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ドレッシングを選ぶ要素に味・価格・成分以外に「とろみ」も加えよう!

サラダを食べる時に欠かせないのはドレッシングですが、かけるドレッシングによってサラダの味が決まってしまいます

従って、ドレッシング選びは、ある意味、野菜を選ぶより大切な面があります。

ドレッシングでサラダの味が決まるので味は重要

選ぶ基準

ドレッシングを選ぶ時にまず一番に考えるのはもちろん味でしょう。

しかし、さすがに、いつも同じドレッシングだと、飽きてしまいますから、実際は味の異なる幾つかのドレッシングを購入しておくのが一般的です。

もちろん味だけが全てではありませんから、当然、価格や成分なども考慮する要素になると思います。

それは、どんなに好みの味でも高すぎては不経済ですし、含有される添加物やカロリーなどは気になるところだからです。

また、それ以外にも、

使いやすいパッケージか
信頼できるメーカか
賞味期限はいつまでか

なども選ぶ時に考える要素でしょう。

しかし、ドレッシングの「とろみ」についてはあまり考える人はいないのではないでしょうか。

今回、

『とろみ』についてもドレッシングを選ぶ時に考慮するひとつにしてはどうか

と感じたのですが、それはあるドレッシングを使ったことがキッカケでした。

キッカケは

そのキッカケとなったのは下記の写真にあるドレッシングです。

キッカケになったドレッシング

私は、熔煎胡麻ドレッシングが好きで、従来からよく購入してきたのですが、上記のドレッシングを使うのは今回が初めてでした。

製造会社はミツカンで、販売会社はジェフサで、一見どこにでもある培煎胡麻ドレッシングです。

製造元はミツカン、販売者はジェフサ

購入後、初めて使ってみたところ、今まで食べてきた何種類もの培煎胡麻ドレッシングとは明らかに違うところがひとつありました

それは、サラダにかけた時に、ほとんどドレッシングが流れて行かないほど、とろみの強い状態で、例えて言えばマヨネーズに近いくらいでした。

このため、サラダを食べ終わった後、お皿の底にドレッシングが残ることがなく、結果として無駄に使ってしまうことがないと感じたのです。

とろみのために増粘多糖類が使われている。

そして、その後使っていて気付いたことがあります。

一般の培煎胡麻ドレッシングは通常、少し時間が経過すると、容器の底に色の濃い液体成分が分離して沈んでしまうため、使う度によく振ってから掛けなくてはなりません。

しかし、このドレッシングの場合、最初に使った時に一度振っただけで、それ以降は一度も成分が分離してしまうことがなく、振る必要がなかったのです。

マヨネーズが分離しないのと同じですね。

一度振っただけで、その後は底に成分が分離することがない

とろみがこんなところにも影響するのかと興味深いものを感じました。

「とろみ」も念頭に

こんなことから、このドレッシングはメーカが、とろみがしっかり付くように敢えて意図して製造したのだなぁということを実感しました。

言い方を換えれば、意図して作るだけのことがあると判断したのではないでしょうか。

もちろん、無駄に使わないようにするだけなら、かけすぎないように注意すれば済む話ではあります。

また、とろみが強いと、かける時になかなか出ないのでイラついたり、かけた後にサラダと混ぜにくかったりという欠点もあります。

しかし、ついついかけすぎてしまうのがドレッシングですから、とろみがある利点も頭の片隅に入れておくべきでしょう。

あなたも、ドレッシングの商品を選ぶ際に考慮する一つの要素に「とろみ」を追加してみては如何でしょうか。

気になる「とろみ」の成分は

さて、「とろみ」のあるドレッシングを選ぶのはいいとしても、気になるのはその成分です。

そこで、市場にあるドレッシングの原材料表示をいろいろと確認してみました。

その結果、表示のパターンは主に下記の3つです。

  • 増粘剤(キサンタンガム)
  • 増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)
  • 増粘多糖類

「粘」という字を見るだけで、「とろみ」の成分って分かりますが、その正体はなんでしょう。

気になるので、細かく調べてみました。

まず、「増粘剤」とは、粘度を付けるための食品添加物で、その殆どは糖が多くつながった「多糖類」です。

そして、2種類以上の多糖類を用いた場合に「増粘多糖類」と表示することができます。

キサンタンガム」は、でん粉をキサントモナス・キャンペストリス(微生物)を用いて天然発酵させて作る増粘剤です。

キサンタンガムは、多くの食品に使われる多糖類で、ドレッシングでは粘度を付ける目的でごくごく一般的に利用されます。

安全性は高いと言われていますが、あくまで添加物なので過度の摂取は控えるべきとのことです。

まぁ、ドレッシングの種類を選ぶ要素の1つなら、それほど気にしなくていいってところでしょう。

もう1つの「加工でん粉」は、機能を高めるためにでん粉を化学的に加工・製造した食品添加物で、広い食品に使用されています。

日本では、多くの人が日常的に加工でん粉を摂取していて、一日あたりの平均にすると一人10グラム弱になるそうです。

それだけ浸透している添加物なのですね。

ただ、加工でん粉は12種類あるのですが、表示はあくまで「加工でん粉」しかありませんので、ラベルを見ただけでは詳細(どの種類か)は不明です。

しかも、加工に使ったでん粉が遺伝子組み換え食品である可能性が拭えません。

市販のドレッシングに使われているかどうかは不明ですが、12種類の中には安全性を疑問視している一面もあるようですので、それ位は認識しておいた方がいいでしょうね。

とは言え、国内では普及している添加物ですし、公的機関である独立行政法人農畜産業振興機構の説明(https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_002286.html)でも、特に問題としてはいないので、あまり神経質になる必要はないと思います。(最後は個人の判断ですが…)

市販品のアレンジや家庭での手作り

ところで、市販品の場合、ドレッシングの種類によって自ずと粘度が決まってしまう商品も多いと思います。

なので、「とろみ」のあるドレッシングを選ぼうとしても、選択肢が狭いという問題も起きるハズ。

実際、「とろみ」や「ドロドロ」感のつよいドレッシングって、”さっぱりタイプ”には少ないですよね。

でも、味はさっぱりでもトロミは付けたいとか、クリーミーなイメージにしたいとか。そんな気持ちも出てくるかも知れません。

そんな時は、市販のドレッシングに手を加えてアレンジするのがいいと思います。

でも、上記の増粘剤のような添加物は、産業用なので一般家庭では入手困難

そこで役立つのは、やはり定番の「片栗粉」ですね。

これなら粘度を調整しやすいので、好みでゼリー(ジュレ)状にすることもできます。

でも、単に「片栗粉」をそのまま加えるのには抵抗があるので、水を加えて加熱するでしょうが、これではちょっと扱いにくいですね。

味も薄まりますし、冷ますのも面倒です。

だから、おススメは「片栗粉」を使わず、何らかの粉末タイプの食材をそのまま加える方法。

例えば、白ごまをすって加えるとか、かつお節を入れるとかです。

「とろみ」そのものが生まれるというよりも、結果として流れにくくなるので目的は達しています。

そして、更におススメの方法は、野菜とかを超みじん切りにして入れてしまう方法ですね。

人参、玉ねぎ、キュウリなどなどなんでもOKです。

一種の「具だくさんドレッシング」という感じになりますが、却って栄養も増して一石二鳥。

大根すりなんかもいいかもしれませんね。

もし、味が薄くなるようなら、簡単な調味料を少し加えるだけ。加熱が不要なので簡単です。

場合によっては、既に粘り気のある調味料(味噌、ソース、マヨネーズ、ケチャップ)なんかを足して、粘度を調整するのもありでしょう。

そして、これらのアレンジ方法は、家庭での手作りドレッシングにも応用できます。

自作ドレッシングは、レシピのサイトなどにたくさん掲載されていますので、その方法に独自の手法を加えて粘りを調整

何か、色々と考えていると楽しくなってきますね。

野菜は健康的で食生活の基本。

ドレッシングを工夫して、美味しく食事を楽しんで行きましょう!

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最後までお読み下さりありがとうございました。
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