中国語の会話力やリスニング力を付ける勉強なら、この方法が一番。

2006年に初めて中国に行ったことがキッカケになって、中国語を学ぶようになったのですが、独学で学習を進めながら力を入れてきたことは、実践力、つまり文法よりも聞き取る力(リスニング)や話す力(スピーキング)を重視した取り組み方でした。

中国語を学ぶなら、実践力のある力を付けることが何より大事

その結果、実際にコミュニケーションをとる場面では、とても役立つ力が付いたと自負しています。

これから、中国語を学ぼうと考えている方にはぜひおススメしたい方法です。

中国語を学ぶきっかけ

私が中国語を学ぶきっかけになったのは、友達とたびたび上海へ行く機会があり、何度も現地の人と接した経験から、直接コミュニケーションを取りたいと思うようになったことからでした。

しかし、そう思う反面、学生時代には全く学んだ経験のない私が、実践で使える中国語を学ぶには、少しハードルが高いと感じていましたので、どういう学習方法が一番よいものかと迷ったものでした。

外国語を学習する場合、例えば、日本の従来からの英語教育における学習方法などでは、文法力は身に付いたとしても、実践的な力はあまりつかないだろうという思いがありました。

また、ネイティブの子供たちは幼児でも立派な母国語を話す姿を考えると、自然に吸収することが重要だろうとも感じていました。

中国人とのコミュニケーションでは漢字による筆談がある程度可能であることを経験していた私は、とにかく文法よりも音から学ぶことが何より大事だと考え、音を中心とする学習法を徹底しようと決めたのでした。

従って、文法は基本的な事項のみを学ぶこととして、発音に関する四声(イントネーション)やピンイン(ローマ字による発音表記)といった基本を学んだ上で、あとは徹底して耳から音を入れることに努めて来ました。

私の中国語レベル

現在では、今まで学習してきた結果として、会話力が付くなど、実践で役立つ力がかなりついたと自負しています。

もちろん今でもまだまだ勉強中なのですが、日常の簡単な会話であれば、ゆっくりと話せばネイティブの人と話すことができるようになりました。

2013年に合格した中国語検定3級においては、文法100点満点中69点(合格基準点65点、平均点62.9点)、ヒアリング100点満点中95点(合格基準点65点、平均点56.6点)でしたが、この結果をみても、圧倒的にヒアリングの力の方が、身に付いていることが分かると思います。

また、面白いエピソードがあって、中国人に話しかけたところ、相手から中国人と間違われるというような経験も2度ありました。リスニングで身に付いた自然な話し方が、結果として、相手から見てネイティブの自然な会話に聞こえたのだと思います。

具体的な勉強法

では、私が実際にどのような学習方法を実践して来たかですが、基本は音を耳に入れることで、具体的には「音声教材の利用」「動画配信の利用」「ネイティブとの会話」の3つです。以下、それぞれについて説明します。

音声教材の利用

これは、市販されている学習用の教材のうち、CDなど音声を再生できるメディア付のものを購入して、とくかく、ひたすら繰り返し再生して聞くことです。その際、より自然な会話やフレーズが収録されたもの、基本的な表現を多く含む物を選ぶことをおススメします。

大事なことは、とにかく何度も何度も繰り返し聞くことで、それこそ、耳から離れない、全部暗記してしまうくらい繰り返します。そして、教材も内容の異なるものや、レベルの異なるものを何種類も用意しておくことが望ましいです。

私の場合は、電車通勤をしていた時も、自動車通勤をしていた時も、移動時間をよく利用して聞いていましたが、毎日欠かさず一定以上の時間をこのリスニングに費やしていたので、結果として大きな成果につながったのだと思います。

世の中には色々な教材が販売されていますから、自分の好みのものを選べると思いますが、もし中国へ行く機会があれば、日本では入手が困難な色々な教材を購入できますので、その時に良い教材を探してみるのも良い手だと思います。

私もいくつか現地で買った本やCDを利用してきましたが、自然な会話が収録された教材などがあって、とても役立ったと思っています。

動画配信の利用

今やネット上には様々な情報がありますので、中国語の学習に役立つサイトはたくさん存在します。それらのサイトには学習をサポートする専用サイトもありますし、辞書や翻訳サービスなどもありますので、色々と役立てることができます。

そんな情報がたくさんある中で、私がおススメしたいのが動画配信サービスの利用です。なぜかというと、中国には動画を無料配信するサイトがいくつもあり、その殆どのコンテンツでは、動画の中に字幕が一緒に含まれているからです。

字幕といっても外国語ではなく、中国語そのもの、つまり、音声と同じ内容の漢字が表示されるので、耳と同時に目で漢字を追いながら視聴することができるのです。

何が便利かというと、耳で聞いている「音」と、目で見ている「文字」とが常に結びついてインプットされるため、知らず知らずのうちに、音と文字が自然な形で吸収されて行くことです。

そして観ている最中に聞き取れない音声、いわゆる「拾えない音」があったとしても、漢字を見ていることで「文字」からその内容を認識することができるので、コンテンツの内容を理解しやすくなるのです。

私の場合は、バラエティ番組やドラマ、映画などをよく見ていますが、楽しみながら自然と学べることが何よりの利点ですし、ドラマなどでは、シチュエーションに応じた言い回しやフレーズを、自然な形で覚えるので、とても理想的な学習といえます。

初心者にとっては少しハードルが高いと感じるかも知れませんが、はじめは意味がよく分からなくても、見ていて楽しいコンテンツを探して、たとえ理解が浅くても、機会をみて少しずつ視聴することをおススメします。

知らないうちに自然と吸収して行くものですから無駄にはなりません。乳幼児は親の言葉に常に触れていることで、耳から自然と言葉を覚えますので、これと同じことです。理解の度合いはあまり気にせず、楽しみながら視聴することを心掛けたいものです。

私が特に好んで見る番組はドラマですが、好きなジャンルでストーリー展開の面白い物を探すと、とても見ごたえがあって、楽しみながら学習でき、しかも自然と身に付くので、これほどよい教材はないと感じています。また、言語だけではなく、生活習慣や文化、価値観など、同時に身に付くことも多いのもメリットですね。

配信されている動画を観る上で、1つだけ注意すべき点は、音声と字幕が若干ことなる場合があることです。

ネット配信動画に限らず、中国で放送されているテレビ番組でも同じなのですが、生放送などの一部を除いて、ほとんどすべての番組では漢字の字幕が常に表示されます。

それは、広大な国土を持つ中国では、方言がたくさんあって、同じ漢字でも読み方が様々あるため、理解を助けるために漢字を表示しているようです。従って、発生された音声に対する漢字は、時として標準的な適切な表現に改められることがあるのです。

【関連記事】外国語、特に第二外国語の学習には電子辞書がとても便利

中国の動画配信サービスはPPTVをはじめ、さまざまなものがありますが、知り合いの中国の方がいれば、その人に聞いてみると色々と知っていると思います。パソコンでもスマホでも視聴が可能なので、まずは、いろいろ見てみるとよいでしょう。

ネイティブとの会話

さて、何と言ってもコミュニケーションを取れるようにするには、実践が一番です。今や日本にいる外国人で、最も多いと言われているのが中国人ですから、身の回りのどこにでも中国人はいます。ある意味、中国語を習得する上では恵まれた環境とも言えるわけですから、これを利用しない手はありません。

私の場合は、街中でもどこでも相手が中国人だと分かると、気軽に声をかけるようにしています。

你是中国人吗?(中国の方ですか?)
你从哪里来?(どちらからいらしたのですか?)
你来日本多少年了?(日本に来て何年になるのですか?)
我学习中文。(私は中国語を勉強しています。)
你住在哪儿?(どちらにお住まいですか?)

何て感じですね。

中国人は、日本全国どこにでも住んでいますし、観光地や行楽地、ショッピング街にもいっぱいいて、場所によっては日本人よりも多いんじゃないかと思うくらいたくさんいます。恐らく、英語を母国語とする人よりも多くいるでしようし、自然と中国語を学ぶ環境ができているともいえますので、積極的に利用したいものです。

中国人と聞いてあまり良いイメージを持っていない人もけっこういるようですが、個人個人を見た場合、そうそう悪い人はいないと思います。

思わぬ出会いで仲良くなれたなんてことがあれば、SNSなどで交流を続けて行くことができるかも知れませんし、そうなれば中国語学習の上で強い味方・協力者になってくれる可能性も出てきます。ネイティブの方を見かけたら、積極的に声を掛けたいものです。

【関連記事】私が中国語を学ぶキッカケになった中国語学習の意義の大きさ

以上、私が取り組んできて、今も取り組み続けている中国語学習方法を紹介しました。

とにかく、実践力を付けるための大きな力になると思いますので、大いに参考にしてもらいたいと思います。

中国は、古来から日本との大きなかかわりを持ってきた国でもありますし、文化や歴史をみても、日本とはお互いに大きな影響を与え合ってもいます。何より「漢字」という同じ文字を使っているとても縁の強い国でもあります。

そんな日本にとって関係の強い中国ですから、そこの国の言語についても強い関心をもちつつ、しっかりと学んで行きたいものです。

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