストフードなどの場合、手軽さもあり、また気軽にも行けるのですが、休日らしさを味わって、ゆっくりと食事をするのにはあまり適していません。
通常のファミリーレストランの場合は、モーニングメニューが用意されているところも多いのですが、品目数も少なくボリュームも普通なので、がっちり食べるという目的には適していません。
また、一般客向けにホテルなどが朝食バイキングを実施しているケースなどもありますが、少しグレードが高いので、一般庶民にとっては、日常の朝食を摂るのにはハードルが少し高い感じです。
つまり、手軽であり気軽、そして休日らしく少しゆっくりと食事をしたい、それでいてがっちり、しっかり食べたいというニーズには、ココスの朝食バイキングがまさにピッタリなのです。
コストや味は
さて気になる値段と味ですが、大人780円(店舗による差あり) と、バイキングにしては格安であるところが魅力です。
しかもドリンクバーも付いてますから、食後のコーヒーや紅茶なども楽しめますので、料金としてはリーズナブルといえるでしょう。
バイキングとして見た場合、ここまで低価格な飲食店は他にはほとんどありません。この低価格な点が、気軽に行ける要因にもなっている訳です。
さて、気になる味ですが、正直言って、「おいしい」と言えるほどのものではありません。もっと適切な言い方をすれば、値段相応の味だということですが、見方を変えれば、この値段でこれだけの内容を提供しているのは凄いことだと思います。
バイキングだけあって、いくつかの料理から選べますので、比較的自分の口に合う物を選べば、「普通においしい」という感覚は持てると思います。
長年、利用して来ていて感じることは、近年の景気低迷に伴う原料費の高騰を背景に、メニューの内容に工夫をしている点です。
端的に言えば、原価の高い食材は使わないような料理に少しずつ変わってきていて、その範囲内で可能な限りメニューの豊富さやレパートリー、料理の質を落とさないように努力しているのです。恐らく、低価格で提供するバイキングというポリシーを貫いてきたからなのでしょう。
類似の店がない
以上、説明してきたように、他の飲食店にはない特色があるのがココスの朝食バイキングです。いつ足を運んでも、店内には多くの客がいますが、需要に見合うサービスが提供できているところが、継続できてきた秘訣なのだと思います。
何より、その背景には、他の店の追従を許さない水面下での、ココスの企業努力が現れている姿だとも感じます。
ココスは全国展開しているレストランだけあって、あなたの身近なところにも店舗の一つや二つはあることでしょう。こんなオリジナリティが出ているココスの朝食バイキング。一度、試しに足を運んでみては如何でしょうか。