私が中国語を学ぶキッカケになった中国語学習の意義の大きさ。

私が独学で中国語を学ぶようになったのは、もう10年以上も前のことになりますが、学ぼうと思ったのにはキッカケがありました。

最初のキッカケというのは、当時、何度も中国へ足を運ぶようになって、現地の人と接する機会が増えたことでしたが、そのキッカケが実際の学習に結びつくのには、大きな動機付けがありました。

中国語を学ぶ動機付けにはいくつかの要素があった

その動機付けとは、中国語を学ぶことには大きな意義があるとの認識を持ったところにありますが、その認識に到るにはいくつかの要素がありました。

何度も訪中

別な記事にも書いたことがありましたが、友人と一緒に上海へ行く機会が何度もあり、訪れるたびに現地の人と接したことが最初のキッカケとなりました。

現地の人と触れあう度に、そこでコミュニケーションを取りたいと思うようになったのですが、英語を話せる人は少なく、話せても片言であるため意思の疎通が困難で、特に年配者においてはABCすらも分からないような人も多数いました。

国際公用語が英語だと認識していた私は、英語が役立たないそんな現実を見ては、衝撃にも似た感覚を覚えると同時に、今後、現地の人と接する機会があるのであれば、中国語を覚えるべきではないかと考え始めたのでした。

漢字が接点

漢字で筆談

そして何度も何度も訪中を繰り返す中で、私が取っていたコミュニケーション方法は、筆談によるやり取りでした。

当然、中国語を知らなかった私にとっては、日本の漢字を並べて見せ、その後、相手に筆談してもらった中国語の漢字を見ては、意味を推測するということの繰り返しでした。

そこで感じたことは、漢字という文字そのものには、一字いちじ意味があるので、こちらが書いた意味をだいたい理解して貰えることと、相手が書いた中国語も漢字からおおよその意味が憶測できるケースが多いということでした。

そして、漢字という共通の文字を接点として、日本人と中国人はつながっていることを強く実感すると同時に、小学生から慣れ親しんできた文字「漢字」を知っているということは、他の第三国と比較した場合に、中国語の学習において極めて有利であるという強い認識でした。

ゼロから学ばずに済む

もしアメリカ人が中国語を学ぼうとした場合、アメリカ人には記号のようにしか見えないような未知の文字「漢字」をゼロから覚える必要があります。

このことは、日本人がハングル文字やアラビア文字を見てもサッパリ分からなことからも、良く分かります。

しかし、日本人の場合は中国で使われている漢字の多くを既に知っているだけでなく、文字が持つ意味も基礎知識として持っているのです。

つまり、日本人の場合は、他の外国人と違ってゼロから学習する必要はなく、学習を開始する時点で既に、とても有利な立場にいるということです。

その強い認識を持った時に頭に浮かんだことは「こんな有利な立場にありながら、学ばないのでは勿体ないのではないか」という思いでした。

中国と日本とでは、漢字という同じ文字を使用していることは、小学生の頃から知識としては持ってはいましたが、現地でのこういう経験があったからこそ、文字が共通であることの利点を実感できたのです。

漢字への興味

このように、使用している文字が共通であることが、中国語学習への意義を感じさせてくれ、同時に学習への意欲を持たせてくれた大きな要因の1つになったのでした。

実際、漢字に対する興味は中国語を学ぶ前と比べてかなり強くなったので、ひらがなの由来の漢字を記事にした時も、元の漢字を意識しながら調べました。

また、蹴球や籠球など球技の日本語表記を記事にした時も、名前の由来も考えてみたかったので、中国語の表現についても調べて併記しました。

更に、霧と靄(もや)と霞の違いや、固いと硬いと堅いの違いを記事にした時には、その漢字の語源という視点に立って見つめるようになり、漢字という文字が、更に興味深く思えるようになりました。

周りに中国人が多い

身近に多くいる中国人

さて、何度も訪中を繰り返す日々を送っていると、自然と中国人を意識するようになって行きました。

そして、改めて意識してみると、日本で日常生活を送っているだけでも、いかに中国人と接する機会が多いかを思い知らされました。

もちろん、訪日する中国人は年々増加して、もの凄い人数になっていることは以前からも知っていましたし、実際に多いなぁと感じていたこともありました。

しかし、意識していると身近なところにどこにでもいる、極端な言い方をすれば毎日のようにどこかで接しているくらい多くの中国人が日本にいることをより強く自覚できたのです。

コンビニで買い物したらレジの人が中国人留学生であった、
街中を歩いていたら中国語で会話をする人達とすれ違った、
観光地へ足を運んだら中国人旅行客がたくさんいた、
行楽地へ行ったら中国人だらけだった、

などといった経験は誰にでもあると思います。

中国人の場合、日本人と同じ黄色人種であるため、パッと見ただけでは分かりにくいだけで、意識しているといかに多いのかが、本当によく分かります。

そんな日々を通して思ったことは、中国語をマスターできたら、日本にいるこれだけ多くの中国人とコミュニケーションをとる機会を広げられるということでした。

中国語を学ぶ環境が整っている

そして頭に浮かんだことは、これだけ多くの中国人がいるということは、中国語を学ぶ環境が整っているということではないかという思いでした。

学生時代、英国に行った時に、現地で多くのスペイン人やイタリア人とも知り合いになって、スペイン語やイタリア語に興味を持ち、少しカジッタことがありました。

しかし、日本にいると、スペイン人やイタリア人と接する機会などまず無いので、会話をする機会もなく自然と興味は薄れて行きました。

それに比べて中国語の場合は、日本にいても会話をする機会がものすごく多く、学んだことが無駄にはならないのだと強く感じたのでした。

以前、ある英会話スクールの宣伝文句に「英語ができると〇〇億人と会話ができる」といったフレーズがありましたが、英語ができても、英語が不得手な十数億人の中国人とは会話はできません。

そして、日本に暮らす限り、最も接することが多い外国人は中国人ですし、そこで必要なのは英語よりもむしろ中国語です。

このように、身近に多くの中国人がいて、会話をする機会にも恵まれ、実践で学べる環境も整っていることから、中国語学習をする意義は大きいなと強く感じたことも、中国語学習に取り組むようになった要因の1つでした。

歴史的に長い関係

ところで、漢字という共通の文字を用いている点と、身近にとても多くの中国人がいる点から、強く中国語を意識するようになってから、改めて中国と日本との関係に目を転じた時、日本の歴史の中で、如何に中国が深く関わって来たかを再認識させられました

戦後の日本は、一時期アメリカの占領下におかれたことから、何十年にも渡ってアメリカの影響を最も強く受けて来ていましたし、実際に現在でもアメリカとのつながりはとても強いものがあります。

しかし、千年、二千年という長さで歴史をさかのぼった場合、日本は中国とのつながりが最も大きく、その影響も多大です。

上記で触れた漢字についても、中国(漢の時代)から伝わって来た文字ですし、日本人の精神面は、儒教、道教、仏教といった中国からの教えや思想の影響を強く受けて形成されたといっても過言ではありません。

また、文化や伝統なども、中国から伝わって来たものや、その影響を受けているものは数限りなくあります。

そういった中国との関係は、歴史的にも古くて長期に渡って続いて来たものであり、その影響もさまざまな分野に及んでいますが、こうした事実は学校で習っていましたし、当然知っていたことでもあります。

しかし、意識を持って考えたことがなかったことから、その影響がいかに大きいことかという認識を持てずにいたのです。

つまり、中国との関係が深く、その影響がいかに大きいかということを再認識したことで、中国語学習の意義を感じ、学んで行こうとした要因のひとつになったのでした。

まとめ

以上述べてきたように、中国語を学ぼうと思った要因がいくつかあった訳ですが、学び続けて来て振り返った時、語学としてだけではなく、歴史や文化、民族などの知識も備わりましたし、却って日本という国を再認識するキッカケにもなりました。

また、視野を広く持つようにもなりましたし、多くの中国人と知り合いになってコミュニケーションも取れるようになり、精神面でも豊かになったと感じています。

もし、中国語を学ぼうと考えている人がいましたら、迷わず励んで欲しいと思います。日本と関係の深い中国だからこそ、その言語を学ぶことで得られるものはとても多いのです。

私が取り組んできた勉強法は、単なる教材を使うだけのものとは違いますが、実用を重視してきた分だけ、実際のコミュニケーションにおいてはとても自信があります。

他の記事にその勉強方法を記載していますので、興味のある人はぜひ参考にして下さい。

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