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切り傷にアロンアルファが有用か試してみた。とても有効な手段だと感じた

切り傷にはアロンアルファが便利でいいよ!」と耳にしたら「えっ!?」と驚く方もいるかも知れません。

私も最初に耳にした時には、「そんなの、大丈夫か!?」なんて思ったくらいですから、驚くのも無理はありません。

その話を耳にしてからは「そんなものか…」と思っていましたが、実際にどうなのかはあまり考えていませんでした。しかし今回、指に怪我をしたことをキッカケに、実際に試してみることにしました。

知ったきかっけ

切り傷などにはアロンアルファを使うのが便利だという話については、以前、「アロンアルファを最後まで使い切るための保管方法はこれ!」という記事でも触れました。

しかし、本当かどうかの真偽については明確にしていないままで、私の頭の中には、ひとつの疑問として残っていました。

そこで今回、実際に試したわけですが、試した結果を説明する前に、以前の記事で触れた内容について簡単に触れておきましょう。

私の知り合いが、通院先の医者から「切り傷の治療にはアロンアルファが役立つ」という話を聞いたことがあり、アロンアルファについて色々話をする機会がありました。

その医者が言うには「医療現場でも医療専用のアロンアルファが使われている」「一般のアロンアルファを使っても問題ない」とのことで、そんな使い方があるのかと思いました。

従って、その話は単に耳にしたと言うだけで、真偽については分かりませんでしたし、実際に試した訳でもありませんでしたから、「実際のところどうなのだろう?」という疑問が残っていたわけです。

今回、試すに当たって、実際に医療用のアロンアルファについて調べてみると、一般の人が購入できない医薬品として存在していて、皮膚を接着する用途の説明がされていました。そしてそこには 速乾させるために必要以上に用いないことと、使用前に接着部は充分止血することが記述してありました。

試行してみて

試したのは先日、親指に裂けた傷があるのに気付き、アロンアルファの話を思い出して、「試せるのではないか」と考えたことがキッカケでした。

この傷は、切り傷ではなく、肌荒れによって生じたと思われる裂けた傷で、傷口としての形状は切り傷に近いので、試してみるチャンスだと考えたのです。

切り傷や裂け傷などは、擦り傷などとは違って、傷口がそれなりに深く、しかも開いてしまうために、完治するまで時間が掛かる上、痛みも結構大きいのが厄介で、実際に、そのような痛みや、なかなか治らないことに悩まされる人も多いことでしょう。

だから、「そんな切り傷などの問題点を解決できるのではないか」と、けっこう期待を持っていました。

今回試した傷は、下の写真の通り、親指の先にできた裂け傷です。血は止まっているものの、傷口は赤くなっていることが分かると思います。こんな状態でも、指先に何かが触れただけで、それなりに大きな痛みが走っていました。

指先の傷は、けっこう神経が敏感なせいか、見た目の傷の大きさのわりに、大きな痛みになるものですし、日常の生活では指先は何かと触れる機会が多いですからやっかいなものです。

処置前の傷口

傷をおってからは少し時間が経過してしまっていたので、傷口周辺の皮膚は既に、少し硬くなってしまっていましたが、今ならまだ効果が得られると判断しました。

さて、実際に接着する時は、内部の赤い部分に接着液が付着しないように注意しながら処理しました。

医療用のアロンアルファでさえ、「止血してから」との注意事項があるくらいですから、傷に直に接触することは避けるべきだと考えたからです。

また、開いた傷口がきちんと合わさるように、できるだけ寄せた状態で接着するよう試みました。

しかし今回は、接着するタイミングが時期的に少し遅かったこともあり、既に傷口周辺が少し硬くなってしまっていた分だけ、傷口をきれいに合わせた状態にすることはできませんでした。

また、他の人に手伝って貰わないで一人で処理したため、片手しか使えず、その影響もきれいに接着できなかった要因として挙げられるでしょう。

処置をした直後の状態

実際にアロンアルファを付けて固まった直後に撮影した様子が上の写真ですが、この処置によって傷口が固定されたため、指に触れた時に生じる傷みが和らぐと言う効果をすぐ得ることができました。また、傷口の開きもかなり防ぐことができました。

その後、2日経過すると、赤い部分はなくなると同時に傷みは、ほぼなくなりました。また、開いてしまった傷口がなかなか治らないという過去の経験と比較した場合、かなり早く回復が進んだことを実感できました。

処置後4日目の状態

そして上の写真が処置後4日目の状態ですが、この段階では、この類の傷口特有の痛みは全くなくなりました。

ただし、傷跡が残っているのが分かると思いますが、この種の傷の特徴として、傷跡が完全に元に戻るまでには時間を要することを考えると、早い段階で痛みが和らいで、傷口が早めにふさがったという点では、大きな効果が得られたと言えるでしょう。

まとめ

今回、切り傷などにアロンアルファが有効なのかどうかを試してみましたが、有効な手段だという結論に到りました。

ちなみに、私が今回行った処置は、皮膚に直接接着剤を付ける方法でしたが、傷口に直接、液剤が触れないようにするためにも、皮膚の外側に小さな布などを当てて、 その上からアロンアルファで接着する方が望ましいようです。

実際に薬用のアロンアルファの場合は、テトロンなどの布で被覆してから用いるような用法を採るように言われています。

以上、今回試した結果について、注意点を含めてまとめると、

  1. 切り傷などの処置にはアロンアルファが有用で、痛みの抑制や早期回復に役立つ
  2. 出血の無い状態で、傷口に直接、接着剤が触れないようにすることが大切
  3. 傷口をしっかり寄り合せた上で接着することが望ましい
  4. 接着時は、他の部位に接着剤が付着しないように注意すべき
  5. 可能であれば、本人以外の人が処理する方が、きれいな処置ができる
  6. 接着剤の傷口への直接的な付着を回避するためには布などを用いるのが良い

という感じです。

一般人は、薬用のアロンアルファを入手することはできないでしょうし、この記事を読んでいる人は、恐らく医師ではないでしょうから、同じように試すとしたら、一般に市販されているアロンアルファを使用することになると思います。

一般に市販されているアロンアルファは、治療目的の製品とは異なりますので、もし試してみるのであれば、あくまで自己責任の範囲で行って下さい。当方では責任をとりかねますのでご注意願います。

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最後までお読み下さりありがとうございました。
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