職場で孤立してしまう8つのタイプの特徴と孤立への対策。

どこの職場においても、周りからどこか浮いてしまって、孤立してしまうような人はいるものです。

どうして孤立してしまうのか、その理由を少なからず自覚できる人もいれば、なぜ孤立してしまうのか、全く思い当たる節がないような人もいます。

しかし、いずれにしても孤立してしまうには、それ相応の理由があります。

職場で孤立する人には色々なタイプがある

孤立してしまうタイプをその理由から分類すると8つのタイプに分けられます。

これらタイプ別の特徴を良く見て、自分自身に当てはめてみれば、どのような要因によって孤立してしまっているのかが見えてくることでしょう。

協調性が無い人

まず、孤立するタイプには協調性が無い人があげられます。

職場というところは何かと協調性が求められるもので、一般の企業などでは、この協調性が人事考課のひとつの対象となっているところも少なくありません。

協調性がないと業務を遂行する上で、円滑さが損なわれやすくなるものなので、重要視されるのもごく自然のことです。

協調性が無い人や、協調性に欠ける人は、どうしても円滑な業務の妨げになるので、周りから見れば疎い存在になってしまうのです。

この協調性について、本人が協調性に欠けるという自覚を持てる人も多いのですが、中には、自分には協調性があると思っていながら、実際は全く協調性に欠けるような人もいます。

自覚の無い人は、本人も気づかないうちに、どこか自分勝手なルールで業務を遂行していたり、周りへの配慮が全くできずにいたりして、結果として「協調性が無い」との見られ方をするようになります。

特に、効率ばかりを重視する人や、自分の担当業務ばかりを中心に考える人は、自分自身が協調性に欠ける行動を取っていることに気付きにくい傾向にあります。

もし「このタイプに当てはまるかも知れない」と感じたら、

どこかで職場のルールを軽視する行動を取っていないか?

とか、

周りへの配慮をきちんと出来ているだろうか?

などと、自問自答してみるとよいでしょう。

仮に当てはまるところがあれば、そういった行動を改善することが大事です。

職場の空気が読めない人

次に、職場の空気が読めない人は孤立しがちとなります。

職場に限らず、私たちが生活する空間には自ずと「場の空気」という物が存在します。

皆が張りつめた空気の中で、真剣に業務に取り組んでいる時に、一人だけふざけた行動をとれば、それはその場の空気を乱すことになります。

また、職場のムードが和やかになってよくまとまって来ている最中に、水を差すような言動をしてそのムードをブチ壊すようなことをすれば、それもまた、空気を乱すことになります。

どのような雰囲気の時にどのように振る舞うべきかを、きちんと弁えて行動できる人は空気が読めるので、周りとも調和して孤立するようなことはありません。

しかし、空気が読めないような人は、どうしても周りとは異なる外れた言動・行動をとってしまうものなのです。

その結果、「この人は空気を読めない人なのだ」と見られて、自然と周りとの距離や隔たりができて、孤立してしまうのです。

ひと口に空気が読めないといっても、その程度は人によって個人差があり、「空気が読めていなかった」と後から認識できるような人もいれば、全くその自覚すら持てない人もいます。

より深刻なのは後者の自覚を持てないケースですが、本人が自覚を持てないだけに、孤立する理由が分かりにくいのです。

従って、もし少しでも「このタイプに当てはまるかも?」と感じたら、自分の行動や発言によって、どこか職場の雰囲気が変わったことが過去になかったかどうかを振り返ってみると良いでしょう。

また、普段の自分の行動や発言によって、周りがどのように反応するのかを注意深く観察してみると良いかも知れません。

当てはまると感じたら、行動や発言に対してより慎重になるよう心掛けることです。

極端に仕事が出来ない人

さて、極端に仕事が出来ない人も孤立しやすくなります。

職場である以上、ボランティアやNPOではありませんから、一人ひとりが職務を遂行し、その責務を全うして行くことが求められます

しかし、極端に仕事が出来ない人は、その責務をきちんと果たしていないという目で見られてしまうものなので、「何だあいつは!きちんと仕事をしていなじゃないか」と思われても仕方がありません。

そのように思われてしまうと、どこかでレッテルのようなものを貼られてしまい、つまはじきにされるように孤立してしまうものです。

但し、仕事の能力や技量などは個人差があって当然のことですし、少しくらい仕事が出来ない程度ではそのようなことはありません。

従って、これを理由に孤立してしまうとすれば、極端に仕事ができないというよりも、仕事の手際が悪すぎるとか、仕事を怠けているとか、仕事に対する姿勢が崩れているなど、むしろ他の理由によって「仕事が出来ない人」と見られている可能性があります。

いずれにしても、

みんな頑張っているのに、なんであの人だけまともに仕事をしていないのに、給料だけは一人前に貰っているのか?

との思いを抱かれてしまえば、それが孤立につながって行きます。

思い当たる節がある人は、「自分は人並みに仕事をこなせているだろうか?」と自問自答してみるとよいでしょう。

もし当てはまる点があれば、仕事ができるできないは別として、けなげに頑張るように努力するとよいでしょう。

人は、たとえ仕事の能力が劣っていても、けなげに頑張っている姿を見れば、見下げるようなことはしないものです。

職場の空気になじめない人

職場の空気になじめない人も孤立する傾向があります。

職場には、その職場独特の雰囲気というものがあります

それは社風の影響であったり、事業部方針から生じるものであったり、或いは組織長のカラーがその組織に強くでている場合もあります。

同じ社内でも部署によって作られる空気やカラーは違いますし、組織長が交替すれば、そこに作られる雰囲気も変わって来ます。

この雰囲気は、業種や職種などによっても異なりますし、また、組織の構成員によっても作られる空気に差がでます。

要するにどんな職場でも、そこには自ずと作られる雰囲気というものがあり、その雰囲気がどのようなものであるかというのは、そこで働く人にとってはある意味とても重要です。

仕事や職場を選ぶ場合、

とても雰囲気が良い職場であったので就職を応募した

とか

雰囲気が悪かったのであの会社に就職するのは止めた

などという会話がされることも多いと思いますが、それだけ職場の雰囲気というのは大事なものです。

世の中には自らがムードメーカーとなって雰囲気を作って行ける人や雰囲気を変えて行ける人もいますが、それはごく一部の人であって、たいていの人は職場にある雰囲に包まれていきます

従って、その雰囲気が自分の性に合わないとか、リズムに合わないという場合などは、どうしても馴染めない部分が生じるものです。

その馴染めない部分というものは、表面上見えないようでも、周囲からは、どこか職場の空気・雰囲気とは違う存在として認識されてしまうもので、それが孤立につながるのです。

このような場合、孤立している本人も、

どこか自分が求める空気とは違う

とか

何か理想の雰囲気とはかけ離れている

といった感覚を持っているものです。

もしそのような感覚があるのであれば、職場の空気に馴染めるような努力をするとか、自らがムードメーカーとなって、職場の空気を変えて行く工夫をするとかが大事でしょう。

それがとうてい無理と思えるのであれば、場合によっては、配属先の変更希望を出すとか、転職も視野に入れた方がいいかも知れません。

職種が合わない人

そして、職種が合わない人も孤立するタイプの一つです。

技術職でありながら営業部門にいるとか、営業職でありながら技術部門にいるなど、状況上、職種の異なる部署で仕事をしている場合などは孤立する傾向にあります。

こうした状況では、ある意味、孤立してしまうのも当然ではありますが、このような組織体制にあるのはどちらかというと特殊なレアケースと言え、会社の方針である以上、仕方がない面があります。

どうしても違和感や強い孤立感があるのであれば、配属先の変更を希望するべきでしょう。

さて、職種が異なる人が同じ部署になるのはレアケースだとしても、営業肌の強い技術屋が開発部門などに配属されて、ある種の違和感を覚えるようなケースは多々あることでしょう。

換言すれば、自分が天職とするような職種とかけ離れた部署に配属されている場合などは、どうしても違和感を覚えるでしょうし、そこには孤立感が発生するものです。

このようなタイプの場合、本人も

現在の仕事の職種は、自分自身に本当に合っているだろうか?

といった疑念は抱いているものですから、少なからず自覚する部分はあるハズです。

こうしたケースでは、自身に向いた職種を考え直すのもひとつの方法ではありますが、簡単に仕事や配属を変える訳にも行かない事情もあるものです。

そうしたタイプの人が職場を変えずに、孤立感を改善しようとした場合、同じ職場の中でも、比較的、自分と肌が合うタイプの人を探してその人との交流を深めて行く、或いは、職種に違和感を覚える中でも、とりわけ自分が得意とする分野や作業などを見つけて、そこを接点として周りと接して行くように努めるなどが考えられます。

人づきあいが悪い人

人づきあいが悪い人も孤立するタイプの一つです。

職場というのは仕事を遂行して行く場所ですから、本来そこに居あわせる人は皆、仕事という接点でつながっています。

しかし、実際にはプライベートのつながりが全くないわけでは無く、人づきあいの良し悪しが人と人とのつながりに影響しますので、人づきあいが悪い人は、孤立しやすい傾向になります。

職場の人と仕事後に一緒に飲みに行く、昼休みに一緒に食事をする、休日などにプライベートな行動を共にするなど、色々とつながりを持つ人も多いと思いますが、孤立する人はこうした仕事と直接関わらないような接点がとても少ない一面があるものです。

その職場が開催する歓送迎会や忘年会、新年会なども、多くの人が参加しても、自由参加ということを理由に、参加しないといった姿も目立ちます。

プライベートはあくまでプライベートなので、

職場にプライベートなことは持ちこみたくない」、

プライベートには触れられたくない」、

プライベートな付き合いは極力避けたい

と思っている人もけっこういるかと思います。

しかし、それが度を越せば「あの人は壁を作っている」と周りから見られて、敬遠されやすくなり、人があまり近づいてこなくなって孤立を招きます。

敢えて、人づきあいをしないようにしている人は別ですが、そうでない場合は今一度

今の自分は、うまく人づきあいが出来ているだろうか?

と問うてみるのが良いでしょう。

そして当てはまる節があるのであれば、一歩踏み込んでプライベートな付き合いを広げてみるとよいでしょう。

人望が薄い人

人望が薄い人も孤立しやすくなります。

人望が厚い人や人徳のある人の周りには自ずと人が集まってくるものですが、これとは反対に、人望が薄い人、人徳の無い人の回りには人は集まりません。

従って、人望が薄い人、人徳の無い人は周りから孤立してしまう傾向が強くなります。

人望や人徳がある人は、周りから見ても引きつけられる要素を持ち合わせているので、ほっといても孤立することはありません。

人望や人徳のある人が孤立してしまっている姿などは、見かけたことがありません。

一方、人望や人徳の無い人は、人を引きつける要素が少ないので、ほっとけばそこにはなかなか人は集まって来ません。いわゆる影の薄い人、存在感の薄い人は、周りから相手にされにくいのです。

こんなタイプの場合は、人望や人徳を備えることが大切ですが、これはその人の内面から自然と生じる要素が強いので、努力だけでは変えられない面があるのは事実です。

しかし、ある程度は努力によっても改善することはできるので、可能な限り、惜しまず努力したいものです。

人はどのような場合に人望や人徳が具わるのかといえば、それは周りに対して何らかの利益をもたらす時に生じるものです。

子供にとって親が絶対的な存在であるのも、学校で教師に威厳が具わるのも、子供を守ってあげるとか、子供を教育するといった、何かしらの利益をもたらしているからです。

もし人が自分のことばかりを優先にして、他人のことを考えてあげないようであれば、その人には徳は具わらないものですが、自分のことばかりではなく、きちんと他人のことを考えてあげる姿勢があれば、そこには幾分の徳というものが具わってくるのです。

思い当たる節がある人は、

自分は周りからの人望があるか?」、

自分には相応の人徳が具わっているか?

を見つめ、必要であれば、周りから慕われるような努力をすることが大切でしょう。

世間的に嫌われる人

世間的に嫌われる人というのは孤立しやすいもので、それが職場であっても同じことです。

つまり、世間的に嫌われるような人は、職場においても、やはり嫌われるようになり、結果として孤立をもたらすのです。

世間的に嫌われる人は色々なタイプがあり、ひと言で説明できるものでもありませんが、簡単に言えば、「あの人とは接したくない」と敬遠される人です。

世間で嫌われるタイプを具体的にあげれば、平気で嘘をつく人、悪口ばかり言っている人、愚痴の多い人、ケチな人、怒りっぽい人などがその典型でしょうが、他にもキリが無いほど色々なタイプがあります。

要は、職場とは無関係に、自分自身に世間的に嫌われる要素がないかどうかを見つめることが大切で、もし思い当たる節があるのであれば、その嫌われる点を改善して行くことが大事でしょう。

まとめ

以上、職場で孤立するタイプを8つあげ、その特徴を示してきましたが、これらはそれぞれ孤立する要因のひとつでもあります。

従って、複数の要因によって孤立を招いているケースも多いでしょうし、たとえ要因自体があったとしても、それが直接、孤立を招いているとは限らない場合もあります。

職場での孤立は、毎日過ごす空間でのことだけに、とても辛いものがあります。自分はどんなタイプで、どんな要因によって孤立してしまっているのかを今一度見つめ直して、ぜひ改善をはかって行きたいものです。

自身を見つめ直す時に大切なことは、たとえ「これは自分には当てはまらない」と思える要因でも、「果たして本当にそうだろうか?」と疑ってかかってみることです。

それは、自分自身でも気づかない、意外な要因が孤立を招いている可能性があるからです。

孤立して先が見えない時は、気分も落ち込みますし、実状以上に強く不安を感じるものです。

しかし、ものごとは、ちょっとしたことがキッカケで大きく好転することはよくあることです。まずは、一歩前進するとの思いで努力してみることが大事です。

もしも、改善が見込めない状況であれば、転職を視野に入れることも必要かも知れません。

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