交通取締りって何かヘン?!

警察による交通取締りについて、疑問を持っている方も多いと思います。私の場合は、疑問というよりも、もう少し改善できないものか、と思うところがあります。

そもそも、違反をする人は、交通法規を守らない訳ですから、交通取締りに対して弁解の余地はないわけですが、やはり、今の交通取締りの内容には、課題がいろいろあると感じます。

法律のための法律ではない

まず、そもそも取り締まりの対象ですが、悪質なケース、危険なケースをもっともっと、徹底して取締って欲しいと思います。

また、それとは逆に、しっかりと安全運転に努めている人には、もう少し情状酌量の余地のようなものがあっても良いのでは、とも感じるわけです。

交通法規は守ることそのものが目的であるというより、守ることで安全を確保することが第一の目的でしょうから、何でもかんでも「法律だ、法律だ」というのはどうかと思うのです。

安全こそが大事。

よく見聞きするのが、一時停止の交通標識がある場所で「停まった」か「停まってない」かの論争で、「完全に停止してから3秒経過しないとダメ」などと言われているようです。

しかし、停止位置や停止線までの進入速度、減速の仕方や停止後の発進の仕方、安全確認の有無やその内容などが、そこでは全く議論されないのがヘンな話です。

一時停止の標識はどこにでもありますが、場所によっては本来、停止しなくても十分安全を確認できる場所もあるでしょうし、単に3秒停止しただけでは、安全を確認できない場所だってあります。

なので、例えば、安全な一時停止をしていたら、3秒間停止していなくても注意だけにするとか、きちっと3秒間停止していても、安全確認が不十分であれば交通指導をするとか、そんなふうにできないものかと思います。

堂々とできないものか

そしてなんかしっくりしない点は、コソコソと隠れて取り締まることです。

一時停止の取締りも、シートベルトの取締りも、道路わきの見えない場所に隠れて見張っているわけですが、もっと正々堂々と出来ないものなのかと、どうしても思ってしまいます。

まぁ、堂々としていたら、ドライバーは取締りに気付いて、誰も違反をしないですし、そうなったら捕まる人もいなくなって、懲らしめによる再発防止の働きがなくなってしまうので、仕方がないのかなぁとは思いもしますが。

違反を抑制せず、違反をさせて捕まえる

さて、取締りの中でも1つだけ、これはさすがにどうしたものか、と思うことがあります。それは、覆面パトカーなどによるスピード取締りにおいて、後方から接近・追跡してスピードメータで記録して捕まえるわけですが、その際に、わざわざスピードを出させるだけ出させた後に捕まえるのです。

大げさな話との比較になりますが、例えば、街中で刃物を振り回している人がいた場合、警察はその場で取り押さえる筈で、殺傷事件が起きるのを待ってから、捕まえるようなことは決してしません。

それと同じ理屈で、速度超過は、スピードが高ければ高いほど危険が増すわけですから、危険が増加しないうちに制止して捕まえれば良いと思うのです。つまり、安全を確保しつつ、再発しないようにすることを考えれば、いたずらにスピードを出させるべきでありません。

罰金は、公費として必要な財源で、一定額を確保しなくてはならないのが現実としてあり、その分、交通取締りにおいても、一種、数値目標的なところができてしまうと思います。

その結果、どうしても目的と手段が混同されたり、時として、法律上ガチガチになってしまう面が出て来たりしてしまうのでしょう。そんな、仕方がない面があるのは分かるのですが、「何かが違うよなぁ」と、取締り現場に出くわす度に、そんな思いが湧いてきてしまうものです。

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