中国語の基礎。絶対覚えておきたい吗(ま)という漢字の意味と用法。

中国語の文章を見ると少なからず出てくる漢字が「吗(ま)」です。

また中国人同士の会話を聞いていても、「~ま」という発音がしばしば耳に入ってきます。

覚えておきたい吗という漢字

これらの「吗(ま)」は、選択疑問を表現するための基本的な言葉なのです。

吗と言う漢字

さて、中国で頻繁に使われる吗という漢字ですが、日本では現在使われていません。

従って、この漢字を使った熟語などもありませんし、常用漢字でもありませんが、シフトJISには登録されています。

この字は、簡体字が使われている中国の文字ですから、台湾では繁体字である嗎が使われています。

字体が異なるだけで、基本的に文法や用法、意味などは全て同じです。

疑問として用いる

では、中国語での吗という漢字の使い方についてですが、ひと言で言えば選択疑問の表現で用います。

日本語で、「~です」と言えば普通の肯定文ですが、この文末に「か」をつけると「~ですか?」となって疑問文になります。この場合の「か」に相当するのが中国語の吗です。

例えば、尓是中国人と言えば「あなたは中国人です」の意味ですが、この文末に「吗」をつけると你是中国人吗?となって、「あなたは中国人ですか?」の意味になります。

この例のように吗は、イエスかノーかの答えを問う選択疑問文として、その文末に付ける形で頻繁に使います。

覚えておきたい用法

ところで、吗は選択疑問の表現で頻繁に使われますが、他にも用法があります。

覚えておきたい用法は、反語の表現と、前後の言葉をつなぐ語気としての用法です。

いずれも日本語の方が理解しやすいので、日本語を例に説明しましょう。

反語の表現は詰問などに用いますが、基本的には疑問の表現と同じです。例えば

まだ済ませていないことがあるのか?」とか「まだ実施していないのか?」「これは当たり前ではないか?」「君は持っているじゃないか?

などと言えば、これらは表現としては疑問ですが、実際には質問しているわけではありません。

あくまで詰問している表現ですから、相手に質問の答えを求めている訳ではないことがよく分かると思います。

また、前後の言葉をつなぐ語気としての用法ですが、「~でしょ?だから~なんだよ」のような会話における「でしょ?」に当たる部分がこれに相当します。

「でしょ?」は疑問の表現ですが、答えを求めているのではなく、続く言葉との結びつきとして使われいます。

この場合、吗に相当する「でしょ?」が、前後の言葉の結びつきをつなぐ役割をしていることがよく分かると思います。

これら、反語の表現と、前後の言葉をつなぐ語気としての用法は、いずれも疑問文と同じように文末に吗を付けるだけです。

どの意味になるかは語調やシチュエーションで判断することになります。

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