オブセ牛乳「みるくもち」と「いちごもち」は、共にもちもちとした食感ですが、どことなく上品な味でとろけるような美味しさです。
実際に、オブセ牛乳とのコラボ製品を色々と食べてきた私が、これらの魅力を伝えます。
目次
オブセ牛乳みるくもち・いちごもちとは
さて、そもそも「オブセ牛乳みるくもち」や「オブセ牛乳いちごもち」を知らない人もいるかと思いますので、簡単に説明しておきましょう。
商品名にある「オブセ牛乳」は、信州小布施町で生まれた地元ならではの牛乳で、この牛乳をもちの生地に使用した商品が「オブセ牛乳みるくもち」と「オブセ牛乳いちごもち」です。
原材料のオブセ牛乳は、こくのある牛乳を製造するために、殺菌方法「80℃で15分」にこだわった地元で定評の牛乳です。
我が家でも、いつも愛飲しています。
このオブセ牛乳を使って数々のコラボ製品を生み出してきたのが、地元長野にある株式会社マルイチ産商です。
そして、そのコラボ製品のひとつとして誕生したのが「オブセ牛乳みるくもち」と「オブセ牛乳いちごもち」です。
商品の企画はマルイチ産商ですが、「オブセ牛乳みるくもち」と「オブセ牛乳いちごもち」を実際に製造しているのは久保田製菓という有限会社で、両者の共同開発によるこれらの製品が誕生しました。
久保田製菓有限会社は、飯田市に拠点を構える半生菓子を手掛ける企業で、餅類の菓子を多く生み出してきた実績のある製造業者です。
「オブセ牛乳みるくもち」と「オブセ牛乳いちごもち」は、まさに地元信州が生んだお菓子なのです。
ちなみに、オブセ牛乳は知る人ぞ知る牛乳で、地元では根強い人気がありますが、これを使用したコラボ製品も多岐に渡っています。
オブセ牛乳を使用したコラボ製品については、下記の記事に詳しく記載していますので、興味のある方はご覧ください。
商品の詳細について
さて、実際に食べてみて感じた魅力に触れる前に、「オブセ牛乳みるくもち」と「オブセ牛乳いちごもち」について細かくまとめておきましょう。
「オブセ牛乳みるくもち」について
まず最初は、オブセ牛乳みるくもちについてです。
・基本情報
オブセ牛乳みるくもちの、商品の基本情報は下記の通りです。
商品名:オブセ牛乳みるくもち
JANコード:4971679203466
販売者:株式会社マルイチ産商
製造者:久保田製菓有限会社
内容量:9個
この商品の外装パッケージは、他のオブセ牛乳コラボ商品と同じく、オブセ牛乳をイメージしたデザインになっています。
一袋に小さめの餅が9個なので、一度に食べれちゃう分量です。
・原材料
次に、オブセ牛乳みるくもちの、原材料についてです。
麦芽糖、砂糖、食用乳化油脂〔食用油脂、還元水飴、加糖練乳、脱脂粉乳、
卵白(卵を含む)〕、餅粉、水飴、牛乳(長野県産)、澱粉、ゼラチン/トレハロース、増粘剤(加工でん粉)、炭酸カルシウム、乳化剤、糊料(カラギーナン)、香料
アレルギー物質は、乳、卵、ゼラチンの3点が含まれています。
上記の「牛乳(長野県産)」が、もちの生地に使われているオブセ牛乳のことを意味します。
上記のトレハロースとは、ぶどう糖2分子が結合した二糖類の1つです。
カラギーナンは、紅藻類から抽出される多糖類ですね。
・栄養成分
オブセ牛乳みるくもちの栄養成分(100g当たりの目安の量)は、下記の通りです。
エネルギー:300[kcal] たんぱく質:3.0[g] 脂質:6.9[g] 炭水化物:56.5[g] 食塩相当量:0.01[g]
「オブセ牛乳いちごもち」について
次は、オブセ牛乳いちごもちについてです。
・基本情報
オブセ牛乳いちごもちの、商品の基本情報は下記の通りです。
商品名:オブセ牛乳いちごもち
名称:半生菓子
JANコード:4971679203473
共同開発者:株式会社マルイチ産商
製造者:久保田製菓有限会社
内容量:9個
この商品もオブセ牛乳みるくもちと同じく、外装がオブセ牛乳をイメージしたデザインです。
「オブセ牛乳みるくもち」の色違い(紅白)のようなパッケージになっていますね。
・原材料
次は、オブセ牛乳いちごもちの、原材料についてです。
麦芽糖、砂糖、いちごフィリング(植物油脂、水飴、砂糖、いちごジャム、その他)
餅粉、水飴、牛乳(長野県産)、澱粉、ゼラチン/トレハロース、香料、
着色料(コチニール、紅麹)、酸味料、乳化剤、増粘多糖類、酸化防止剤(V.E、V.C)、pH調整剤
アレルギー物質は、乳、卵、ゼラチンの3点です。
上記の「牛乳(長野県産)」が、餅の生地に使われているオブセ牛乳のことですね。
いちごフィリングのフィリングとは、”詰め物”のことを意味します。
この商品のイチゴ味を生み出しているペースト部分と言えるでしょう。
コチニールは、赤色の色素である天然着色料のことで、紅麹は赤色をしていて穀類を紅麹菌で発酵させたものです。
・栄養成分
オブセ牛乳いちごもちの、100g当たりの栄養成分(目安)についてです。
エネルギー:298[kcal] たんぱく質:1.8[g] 脂質:2.1[g] 炭水化物:68.0[g] 食塩相当量は0.02[g]
実際に食べてみた味は
とろけるようなやわらかさ
さて、実際に食べてみた感想です。
まず、「オブセ牛乳みるくもち」と「オブセ牛乳いちごもち」の両方に共通して言えることは、とてもやわらかいことです。
もちもちした食感で、まろやかな感じ。まるでつきたてのお餅を食べているようなとろけるような感覚なんです。
餅類ってどうしても時間の経過と共にかたくなってしまうものですが、全くそれを感じさせないんですね。
賞味期限が90日と言いますから、それだけの期間、やわらかさを保つって凄いと思います。
さすがに、長いあいだ餅類をはじめとした半生菓子を作ってきた実績ある製造者だけあって、そこら辺の優れたノウハウを持っているのでしょう。
また、一個一個を丁寧にパッケージ化したのにも理由があると言えます。
空気に触れればかたくなることは容易に想像つきますからね。
とても上品な味わい
そして、個別パッケージがあることで、上品な感じが生まれて、結果として高級感も表に出ています。
実際に食べていても、上品な味わいです。
「オブセ牛乳みるくもち」も「オブセ牛乳いちごもち」も、基本は外側が餅で出来ていて、その中はみるくクリームやいちごクリームをマシュマロで包んだ構造なんです。
色としては、「オブセ牛乳みるくもち」は全体が白でまとめられ、「オブセ牛乳いちごもち」は赤でまとめられています。
しかし、実質的な味を決めているのは中のクリームで、外側の餅は基本的に同じ味です。
外側の餅は、ほんのりと甘さがあって、例えていえば、伝統的な和菓子である素甘(スアマ)をシンプルにした味ですね。でも、素甘よりもやわらかいです。
それで、この商品のポイントは商品名に「オブセ牛乳」を冠しているところで、この餅の生地にオブセ牛乳を使っているとのこと。
でも、残念なことに、実際に食べたところでは、オブセ牛乳の味わいを感じることができませんでした。
オブセ牛乳のコラボ製品は種類が豊富ですが、どれも基本路線は、オブセ牛乳の味わいを活かすこと。
この商品にはそれが活かされていないのが、何とも口惜しいところです。
まぁ、結果としては、とても美味しい餅菓子としてまとまっていますので問題なし。
と言うよりも、むしろかなり美味しい餅菓子って感じです!
しかも、小さいながら個別パッケージで、3層構造。
高級感のある上品な味であることには違いありません。
実際の味は中身のクリームによる
さて商品の味ですが、事実上、中にあるクリームで決まっています。
「オブセ牛乳みるくもち」なら、みるくクリームで、「オブセ牛乳いちごもち」ならいちごクリームです。
外見上の色の違いはほとんど関係ありませんね。
結局のところ、クリーム付きの餅菓子。クリームが味を支配しています。
で、「オブセ牛乳みるくもち」は、その名の通り、甘いみるくクリームを含んだ餅。
クリーミーな味わいなのですが、結局これが生地に含まれるオブセ牛乳の味を殺してしまっているんです。
恐らく、製品開発のコンセプトに、オブセ牛乳の味わいを活かことは無かったのでしょう。
そういう意味で、オブセ牛乳のファンでもある私としてはちょっと複雑な心境。
でも、美味しいものは美味しいから結果はOKかなとも思えます。
それでもう一方の「オブセ牛乳いちごもち」ですが、イチゴが持つちょっとした酸味との相性が抜群ですね。
イチゴってみるくとの相性がいいと言われていますが、それがそのままこの商品になっている感じです。
割と濃厚な味わいなので、「サッパリ味」が好みの人にはあまり向いていないかも知れません。
でも、イチゴの味わいがしっかりしている点はいいと思いますよ。
で、この「オブセ牛乳みるくもち」と「オブセ牛乳いちごもち」は、大きさが同じ紅白の餅なので、お祝い事なんかにも適しています。
紅白餅って何かお祝いをする時に使われますが、そんな場合のちょっとした演出なんかにも便利。
上品で高級感を兼ね備えているので、なおさらです!
値段や購入方法は
最後に、これら餅菓子の購入の仕方ですが、県内在住なら普通のスーパーがいいです。
特に、地域に根付いたツルヤやデリシアがいいですね。長野ならドンキホーテにも置いてあります。
ただ、同じ系列の店でも扱っていない店舗がありますから、もし見当たらなくても他の店舗なんかを探してみると見つかります。
でも、全国展開しているスーパーなどでは基本的に扱っていませんね。
長野県内の各種お土産屋などでも扱っている場合があります。
もし、小布施町に行く機会があれば、ツルヤ小布施店がとても便利です。オブセ牛乳のコラボ商品を豊富に取り揃えていますからね。
ちなみにドンキホーテの場合、どちらも1袋198円(税抜き)で販売されていました。
もし、長野圏外ならオブセ牛乳の公式ネット通販から購入できます。
この通販なら、どちらか12袋入りのまとめ買い(通称、大人買い)も)でできます。(3,110円・税込み)
「オブセ牛乳みるくもち」6袋と「オブセ牛乳いちごもち」6袋、合計12袋のまとめ買いセットもありますよ。(3,110円・税込み)
もし東京などにお住まいなら、東京にある銀座NAGANO(https://www.ginza-nagano.jp/)という店も利用できます。
この店は長野の特産物専門店で、オブセ牛乳はもちろんのこと、むオブセ牛乳のコラボ製品を扱っています。
他にも大手ネットショップ(Yahooショッピング、アマゾン、楽天など)で扱っていますが、高いのであまりお勧めできませんね。
大手ネットショップで買うなら、他の菓子類とのセット商品の方がいいかも知れません。
という訳で、今回はオブセ牛乳みるくもち・オブセ牛乳いちごもちを紹介しました♪。
ぜひ、一度食べてみて下さいね~。