ボタンダウンシャツの襟のボタンを逆さに留めるスタイルの魅力

近い将来、ボタンダウンシャツの襟のボタンを逆さまに留めるスタイルが流行することを感じています。

ボタンダウンシャツのボタンを逆さにつけるスタイルが流行する

この記事では、そのスタイルの魅力を解説します。

ボタンダウンシャツとは

このスタイルを説明する前に、そもそもボタンダウンシャツとは何かについて触れておきましょう。

ボタンダウンシャツとは、襟の先端部分にボタンがあって、襟をボタンで留めることができる構造になっているシャツのことです。

ボタンダウンシャツとは、襟元をボタンで留める構造になっているシャツ

このシャツを考案したのは、米国ブランドのブルックスブラザーズですが、そのキッカケは観戦中のポロの競技において、選手の服の襟が、風に揺れて邪魔になる姿を見たことによると言われています。

このように機能を考えて作られたシャツがボタンダウンシャツですが、スポーティな側面を持っている一方で、襟もとの見た目の良さなどから、カジュアルなシャツとして着られるようになりました。

従って、通常はネクタイをせず、ジャケットも着ないスタイルが多いのですが、ネクタイを付けてビジネススーツとして着用する姿も一般的になりました。

但し、冠婚葬祭などシーンによっては着用は避けるべきだと言われていますので、注意が必要です。

ボタンダウンを着る場合、襟もとを引き締めて美しく見せるためにも、襟のボタンはきちんと留めるのが普通です。

しかし、イタリアなどではカジュアルなシーンにおいて、敢えてボタンを留めないスタイルも増えて来ているようです。

イタリアなどではボタンを留めない姿も目立つ

具体的な着こなし

では、ボタンダウンシャツの襟のボタンを逆さまに留めるスタイルの、具体的な着こなしを見て行きましょう。

ボタンダウンの襟のボタンを反対に留めて、襟に丸みを作る

写真のように、ボタンダウンシャツの襟のボタンを反対側から留めるのがこのスタイルの特長です。

襟を少し内側に丸めながら留めることになりますので、襟そのものが丸みを帯びた状態になり、その状態が保たれることになります。

襟に丸みが生じることで首回りがソフトな感じになり、与える印象も柔らかくなりますから、よりカジュアルさが強調されます。

襟が丸みを帯びるので、カジュアルさが強調される

実際に作り出される雰囲気は、襟の大きさや形状、デザインによっても微妙に異なって来ます。

しかし、丸めてボタンを留めることから、形状やデザインによる違いはあまり分からず、最も雰囲気・印象に影響を与えるのは襟の大きさになります。

襟のサイズが小さければ、丸まった部分が小さな丸みになり、サイズが大きければ丸まった部分が大きな丸みになります。

従って、スタイルをしっかりと見せたいのであれば、より襟のサイズが大きいボタンダウンシャツの方がよいでしょう。

襟が小さめで、丸みが作りにくい構造だとこのような見た目になる

このスタイルは魅力的か

次に、このスタイルの魅力について考えてみましょう。

そもそも「魅力」と言えば「シャレている」とか「お洒落である」などと見られることです。

そして、シャレている、お洒落であるというのは、着こなしが洗練されたという意味や、明るく華やかという意味、或いは人目を引くといった意味があります。

早速、これらの意味をこのスタイルに当てはめてみましょう。

まず、「着こなしが洗練された」という点ですが、カジュアルさをより追求したと言う意味においては、正に「洗練された」と言う言葉がぴったりと言えます。

ボタンダウンシャツは、襟にボタンが付いていると言う点以外は、シャツとしてはフォーマルシャツの形状をしているのが一般ですから、ビジネスカジュアルなシャツと言えます。

従って、単にボタンを外すだけでは、乱れた着方という印象を持たれる場合もあります。

単にボタンを外すだけでと乱れた印象を与える場合もある

しかし、ボタンを反対に留めることによって、新たな着方が生まれ、少し崩したカジュアルな印象を強調することが可能です。

正に、カジュアルさを追求したひとつの形と言っても良いでしょう。

次に、「明るく華やか」という点ですが、ボタンを逆さまに留めることで、自然に襟が丸みを帯びる形状になることから、見た目の柔らかさが生まれます。

そして、この柔らかさから生まれる雰囲気によって、明るく華やかな印象になると言えるでしょう。

最後に、「人目を引く」という点ですが、襟と言う部位に表現するスタイルであるため、とても目に付きます。

人は誰かと対面する時には、必ずその人の顔を見ますが、その時に一緒に目に飛び込んで来るのが顔周辺の様子です。

インパクトがあるだけに、シャツによっては見栄えが異なるので注意したい

世の中にあるシャツ類の多くは襟部に個性のあるデザインが集約されることが多いのも、首の辺りが目に入りやすいからです。

このように、このスタイルは「カジュアルに洗練されて、明るく華やかで人目を引く」シャレた、魅力ある着こなしと言えます。

カジュアルに洗練されて、明るく華やかで人目を引く

このスタイルの利点は

このスタイルが魅力的であることはお分かりになったかと思いますが、このスタイルには未だ名称がありません。

着こなし方に、襟(collar)を丸める(curl)特徴があることから、カールカラーと呼称すべきだと思います。

実際に、本格的に流行した時には、カールカラーと普通に呼ばれる時が来ることでしょう。

さて次に、このスタイルの利点についてです、魅力そのものが利点という見方もできますが、利点という視点から見た場合、手軽さ、インパクト、ソフトな印象の3つがあります

・手軽さ

お洒落な着こなしが流行る場合、わずかな着方の工夫や、ちょっとしたアクセサリの装着、少しのアクセント(強調)だけというケースがほとんどです。

このスタイルも、単にボタンの留め方を逆にするというものですから、そういう意味ではまさにその類と変わりありません。

しかも、ボタンダウンシャツは今や誰もが所有するようなシャツでもあり、その着方を変えるだけで済むのですから、とても手軽です。

新たにシャツを購入する必要もなければ、特別な準備も必要なく、今まで来ていたボタンダウンシャツを、そのまま使える簡単なところが利点なのです。

・インパクト

そして、このスタイルでは、その特徴が首元に現れるためインパクトが強く、強い個性を表現することができるのが長所の1つです。

誰でも、自分のオリジナルなスタイルを持ちたいと思うものですが、このスタイルは目立つ分だけオリジナリティを出す手段として優れていると言えます。

魅力を説明した箇所で、人目を引くと表現しましたが、目につくからこそインパクトがあり、それがそのままこのスタイルの利点になります。

・ソフトな印象

更に、このスタイルは、一般にトガっている襟先が、ボタンで留められるために目立たなくなり、それと同時に襟そのものが丸みを帯びるため、ソフトな印象が生まれます。

その結果、フォーマルなシャツはカジュアルなシャツの印象が強まり、カジュアルなシャツはよりカジュアルな印象が強調されます。

カジュアルなシャツは、よりカジュアル感が強まる

端的に言えば、ビジネスカジュアルなシャツが、よりカジュアルな傾向になります。

より砕けた、ソフトな印象を生むのがこのスタイルの特長であり利点なのです。

漠然と着用すると丸みが協調されない。襟に丸みがでるように襟の形状を整えた方がソフトな感じになる

ボタンダウンがビジネスとしても着られるようになったのと同様に、将来はこのスタイルも一部のフォーマルな場でも着られるようになるかも知れません。

特に、クールビズなどが強く推奨されている職場では、より受け入れやすくなることでしょう。

ビジネスの場でも受け入れられるようになるかも知れないが、第一ボタンを留めるとまた違った印象になる

シャツによって違うが

以上、このスタイルの魅力や利点を見て来る中で、色々なシャツの姿を見てきました。

見た目が良い場合もあれば、いま一つという場合もあったかと思います。また、好みによっても異なるかと思います。

わたし個人としては、襟が大きめできれいなカーブをえがけるシャツの方がきれいに見えると思います。

きれいに見せるコツとしては、単に逆さまに留めるだけではなく、留めたあとに襟の形状を丸くなるように整えるところにあります。

上記に掲載した写真においても、色々な形状がありますが、丸みを整えるようにした襟の方が、きれいに見えたと思います。

いずれにしても、自分の好みに合ったシャツで、この「カールカラー」を表現してみるといいでしょう。

流行の予感

最後に、なぜこのカールカラーというスタイルが流行する予感がするのかについて触れておきます。

私がこのスタイルの記事が流行すると感じたのは、普及率などの具体的な数値を根拠にしている訳ではなく、むしろ直観的、感覚的なものに依ります。

従って、明確な根拠をと問われれば説明が難しいのですが、敢えてあげるならば、上記で説明した通り、カジュアルな着こなしを表現するのにはとても手軽な方法であり、且つ、見た目の魅力があるからに他なりません。

そもそも何かが流行する場合、最初は取り入れられないことでも、誰かが他の人の姿を真似て行くうちに徐々に浸透し、あることをキッカケとして一時に広まるものです。

このスタイルも、広まるキッカケが何であるかはハッキリ言えるものではありませんが、魅力あるスタイルですから、一時に広まると感じます。

昨今、デザインは同じだけど、左右の色が異なるソックスやシューズを履くのが流行していますが、もし少し前であれば単に「その靴下、揃ってないよ」などと言われていました。

しかし、皆がそうした履き方をするようになってそれは不自然でも何でもなく、流行として当たり前のように受け入れられました。

このスタイルもこれと同様であると強く感じ、早ければ2020年には巷で広く見かけるようになると思っています。

この記事は未だそれほどの流行に到っていない現在に書き下ろしているわけですが、そんな日がいつ来るのかと、今から楽しみです。

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